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レイヤー上がればお金増えるの罠

今月も何人かの方の外注費(単価)上げたんですよ。作業量が増えたからというより、役割が上がったからという理由です。結局はお金って価値の対価なんですよね。だから僕が支払う場合は、僕が価値あると思ったら支払う。という構造。
そして、そのタイミングの予算組みや周りに知られても筋が通るかみたいな部分も僕は気にしてます。

これが大企業とかだと、根底は上記と同じであっても、払う人(法人)の意思を統一化させるのは難しい。なので、相対的な評価として明確な「売上につながる」という名目で支払われている構図だと思ってます。(経営コンサルしたり、中に入ってお金使ったり、経営の偉い人の話を聞いてもそうなので、そうなんだと思ってます、、、今のところ)

で、表題の「レイヤーが上がればお金増える」件は、罠だなと思ってて。レイヤーが上がる=お金を払う人が更に売り上げを期待して払う。つまり、レイヤーの上がったスキルを習得しても、お金を出してもらう人から評価されなければ、生意気なやつレッテルを貼られる。という罠があるんじゃないかなーと思ってます。

実は僕、これに似たことを経験したことあるんです。僕が新卒でマーケティング部に所属していた時、経営本をひたすら読み、部内で内容を発表する(部内に研究成果を共有する)というミッションが与えられたんです。(ようは僕のマーケティング脳を鍛える教育プログラムでした)

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1年経ってある程度の技術と自信がつき、社内データを分析して、部内でも実績を認めてもらう事ができました。当時、僕の上司は業界屈指のマーケターだったので、その人に認められたのはうれしく自信もめちゃつきました。

でもいざ、実戦で社内の各プロジェクトのマーケティング/コンサルをしても、話を一つも聞いてもらえませんでした。僕の話は正しかったり、最新のマーケ技術なのに、なんで響かないんだろう、、、と思ってたんですが、それもそのはず。担当者からしたら知識がある新人にしか見えないわけで、その知識も正しいかどうかは半信半疑。同じ社内とはいえ「なんだこいつ」になるんですよね。

今思うと、仕事をする上では「その人(担当者)の実績」を積まないとダメだったわけです。もうこれが全然理解できなくて、凄く難しかったです。他の部署でライブ配信をしてからもそう。周りはテレビ局上がりの人が多くて、話さえ聞いてくれないし、教えてもくれないw まずは、人同士の関係値を構築しないとダメだったんですねー・・・。一言で書くと、上のレイヤーのスキルを学んでも、信頼だったり、実績がないとレイヤーが上のとこにいけないんですよね。

レイヤーが上の仕事を知ってたり、スキルがあると、先回りとかもできるから良い点もたくさんあります、もちろん。ただ上のレイヤーのスキルがついたから、「単価アップだー!」にはならないので注意しようねというお話でした。信頼が築けてからスキル発動すると効果はばつぐんだ。

昔の自分がしょっぱすぎて書いてて恥ずかしかったですw

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(投稿日:10月7日)

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