【二次創作】個人的に最近思ったこと3つ【2023年7月5日】

①Twitter離れは起こるのか?Twitterに替わるSNSについて考察


女性向けは「くるっぷ」男性向けは「misskey」が有力候補?
移住者増加で制限中のSNSも。

昨今TwitterのAPI制限事案により、他のつぶやき系SNSでもアカウントを避難所として持つ人が急増している。

現状「くるっぷ」「misskey」が同人活動をしている人が多く新規アカウントを作成してると感じた。

TwitterとそっくりなSNSはその他に「Blue Sky」「Damus」「Truth social」「GETTR」辺りだろう。

「Truth social」「GETTR」はトランプ元大統領本人や周辺が出資しているSNSらしい。
オタクとは関係のない陰謀論者が多くを占めていた様子だが、どうやらここ数日で男性向けオタク達が大量流入し「陰謀論なんかより下ネタを流行らそう!」と勢い付いているとの情報を見かけた。

「Blue Sky」「Damus」「Truth social」「GETTR」のうちいくつかは日本語対応を開始しているが、同人サークルアカウントはまだほぼ居ないと思われる。
(Blue Skyは紹介制のためか中の様子が全くわからないが、同人活動してる者の使用者は多くはないだろう)

また、個人が1日で作ったという「タイッツー」も面白い。

技術がある者ならば一個人でもTwitterと似たサービスは作れるのだととても驚いた。

若い層のオタクたちが多く登録をしに行っている印象で、同人活動をしている人も複数人アカウントを作成している様子が見られた。

同人活動で今すぐ使うというより「運営がんばってるし面白そうだからとりあえず登録して遊んでみよう」といった一体感がある。

私YAYAもこっそりタイッツーアカウントを作ってみたが、運営者が逐一開発状況を報告している。
(アカウント作成した時点で運営者をフォローしている状態でのスタートになる。なんともユニークだ)

7月5日今日現在、画像/動画投稿はもちろんまだない上に検索機能も無いが、応援したくなるSNSである。
(なぜかAIによる悩み相談やガチャは実装されていてそれも面白かった)


そしてMETA社が6日から新しいSNS「Threads」を発表するという。

Twitterと似ている仕様でインスタとも連携が可能とのこと。
誰もが知ってる大企業までもが新サービス展開に乗り込んできた。

世はまさにつぶやき系SNS戦国時代。

こういった状況は個人的には嫌いではない。
皆が知恵を出し合って新しい土地を開拓し、人を呼び込もうとしている状況は活気があって結構なことだと思う。

Twitterはここ数年、スパム垢や業者垢や愚痴垢等の好ましくないアカウントも膨大な数になり、広告枠もうざいな…と正直感じていた。

何と言っても一番の打撃になったのは先日のAPI制限だ。

「そもそも見れない」という状態は個人利用者はもちろん、企業アカウントや有料課金アカウントにとってはとんでもない事案だと感じる。
(上記で上げた「くるっぷ」も現在長時間見れない状態になっているので、もしかしたら見切りをつける利用者も発生するかもしれない)

mixiが廃れた時もこのように「宣伝目的の広告がうざい」「好ましくない利用アカウント増えすぎ」「よくわからない機能増えすぎ」そんな状態になっていった記憶がおぼろげながらある。

スカイプ等も昔は流行ったが、現在はディスコードを使っている人が大半であろう。

使用されるSNSは時代と共に変化を遂げていく。

ここまで、他のSNSを褒めTwitterの批判ばかりを書いてしまった。

だが、それでも今はまだTwitterが一番強い

利用者数がとにかく多いからだ。
他のSNSはTwitterの利用者数に遠く及ばない。

だが大規模フォロワーを抱える有名声優や俳優、インフルエンサー、Vtuberが他のSNSにアカウント移動したらどうなるか

ファンもその流れに沿って移動すると考えている。

そういった大規模アカウントも今まさに「どうしようか、保険としてどこかにもアカウントを持つべきか?」と各自熟考中と予想している。

一体どのSNSがTwitterの予備SNSとして主に機能していくのか。

Twitter一強のままなのか、それとも他のつぶやき系SNSが台頭してくるのか。

これから興味深く観察していこうと思っている。




②好みの小説作品、個人的な共通点


タイトル、キャプションでピンと来たらだいたい性癖が合致することが多い。
同じ作者の小説ならば8割は口に合う。


このnoteではもう数回書いていることだが、私YAYAは現在超マイナージャンルにハマっている。

そのジャンルは過去そこそこの規模があったため閲覧できる小説や絵が多くpixivに残っており、それを全て摂取したくて休憩時間や睡眠時間までも削って読んでいるという有様だ。
ブクマ(ハート)数の多い少ないに関わらず、とにかく片っ端から読んでいる。オタクらしいオタクライフ満喫中だ。

そんな中、自分の好みの小説作品には共通点があることを最近改めて感じた。

・読む前からタイトルにぐっとくる。
(自分でもつけそうなタイトルである)

・キャプションを読んだ段階ですでに萌えている場合がある。

・自分の口に合った小説は、同じ作者の作品ならだいたい同様に口に合いまくる。(もちろん全作品ではない)

これらは「私もそうかも!」と思った人が多いかもしれない。

とくにタイトルの好みだ。
自分自身で同人誌を出すタイプの人であればタイトル名を見ただけで「こういうタイトル自分も付けそう」と思うことがあるだろう。

そう思った段階でその作品の作者と自分の思考回路は似ているのだ。

似ている思考回路、キャプションに不安な要素(地雷)はない、となればだいたい「大変おいしゅうございました、御馳走様です」となることが多いと感じる。

もちろんそれに当てはまらないこともある。
タイトルはどこにでもありそうな小説タイトルで、文字数も3000字程しかない短い話でも「これですよ、これこれ。こういうのが読みたかったんです感謝しかないです」と思うこともある。

