【二次創作】同人誌を出す以外でも?二次創作関連で副業【考察】

昨今、同人誌即売会はだんだんと高齢化しているとよく言われます。

もちろん10代20代がいないわけではありません。
しかし10年前と比べてみると、やはり中年以上の参加者がサークル側一般参加側両方とも割合的に増えてきたと多くの人が感じるのではないでしょうか。

それとは別に有名アニメショップでは10代20代オタクもたくさん目にします。
店内/レジも常に混んでいて、若いオタクここにいたか!と中年の私YAYAは少しほっとしたりもするのです。

「最近の若い子って公式しか追わない子が増えたの?」
「カプ萌えよりキャラ単体での萌えが多いの?」
「もしかして若い子ってお金ない子多いから本買わずにpixivで満足してる…?」

そんな風に思ってしまうのも無理はありません。

けれども今年に入ってから「同人誌活動以外のオタク活動で収益を得ている若い子たち」の存在を複数箇所で確認しました。

そんな彼らの活動をヒントに、今回は「同人誌発行以外での二次創作関連での副業」を紹介していきたいと思います。

「同人誌を発行して副業をしよう」が趣旨の当noteではありますが、他の副業販路を知っておくことは無駄ではないと考えるからです。

二次創作関連であるならさらに興味が湧くのではないでしょうか。

・今ちょっとスランプで筆が乗らない。
・同人誌活動もしてるけど他にも何かしてみたい。
・正直、小説や絵を描くよりもおしゃべりが得意である。
・執筆活動も好きだけど他の〇〇も大好きなんだよ。

そんな人に是非読んで頂きたい記事にしました。


①楽しさの共有/おしゃべりの共有/共感できる内容で副業


最初に例を挙げたいのがyoutube。オタク活動報告youtuberです。

え、いきなりそこ?顔出しとか絶対無理、という意見があることは解っています。あくまでも「副業例」として読んでください。

オタク活動の報告をする若いyoutuber、ここ数年で急激に増えました。

私YAYAも何人かをたまに視聴し元気をもらっているのですが、先日とある女性オタクyoutuberのことが気になり「この人のチャンネル登録者数ってどのくらいなんだ?」と数字を見に行き驚きました。

登録者数9.5万人。
再生回数はどれも数万回規模。

すごいことです。

登録者数10万人で月100万円とも言われるので、この方の場合もかなりの収益があることでしょう。

ちなみに失礼ですがこの方はそこまでの有名youtuberではありません。
オタクコンテンツを紹介するyoutuberはもっともっと上の人が何人も存在しますので、更なる収益を得ている人も多いと考えます。

動画内容は、公式グッズの紹介、オタクあるある話をする、リアルイベントに行ってきたレポ、学生時代の黒歴史の紹介、等でどれもとにかく楽しそうに時には意気消沈して動画にされていました。

編集は余計な間はカットし、効果音を入れたりとある程度の手を加え(もしくは外注をされているかもしれませんが)頑張っているのだと思いました。

「いやいや、若いライトオタクの子のチャンネルなんじゃない?キャラへの萌えとかそこまで語ってないでしょ」
「若い女オタクyoutuberなら男性視聴者の再生数狙いなんじゃない?」

という意地悪な考えも浮かんだかと思います(申し訳ないですが私YAYAも一番最初にチャンネルの存在を知った時はそう思いもしました)

けれども、動画内のテンションや話す内容が明らかに「女オタクが女オタクに向けたテンション/話し方/単語のチョイス」であり、二次BLも嗜むと言ってたのでそこまでライト層とは感じませんでした。

そしてこのyoutuberがライトオタクであろうと、ディープオタクであろうと若くしてここまでのチャンネルに育て上げた実力は相当なものだと思ったのです。
もちろん定期的に今も動画を出されています。

主な視聴者層はどの辺りなのだろうとコメント欄を見てみたのですが(正確な年齢は勿論わかりませんが)youtuber本人と同年代もしくは学生が多いような印象を受けました。

「私もそのグッズ買いました!」
「公式イベント私も行くよー!」等のコメントも確認でき、若いオタク層から支持を得ている様子です。

若いオタク、こういうところにいるんですね。
中年の私YAYA、若いオタクが観測できると嬉しくなります。


次に例を挙げるのは、とある性癖界隈全般に向けFANBOX運用、マシュマロ悩み相談受付をされている方です。
(これはあまり細かく書くとこの方が特定されてしまうので『とある性癖界隈』とボカします)

「は?FANBOX?二次ではダメなんじゃない?」と思われた方もいるかもしれません。

この方のすごいところは「特定の作品ジャンルに絞らず、とある性癖界隈限定の相談、コミュニティ、やりとりの結果を一部有料FANBOXにしている」ところです。

メインはマシュマロでのやりとり、情報共有なのです。
二次創作作品をFANBOXで売っているわけではないのです。

これはすごく頭がいいなと私YAYAは感動しました。
女性向け同人の暗黙ルールを破っていないので不特定多数から叩かれる心配がないからです。

そして二次創作をし同人誌も出されている様子。
精力的で素晴らしいです。

公開されていたマシュマロ悩み相談が、学生~新社会人あたりの相談が多かったのでこの方も若いオタクたちから支持をされていると感じました。


上記2例のような「オタクみんなで語り合う場所/共感できる場所を自然に作ってあげる」活動も副業にできるのです。

語り合う場所を作るのはすごく難しそうだなと思ったのですが、

「まず最初に自分が楽しくオタク活動をする」
「その活動報告を定期的にSNSや動画でしていく」
「コメントやマシュマロに対して会話をしていく」
「一部を有料公開、もしくは視聴数で課金されるようにする」

