【二次創作】個人的に最近思ったこと3つ【2023年10月8日】



①Twitter(X)トラブルを極限にまで無くす方法


一度は経験してみても良い「完全壁打ちアカウント」。
寂しいのなら交友関係は同人以外で持つ。

昨今、SNS上での交流トラブルの話は後を絶たない。
空リプをされただの、あの人のポストにかちんとくるだの、毒マロだの、学級会に加担しただの、愚痴垢だの、悲しいことだが今後もこれらは減ることは無いと思う。

「なんかもうTwitter(X)止めたい…辛い事ばかりだよ…」となっている方に。

解決法をひとつ。

「完全壁打ちアカウント」を作ってみてはどうだろうか。

小説/らくがき/漫画/ワンドロ/サンプル以外を出さないことだ。
自分からのフォローもゼロでいい。

「完全壁打ちアカウント」は、よほど突飛な発言をしない限りは学級会/揉め事とは無縁である。

過去記事「【二次創作】Twitterで切りたい相手がいる?交流に疲れた?ルールって何?【お悩み解決】にも書いたことだが、壁打ちアカウントもデメリットとして「同人に手慣れてる、お高くとまっていると思われてしまう」危険性はあると書いた。

だが、昨今Twitter(X)トラブル(同人以外でも)が増えてきたことにより、「必要なことしかポストをしない壁打ちアカウント運用はありだよね」といった意見がここ1~2年でかなり出てきたと感じている。

下手なことをポストして不快感を持たれるよりは、小説や絵だけをひたすら上げ続け、「完全壁打ちアカウント」の方が敵を作らないのは間違いない。

投稿するのみ。
マシュマロもWaveboxも無し。
リプも一切なし。
質問リプが来てもスルー。(質問はメールかpixivでと書いておけばいい)
あえてするとすれば、褒めてくれたリプにいいねを押すくらいだろうか。

こうしておくことにより、学級会が起こった時もそれを自然にスルーできる上「あなたは今回の件どう思ってるんですか!?」といった炎上に巻き込んでくるアカウントも来ない/無視できるので執筆活動に集中できる。
(余談だが、学級会が起こるとヒステリーを起こしたアカウントが無関係の周囲にまで火の粉を撒きに来ることがある。)

過去Twitter(X)で嫌な思いをした、交流がしんどい、とにかく執筆だけをしていたいんだ!と今思っている人がいるのなら、一度この「完全壁打ちアカウント運用」をお勧めしたい。

もちろんTwitter(X)アカウント無しでpixivのみでの活動をするという方法もあるが、やはりTwitter(X)で作品を出した方がたくさんの人の目に留まる利点は多い。
Twitter(X)だけどpixivのように運用する方法もある、と提案させてほしいのだ。

「いや…そうは言ってもさ、好きなキャラ/CPのこと話したい時あるじゃん?」
「純粋に寂しい。好きなことを誰かと語り合いたい。そのためのSNSじゃない?」

といった意見もあると思う。

好きなキャラ/CPのことを話すのは楽しい。
だが、話すことや他者との共感により創作意欲の熱が無駄に外へと出ていってしまってはいないだろうか。
推しへの愛はポストではなく小説や漫画、同人誌で出した方がいい。

なんか寂しいな誰かと話したいな、そんなふうに思った時も「Twitter(X)以外での交流」に着目して欲しい。

ほとんどの人がLINEで繋がっている/リアルで一緒に出かける友達、または家族がいると思う。
完全に友人/家族がゼロという人はごく僅かではないだろうか。

同人関係の友人、同人関係以外の友人、家族、誰でもいい。
そちらの「すでに親しい現実で関わりのある人達」との交流をもっと濃くしてみてはどうだろう。

余談だが、非オタクの人達は「リアルでの交流の補足としてSNSをしてる」人が多いと聞く。
同人女の交流はSNSでの交流8割、イベント当日などのリアル交流は2割以下だと感じる。非オタクの人達と使用用途配分が真逆である。
でも、だからこそ同人関係の揉め事の主戦場はSNSになってしまうのだろう。