だが「このタイトルとキャプション、なんか違和感あるなあ」と思った作品を読み進めても、途中で飽きが来るかブクマ(ハート)には至らないことが多い。
もちろん全ての作品に当てはまることではないが。

これは文章の上手い下手ではなく、解釈や性癖の違いなのでどうしようもないことだと感じている。

絵やイラストだと性癖に合う合わないの前に「絵柄」「画力」というハードルが立ちはだかる。
しかし小説は文章力の上手下手はある程度あっても、画力や絵柄は頭の中で補完してもらえる。

漫画では難しく描きにくい画面でも、小説ならば発想力や選ぶ単語の種類で読者の頭の中にイメージを生成させることができる。
自分のキャラに対する「性癖」「萌えポイント」を全力で出せるのだ。

このnoteを読んでくれている人の中にも、もしかしたらまだ創作作品を世に出してない人がいるかもしれない。
漫画やイラストは描けない、どうしよう、同人誌も作ってみたいけどまずはpixivで何か作品を投稿しなきゃ…と思ってる人は、スマホを手に取りメモアプリでいいので小説を書いてみることをお勧めする。

繰り返すが文章の上手い下手は二の次でいい。
頭の中で好きに推しキャラを動かし、その様子をメモしていくのだ。

好きに動かしていい。
推しキャラにさせたいことやらせていいのだ。
最高ではないか。

昔から「大手になるのは漫画サークルが大半だが、作品の熱狂的ファンがつくのは小説サークルに多い」とはよく言われる。

これは「性癖の合致による惹きつけ力」だと考えている。

もちろんそれは漫画やイラストでも表現できる。

だが漫画やイラストの場合は上記にも書いた通り「絵柄」「画力」というハードルがある。
性癖が読み手と合致していても、この2つのハードルが超えられないとどうしてもファンは付きにくい。

小説作品はその2つのハードルをスキップして「この性癖どうですか」に持っていけるのだ。

推しキャラの解釈や好きなシュチュを披露した結果に付く読者/ファンは濃い。

私YAYA自身、そこまでファン心理を深く考えず小説/漫画を長年執筆してきたが、今回のマイナージャンルにハマったことをきっかけに読み手側からの視点を強化することができたと思う。




③1枚イラストが得意なサークルは〇〇を展開して欲しい



漫画は描けないが、圧倒的画力で1枚イラストが描ける人。
多くの人にはできない塗り方ができる人(ガチの油絵等)
FANBOXやskebでオリジナル絵を出すことを視野に入れよう。


これもまたpixivで好きなマイナージャンルを閲覧してて感じたことだが、漫画作品を出さずに1枚絵のイラストを得意とする創作者が稀にいる。
「漫画は描けないけど、1枚イラストなら得意なんだよね…」という様な人だ。

そういう人は同人誌を出していることがあまり無い様子。
出すとしてもイラスト集になるため、本文フルカラーでの印刷代のことや捌けるであろう部数を考慮した結果「本にするのは難しいな」となってしまうからだろうか。

同人誌になるとどうしてもイラスト集は漫画同人誌に比べ売れない。しょうがないことだが。

だが、中には普通では考えられないような高クオリティの絵を描いていたり、専門的な勉強なくしては描くことが難しいであろう構図や塗り方(本気の油絵風など)を披露しているアカウントもある。
もしかしたら元美大生、現役アーティストの人もいるのかもしれない。

推しキャラをそういった圧倒的画力/作風の1枚絵で描いて貰えると、萌えはもちろん感動すら覚える。

こういう世界観の中の推しもいるんだ、推しの表現てこういう風にもできるんだ、上手くは言えないが多角的興奮とでもいうのだろうか。

そして推しの絵をもっと描いて欲しいと思うのはもちろん「あなたの作風をもっと見てみたい」という気持ちになる

純粋に「常人には描くことのできない手法のアートを見たい」という欲求だ。
そういう気持ちになる人は私YAYAだけではなく、絵を趣味にしているオタクには一定数いると考えられる。学習欲なのかもしれない。

是非そういう専門的な知識なしには描けない絵の創作者にはFANBOXやskebをやって頂きたいなと思っている。
オリジナル絵でだ。

FANBOXやskebでの二次創作は女性向け同人世界だと絶対タブーであることは周知の事実。
(公式側は二次創作を禁止はしていないし男性向けでは普通に二次創作も描かれているが、女性向けではルールが違う)

だがしかし、二次創作アカウント内であっても「オリジナル作品でFANBOXとskebやってます」と注釈を入れ運用している人も昨今ちらほら見かけるようになった。

「イラストは専門的に勉強したから人並み以上には描けるけど、漫画はどうやって描いたらいいのか解らなくて…」と言っている創作者を過去数度見かけたことがある。

そんな人は無理に漫画に着手しなくとも(漫画に挑戦したいという前向きな挑戦なら良いと思う)、いっそ今の武器である1枚絵、イラストを武器にした作品展開も考えてみてほしい。

「いや…二次創作やファンアートだから閲覧数がつくのであって、FANBOXやskebやってもオリジナルじゃあ誰も課金/依頼してくれないよ…」とネガティブに思いこむのは時期尚早である。
10年前とは違うのだ。オリジナル絵の市場は間違いなく広くなっている。

なにも頻繁に更新/依頼募集しろ、と言っているわけではない。月に1~2枚更新/依頼募集でもいいと思う。

せっかくの他の人には無い武器、是非とも活用してみてほしい。

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