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路上園芸観察 in 大須門前町 〜店先園芸、はみだせ緑、転職鉢……歩いて見つける、路上のお宝〜

10月28日(土)まち歩きなごや
「路上園芸観察in大須門前町〜店先園芸、はみだせ緑、転職鉢‥‥歩いて見つける、路上のお宝〜」に参加しました。

街角の植物や路上にはみ出た園芸に魅了され「路上園芸学会」として撮影、記録、SNS、WEBやメディアなどを通じて、その魅力を発信されている村田あやこさんをガイドに本日は大須から大須門前町を歩きながら路上園芸の楽しみ方を教えていただきました。

店先や軒下の限られた空間を使って育てた植物を、見栄えの良いように手を加え、植木鉢の下に台を置きちょっとした工夫したり、味噌の入った樽や発泡スチロールのトロ箱を利用し、そこに土を入れて、鉢やプランター代わりにしている転職鉢のお話はとても興味深く、参加者の皆さんも真剣におはなしをうかがっていました。

またコンクリートの間に種を飛ばし毎年可憐な姿を見せてくれるスミレ、アイビーやヘクソカズラなどの蔓のある植物が家の壁をつたい、又は網と網を潜り抜けてはみ出した植物が作る造形美。

玄関先には信楽焼の他を抜く縁起物のタヌキが置いてあったり、
難を逃す南天の木が植えられていいたり、
くるが向かう先はのよまくぶつが網と網と間に挟まれた中でも、空間を見つけ這い上がって伸びつづけるヘクソカズラ。植物の名前もいろんな訳ありもあったりしてクスッと笑う。

本日歩いた門前町から橘町から大須に仏壇屋さんやお寺も多く、江戸時代には重要な街道を守る大木戸があったそうです。
歴史好きな私は、歴史的な背景も妄想しつつ、村田さんの植物に対する愛、そして繊細な観察眼に触れることができました。
まち歩きの中、玄関先の台の上に伏せてのっていた載ってお釜やカラフルなビルの屋上の時計が気になってしまい、気の合う友達と歩いてみようと思いました。
路上園芸はこういった歴史的背景も考えながら住宅の間と路上のお宝を探してみたいです。

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レポート:ゆか 写真:いくえ

■レポートしたプログラム

■まち歩きなごや

■やっとかめ文化祭

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