話を戻すが、じつは私YAYAもこの「完全壁打ちアカウント」運用をしたことが過去ある。

上記で書いたとおり、執筆に集中できた上に過去ジャンル内学級会が起こった際も奇跡的に全く巻き込まれなかった。
あの時ばかりは「壁打ちで本当に良かった!」と思ったものだ。

そして「Twitter(X)以外での交流」を盛んにしたことで現実世界の充実度がかなり上がった。
現実世界の交流を増やしたことで仕事の利益に繋がる出来事もあった。

「完全壁打ちアカウント」は慣れるまでは辛い。かなり寂しい。
みんながわいわいと推しCPの会話をしているのを見ているだけだからだ。

だが、2週間くらいすると壁打ちには慣れる。
執筆時間も増える。
身体が順応しだすのだ。
そして現実世界での交流の方が増えだすと、Twitter(X)で自ジャンル/CPの人と交流したい欲は確実に薄れる。

「でも誰とも繋がってないと拡散してもらえないじゃん…」

という心配になる気持ちもあるだろう。

そんなに心配しすぎなくていい。
萌えてる人間というのは、こっちから検索して小説書き/漫画描きを探しに行く。

これは今年に入りマイナージャンルにドハマりした私YAYAが確信している。
めちゃくちゃ探しに行った。

もちろん旬ジャンルにハマった時もそうだ。
とりあえず同じCPのサークルはざっとだけでも全員見に行く。大手中堅島中サークル全員とりあえず見ている(全作品をくまなくは見ないが)。
小説サークルも漫画サークルも、自分の口に合う萌え生産をしてくれるサークルをこっちから何時間もかけて捜索しに行っている。
ハマった時とはそういうものだ。

pixivとTwitter(X)、両方に創作物を出し続けていて、誰の目にも止まらないなんてことはあり得ない。
インプレッション数/閲覧数は必ず動く。

残酷なことを言えば、どんなに拡散されても出来がよくない小説/漫画はある一定のところで頭打ちになる。

出来がいい小説/漫画は認知されるまでに時間はかかったとしても確実に伸びていく。

数年前だが、有名プロイラストレーターがフォローゼロの完全壁打ち別名義アカウントをしていたのを見かけたことがあった。
そのアカウントは1ヶ月もしないうちに万フォロワーになっていた。

交流をこまめにしても出来のいい小説/漫画を執筆できなければ、一定の数字でフォロワー数/閲覧数は止まる。

逆に、完全無交流でも出来のいい小説/漫画を執筆していればフォロワー数/閲覧数、同人誌の配布数も伸びることは間違いない。

さて、ここまで「完全壁打ちアカウント最高ですよ!あなたも是非やるべき!」といったテンションで書き続けてきたが、繰り返すがあくまでも「交流がしんどい」「とにかく執筆だけをしていたい」という人にだけお勧めしたい。

今現在、順風満帆にTwitter(X)での交流ライフをしている人に「今すぐその交流止めろ!」と言うつもりは全く無い。
タイムラインも穏やかで人間関係も問題なく、快適なTwitter(X)交流ライフができている人はそのまま続けてほしいと思っている。

「なんかもうTwitter(X)疲れちゃったよ…」といった気持ちに今なってる人は「Twitter(X)なんてもう止めてやる!」となる前に、「完全壁打ちアカウント」を作ってみてほしいという話だ。


②最新!旬ジャンルに関して思うこと


最近旬ジャンルになった「あのスポーツジャンル」について。
今後もこういった昔の作品のリバイバルは来るのか。

このnoteを読んでくれている方々ならもう9割9分の人が知っていることだと思うが、今年映画化され旬ジャンルになったスポーツジャンルがある。

そもそも、その漫画は国民的/世界的にも大人気なものであったし、昔あったテレビアニメもかなり人気だった記憶がある。
しかし、映画公開前は「あんまり期待できないよ」といった声も多かった。
公開前は旬の匂いなどしなかったはずだ。

