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都心のまん中にある市場めぐりと、名古屋城へつながるプロムナード円頓寺商店街!

名古屋駅から徒歩5分 民間全国最大級の市場めぐり!
名古屋駅から名古屋城をつなぐプロムナード 円頓寺商店街で下町情緒を楽しみました。

名古屋駅前にある高層ビルミッドランドスクエアを出発して徒歩3分
全国最大規模の民間の中央市場 柳橋中央市場へ

4,000坪の土地に、約300店舗のお店が並びます。
鮮魚や活魚、塩干物、食肉、野菜、乾物、練物、総菜から包装資材、調理器具まで。
都心の一等地にいることを忘れます。

中核となるマルナカ食品センターさんでは、お店の方からお話を伺いながら試食を楽しみました。

大晦日には朝の2時まで大行列の玉子焼き専門店創業60年「右大臣」さん。
名古屋巻きと呼ばれる、ヘラで巻くだし巻き玉子。
名古屋は仕出し文化があり、京都と東京の真ん中で、味も違うとのこと。

近藤海苔店さんでは、初摘みの海苔のやわらかさを味わい、バター風味の海苔の味に驚きました。おつまみにも、ぴったり。いつでも楽しめる日本初の味付けしいたけの缶詰、個数限定販売したところ大人気に。飲食店さんのニーズからの新商品開発、市場ならではですね。

静岡茶専門店 おさだ苑さんでは、おいしいお茶をいただきました。海苔の試食とお茶、マッチしますね。

このあと、自由行動、市場の中をめぐりました。ラーメン屋さんや、海鮮丼のお店もあり、食べたくなりました。プロの料理人だけでなく、一般の方も購入できる民間の市場。観光におすすめですね。

ここから円頓寺商店街に向かって、まち歩き。
市場の前の道は、斜めになっていました。昭和12年名古屋駅が新しくなった時に、国際センターまで結ぶ道として作られたとのこと。ガイドさんが見せてくださった、当時の名古屋駅の写真には、宮崎駿さんの映画「風立ちぬ」で登場するカブトビールの看板も映っていました。

坪内逍遥が少年時代を過ごした住居跡は、今はマンションになっていました。
 歌舞伎の本を読み漁ったそうです。 人生を変えた貸本屋大惣との出会い。「貸本屋は、心のふるさと。」の言葉が印象に残りました。

プライムセントラルタワーのすぐ近くには、愚痴聞き地蔵さん。他人に聞かれないように他の地蔵さんとは違い、境内の中にありました。座って愚痴を言えるように、お地蔵さんが座っていました。見ているだけで、和みます。

那古野地蔵尊は、江戸時代、洪水のために流されていたものを拾い上げた桑原利左エ門さんにより、安置。遷座して、この場所に。願いごとをかなえてくれるお地蔵さんとして、まちの人に大切にされています。

お多賀さんと親しまれる 多賀宮 おもかる石は盗難に遭って3代目。驚きました。

円頓寺商店街は3つの商店街からなる、名古屋駅から名古屋城をつなぐプロムナード。
シャチハタの本社があった場所、コメダ発祥の地、ベニヤ板発祥の地など、歴史があります。

昔ながらのきんつばを販売する和菓子屋さん、マジックバーなど、多様なお店があります。
薬局の前には、象の形をした、サトちゃんムーバー。 今でも乗ることができてお子さんに人気、出張で各地でも楽しまれるとのこと。

昔、小学校にあった折り畳み式のプールのお話など、この場所で生活されているガイドさんだからこそ知ることができるお話は、楽しいですね。よく歩いている場所も視点が変わると、違ってみえてきます。今度は、一人で柳橋市場から、円頓寺商店街まで歩いてみたいと思いました。

<レポート:わかお、カメラ:ヤマ>

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