【二次創作】個人的に最近思ったこと3つ【2023年5月11日】

①GWイベントお疲れ様でした


ほぼ自粛期間前に戻った、か?

連休はイベント参加をしてきた。
まだ正直疲れが残っている気がするが、久しぶりに達成感のある即売会だったと感じている。

とあるジャンル近辺ではかなりの混雑もあった様子。
景気が良いのはいいことだと感じる。

ただ某ウイルス以前と同じイベント具合かといったら、少し違う。

おそらく同人界隈ではマスク文化は今後も多少は残るであろうし、釣銭の受け渡しもトレイでやり取りする場面がある程度残ると思う。

良くも悪くも私たち同人女は保守的で安全を好む。

顔を出さない、他人と過剰には触れあいたくない、と思っている人は非オタクの一般人より人口割合が多いであろう。

ただマスクに関してはこれから夏になっていくに従い「外さないと息が苦しすぎる」状況になる。
これは急な体調不良にも繋がりかねない。
そういった場合は皆お互い様、外す外さないには寛容になるべきだと考えている。

あとは本の印刷の傾向だ。

これは私YAYAの周囲だけを見た体感にすぎないが、某ウイルス以前よりも特殊装丁はかなり減り、コピー本や表紙単色刷り最低限のPP加工本が増えた気がする。

これは数年前「漫画同人誌ならB5が主流」から「漫画同人誌ならA5が主流」に変化した時と少し似ている。

印刷代が上がったことで少しでも経費を安くしたい皆の気持ちの表れかもしれない。
こういった部分ではやはり不景気を感じる。

だが、それでも今年のGWイベントは天気にも恵まれて本当に良かったと感じている。
次のイベントも是非そうであってほしい。雨は勘弁だ。


②「斜陽ジャンル」「マイナージャンル」にハマった


基礎力/個性が伸ばせる下火ジャンル。
貯金のことは少し置いておこう。

私YAYAの私事ではあるが、俗にいう「斜陽ジャンル」「マイナージャンル」にハマった。

とくに何の前触れもなくハマった。誰かに勧められたわけでもない。周りにハマってる友人もいない。そしてハマったことを公言もしていない。

自分は副業を前提として同人活動を行っているため、ある程度の旬になっているジャンルではないならば昨今はスルーしてきた。
だが今回はスルーができそうもない。創作意欲が不思議とどこからか湧いてくる、そんな状況だ。

そのジャンルは、かつてそこそこの規模があったこともあり、pixivを遡ればたくさんの推したちに出会える。
今私YAYAは、食べ放題レストランに空腹で放り込まれた男子高校生のような状況だ。

そして、ある程度食べ放題を堪能した後思った。
「本当に自分の好み100%の作品てないな」と。

もちろん90%、いや98%くらいは「そうだよ、これこれ!ありがとうございまーす!」と思う作品にはいくつも出会えた。
だがどこか満たされないのだ。

「本当に自分が好きな推しカプの話を描いてみたい」

本にするかどうか、イベントに出るかどうかはわからないが、すでに執筆を始めている。
もしかしたらpixivのみの公開で終わらせるかもしれない。まだどうするかは決めていない。なにせ自分の他に現在進行形で活動してる人が見当たらないからだ。孤立無援である。

この機会にどうせなら、普段あまり使わないクリスタの機能を使ってみたり、普段は人を選ぶからと避けていた話の傾向にしてみたり、好き勝手やってみようと思う。

もちろんプチオンリー等もないので、イベントを意識し日程逆算をし焦って執筆する必要もない。
難しい構図を描く、小説の言いまわしの引き出しを増やす努力をする、未開のチャレンジするのも良いタイミングだと考えている。

貯金は見込めない。
繰り返すが「斜陽ジャンル」「マイナージャンル」だからだ。
だがそれでも書かず/描かずにはいられない。

これから一定期間、「お金には絶対にならない創作だ」と前もって腹をくくって執筆を楽しんでみようと思う。
だがきっとこの経験も、今後の創作活動の糧にはなると信じている。


③「同人」という単語の意味、漫画や小説だけではない


近年「同人」は個人撮影AVの意味でも使われる。

一般人の思う「同人」はイコール二次創作の小説/漫画だけではないということを知った。

私YAYAはAV関係には無知だが、近年そういった撮影会社がからまない個人撮影/個人発表のAVも増えてるのだとニュース記事で見かけた。

そして少し前だが、個人撮影AVモデルの女性が亡くなるという痛ましい事件があったと思う。
その時のニュース記事に使用されていた単語がまさに「同人」だった。

世の中には「コミケ」「同人誌」という単語を知らない一般人も数多くいる。
(稀にテレビ等で特集されてはいるが、頻繁に特集されているわけではないので周知されているとは言い難い。)

家族や職場、友人関係でオタクが一切いない環境であれば知らなくても当然であろう。

またツイッタートレンドにオタク単語は上がりやすいものの、インスタ/tiktokしかやってないという若者も多いと感じる。

個人撮影AVの意味でも使われる「同人」という単語は別角度からの広がりがある。
実写エロ動画サイトの見出し等である。

オタクじゃなくても周囲にオタクがいなくとも、若者(とくに男子)はそこから「同人」という単語を知る機会があると想像する。

それはもしかしたら、私たちが日頃使用している「同人」という単語の意味合いよりも使用人口が広いかもしれない。

なぜこんなことを考えたのかというと、連休中に飲食店で隣りのテーブルに座っていた若者数人が「同人」という単語を出し会話していたのを耳にしてしまったからだ。

「この子たちもオタクなのかな?本とか出すタイプ?」と勘繰りつつ聞き耳を立ててしまった。

しかし話を聞くうちに「モデルがかわいくないと」とか「反社に目つけられるんじゃね?」とか「何日撮影でかかるんだろう」等々、そういった内容を話ていると知り「これは同人誌のことではないな」と気が付いた。

一度も「漫画」「アニメ」「原作」「二次」「ビックサイト」といった単語は出てこなかった。勿論、最後まで話を聞き続けることはできなかったのだが。

ここで思ったのは、軽率に「私同人やっててさ」とだけ言う女の子が来た場合、ほぼ間違いなくそれはAVの意味で受け取られると思う。

私たちに馴染み深い「同人」という単語だが、その前後に他情報(漫画/アニメ/二次創作)も含んで話さないと、会話相手にあらぬ方向で誤解をされてしまう可能性もあるのかもしれない、そう思った。

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