それがどうだろう。
今や巨大な旬ジャンルとなっている。
映画の出来が良かったからだ。

私YAYAもそのジャンルの本を何冊か買いたいと思い、イベントに足を運んだ。
サークル年齢層は高め、だがチラホラと若いサークル主もいるといった具合だ。良くも悪くも「同人活動に慣れてそうなサークルが多い」と感じた。

サークル年齢層は高めと書いたが、今はどこのジャンルもだいたいそうだと思っている。
少子高齢化もあるのだろうが、20代以下の人達は印刷代を出し本を作って、イベント会場まで交通費出して行こうという発想自体が薄くなっているのではないだろうか。

また、同人と関係ないコラム記事で「利益を上げるには今後30代~50代をターゲットとしたマーケティングをしよう」という記事を読んだことがある。

購買力のある年齢層30代~50代に響く商品展開をした方が、今後令和のビジネスでは良い結果が期待できるといった内容だった。
こういった風潮は同人界隈だけではなく世間全体にあるのだろう。

そこから予測できることは、今後もこういった昔の作品リバイバルが複数来るのではないか?ということだ。

早くも来年1月からは過去旬ジャンルだった兄弟が人気だった某ジャンルのアニメが来る。

これは明らかに「過去その作品を見てた人たち、是非もう一度見てね」というビジネス展開だと思う。
そしてそのメインターゲット層は30代~50代だ。

もちろん、アニメの出来が良くなければ旬にはならずに終わってしまう。
すべてはアニメの出来次第なので、今からそのジャンルが旬になるかどうかは全くわからない。

あとはアニメ自体が無料で見られる地上波でやるのかどうか。これは大きい。

有料ネットサービスでの配信だとどうしても視聴者の母数がとれない。
過去、巨大旬ジャンルだった作品が続編を有料ネット配信をしたが、結果残念過ぎるほどに話題にならなかった。
無料でたくさんの人が見られる配信かどうか。それも大きな要因となる。

それを踏まえて、1回の鑑賞で2000円前後支払う映画だったにも関わらず、人気になった今の旬ジャンルは本当に奇跡だと言える。
まさに青天の霹靂。

個人的な考えとしては、今後も30代~50代をターゲットとしたリバイバル作品は複数来ると思う。

もちろんその全部が人気になるとは言えない。
しかし、ノーチェックでいるよりも「試しにちょっと見ておこうかな」くらいの行動はとっておきたい。
自分自身の心に「ハマれる土壌」を作っておくことが肝心である。

またこの記事は「175/同人ゴロしようぜ」という内容ではないことを最後に付け加えておく。

女性向け同人で最も嫌われる行動は、ジャンルを頻繁に移動しまくる「175/同人ゴロ」行動だ。
ジャンルの移動は慎重に。
しかし、ここぞという時には心からハマって移動ができるよう、情報収集と心と体の健康を保っておきたい。


③歳をとるとハマれなくなる問題について


とても良いと思ったnote記事を見つけたので紹介させてください。

黒坂岳央の公式ブログ
「36歳のオタクが急に趣味にハマれなくなった話」

少し前にTwitter(X)上で、とある漫画が話題となった。
36才のオタクが急にハマれなくなった話という作品だ。
この漫画の内容について、Twitter(X)上では賛否が分かれちょっとした炎上にもなった。

私YAYAこの漫画について、上記で紹介したブログとほとんど同じ感想を持った。

「ハマるには体力と時間が必要」
「30代40代以降でも何かにハマっている人は、受動的ではなく発信者側としてクリエイティビティを提供している」

その通りだと感じている。

自分自身、たしかに10代20代の頃のハマり方と今現在30代でのハマり方が違うと感じるからだ。

20代の頃のハマり方はまさに「狂う」という単語がぴったりの行動をたくさんしていた。
銀行口座がゼロ近くなるまで旅行したり、推し概念グッズや同人誌を買うために数万円払うことも躊躇がなかった。
もちろんそれが楽しくもあった。
脳の中にドーパミンがドバドバ出ているのを体感していたし、いろんな推し活/同人活動の思い出もある。