こんな流れで作られていくのではないかと考えます。
まずは自分の楽しさありき、そこに人が集まってくるのです。

特定のCPが好きな場合はなかなか難しい副業展開かもしれません。
CPだけで括るとどうしても学級会の気配がしてしまうからです。

しかし取り上げるジャンルの幅を広くとれば安全になり可能だと思います。

例えばですが、ケモナーの集いであるとか、女装男子大好きさんの集まりとか、スポーツ原作が大好きとか、黒髪の受が大好きとか、そういうCPに捉われない広範囲の括りです。

おしゃべりが本来大好きな人や、人との文字やりとりが苦ではない人にすごく向いている活動方向ではないのかなと考えました。


②当noteのような「方法を売る」副業


「アメリカのゴールドラッシュで一番儲かったのは、金を掘る人ではなくスコップを売る人だった」という諺。

多くの人が一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

この手法は現代でも多く使われていると感じており、当noteもこれに該当するを思っています。

「同人誌を売って副業する方法が知りたい」が当noteの趣旨ですが、他にも似たような手法取るならば、

「各ジャンルの同人誌売れ筋の傾向、有料でも具体的に知りたい」
「もし表紙デザイン外注するならどこ/誰がいいのかを具体的に知りたい」
「詳しい同人イベント会場レポ」

この辺りになるでしょうか。

コツなのは「表ではちょっと堂々と言いにくいこと」を有料記事にすることです。

差し入れにおすすめなお菓子一覧等ですと有料にしてもおそらくあまり買われません(無料公開ならばこれはたくさん読まれると思います)

ちょっとピリつく、女性同士で表では言い難いことを有料にするのです。

これに関しては私YAYAにいくつか案が思い浮かびましたので、有料記事④で紹介したいと思っています。


③どんな活動でも「自分だけの決め事」を作り頑張る


同人誌を発行し収益を得ることとは違い、これら「オタク活動そのものを紹介し収益を得る」「同人に関しての方法を売る」副業は始めてすぐに収益化とはならないと感じます。

最低でも1年、安定させるに2年くらいはかかるかもしれません。

なぜそう考えるかというと、まさに当noteの読者がある程度ついてくれたのは最初の記事を書いてから2年後あたりだったからです。
(2020年4月に最初の記事を出したので、もう3年以上がたってしまいました。時がたつのは本当に早いですね…)

もちろん多数の人の興味を引く話題や動画等を出せれば、開始2か月等でも収益はドンと入るのかもしれません。

しかし、多くの場合そうではないでしょう。

活動にかける時間に関しては「そこまでの時間をかけすぎない」もしくは「たくさんの時間をかけるなら期間を設定する」この2つの考えどちらかを適応させるのが良いと感じています。

例えば「3日に1回30分だけ活動し、2年頑張ってみる」もしくは「自由になる時間をフルに使い集中して更新するけど、半年たって目標収益にならなかったらすっぱり止める」等です。

収益化ができてない状態が長く続くと、どんなに楽しいことでも副業を目的にやってる以上はメンタルが削られてきます。

なので、最初に自分で決まり事を作ることをお勧めします。
その決まり事がある限りはメンタルを保てるからです。

ちなみに私YAYAの当noteの更新目標は「同人誌執筆活動に影響ない範囲での更新」「Twitter(X)にポストするくらいならnote記事を書く」「多くの収益化は見込めないと認識する」こんな感じです。

自分の気持ちをTwitter(X)にポストしてもお金にはならないんだし、200円だけでもいいからnoteで稼ごうじゃないか、という気持ちで始めました。

でもその緩さだったからこそ、3年以上更新を続け、定期的な副収入になっているのだと思っています。

また、ここだけの話ですが私YAYAは当noteと同人活動以外でも、今年副業をもうひとつ開始しそして終了したことをここに告白します。

人知れず始め、人知れず終わらせました。

上記の例でいうと「自由になる時間をフルに使い集中して更新するけど、半年たって目標収益にならなかったらすっぱり止める」に当たります。

とある活動を半年間ほど頑張ったのですが、思ったような収益は得られず(時給換算したらなんと36円でした)夏前にきっぱりと止めました。

稼げなくはなかったのですが、時間とコストに見合った収益が得られないと判断したからです。
「こんなことずっと続けるくらいなら同人誌をもう1冊出した方がぜんぜんいい」と思ったのです。

これも最初に決め事を作っていたからこそ、ずるずる続けずに止められたのだと思っています。

「せっかく始めたんだし、もう少し粘ろうか…」と未練たらしくならずに済みました。

自分で自分への決め事は、思っていたよりも効くのです。


いかがだったでしょうか。

「いや、そもそもしゃべること自体が嫌いなんですけど」
「同人誌以外のオタク副業って具体的に何したらいいの?顔出し動画撮るの絶対嫌だよ」
「おしゃべりや考察話するの大好きなんだけど、それをどうやってお金に換えるの?youtube以外がいい…」
「方法を売るって…私そんな自CP以外の専門知識なんて無いよ」

こういった意見があるかと思います。

以下有料となってしまいますが、具体例として4つ活動案を記載しました。(もちろんその4つは私YAYAは手をつけていない活動ですのでご安心ください)

もちろん、今「同人誌だけで充分副業できてるし筆もノッてるから私はべつにいいや」という方には無理にお勧めはしません。

「ちょっともう筆が進まない、他のこともやってみたい!」という気分になってからでぜんぜん良いと思っています。

今現在、興味のある方がいらっしゃいましたら参考に読んでみて下さい。

(以下有料)④個人的に考える「これはお金がとれる」と思った同人誌発行以外での二次創作関連4つの活動


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