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なぜノリタケの森は近代窯業発祥の地といわれるのか

11月4日(金)、なごやまち歩き「なぜノリタケの森は近代窯業発祥の地といわれるのか」に参加しました。ノリタケミュージアム学芸員の中井宏美さんを講師に迎え、ブラタモリ風にノリタケを探りました。


先ず、クラフトセンターで工場見学。土器、炻器、陶器、磁器の違いから説明が始まり陶磁器の作り方を学びました。更に、白磁とノリタケの代表製品、ボーンチャイナとの違いと言う講義。ミュージアムでは歴史です。いきなりノリタケではなく、スタートは森村組。創業は1876(明治9)年。西南戦争の前年。歴史を感じます。


高級陶磁器製品中心の注文販売でしたが、一般向けの製品作りに力点を移し方向転換を考える中で生まれたのがノリタケです。一貫生産体制が整い少品種大量生産の目途が立ったからです。1904(明治37)年、日露戦争の時です。更に分業化・特化が進み、「東洋陶器(TOTO)」「日本碍子(NGK)」が生まれました。更に発展は続いています。

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レポート: 大嶋一  写真: 美っちゃん大使

■レポートしたプログラム

■まち歩きなごや

■やっとかめ文化祭


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