だがさすがに30代になって「人生大丈夫か」という気持ちがだんだんと出てきた。

もちろん今年に入ってマイナージャンルに熱を上げたりなど萌え心は鎮火する気配はないが、頭のどこかに自分自身の未来のことを考えて行動している。
「推しのためなら自分なんてどうなってもいいの!」といった、悪いホストにハマっておかしくなってるような精神状態ではないということだ。

萌えに任せた自暴自棄とも言えるハマり方は、若い時にしがちだったが「推しを悪いホストみたいな位置づけにしたいのか?」と自分に問うことで「自分の幸せあっての推し」「自分が良い状態じゃないと推しにも失礼」と考えられるようになった。
正直あの20代の考えのまま突っ走っていたら自分はかなりヤバかったという自覚があるのだ。

また、幸いにも私YAYAの周りは堅実的な同人女が多かったため、それに気が付いたというのもある。

2020年の自分の過去noteだが「腐女子じつは貯金してる人が多い?【オタクしながら貯金をこっそりする方法このあたりで「人生の今後を見据えて頑張ろう」という明確な自分の意志が確定した。
note記事を自分で書きながら、自覚していったことを3年たった今でも覚えている。

結婚に関しても「【副業で同人活動】結婚したら同人活動ってできるの?【考察】ここに記載した通りだ。
今自分が考えている事と変わりはない。

話は戻るが、上記で紹介したブログ著者も自分自身のことを確立した上でゲームオタクに戻ってきている。

ブログにあった言葉を拝借するが、

「まずは自分のことありきでのサブカル趣味。」
「人生のメインに来るのは仕事や家族、お金など現実的な問題であることが多い。」
その通りすぎて赤べこの様に頷いてしまう。

バズった漫画「36才のオタクが急にハマれなくなった話」には36歳になって未婚実家暮らしのままのオタク女性が描かれている。
未婚が悪いわけでも、実家暮らしが悪いわけでもない。

悪いのは「オタク趣味を言い訳に、自分自身のことを考えることなく、なぁなぁのまま歳を取ってしまった」「人生のコマを進めた妹に劣等感を抱いている」状態だ。

漫画の中に「妹はある日突然家を出て今じゃ立派な二児の母」とあったが、「ある日突然家を出てから母になるまで」妹キャラにはいろんな人生の分岐点があったのだと推測する。
それを36歳主人公は考えられていない。

きつい言い方になってしまうが、私YAYAはこういう36歳主人公の様な推し方は「推し」ではなく「現実逃避」だと思っている。

推しCPや推しジャンルを現実逃避の道具にはしてはいけないと思っている。
推しに愛があるならなおさらだ。
推しを言い訳に使うのは推しに一番失礼なことだ。
「推しのせいで私は社会不適応になりました」となってはいけない。

Twitter(X)で炎上したということは、耳が痛かった人も多かったのではと考える。

もし今このnoteを読んでる人でそういった方が居たら、今からでも遅くないので自分のことをまずは確立して欲しいと心から思っている。

それは貯金を試みることでもいいし、一人暮らしを試してみることでもいいし、婚活/結婚でもいい。

自分の人生のコマを進めてほしいのだ。

それありきでの、当noteのテーマ「同人活動で副業しよう」である。
「同人活動で現実逃避しよう」になってはいけないし、現実逃避のような同人活動は視野が狭くなるので貯金/預金を増やすことも長期的に難しくなる。これは私YAYAの経験上そうだった。

どうか、自分自身の現実をサポートする、生活の潤いになる、という意味での同人活動であってほしい。
そうすれば必ず、口座残高にその成果が反映されていくはずである。

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