愛を伝える5つの方法

私が感銘を受けた本BEST5に入るであろう本の1つに『愛を伝える5つの方法』という本がある。

この本は、人によって愛情表現の方法が違うことを述べている。

日本人同士なら日本語で意思疎通できるが、日本語しか話せない人とドイツ語しか話せない人とではコミュニケーションが難しい。著者は、このことが愛情表現にも当てはまると説明している。

愛情表現のメインの方法は1人につき基本1つなので、筆者は愛情表現を「愛の言語」と表現している。　

そしてこの愛の言語は5つある。

愛の言語が同じカップルは愛情たっぷりの幸せなパートナーシップを築けるが、愛の言語が違うカップルは上手くいかなくなる傾向がある。
お互いの言語を理解し合い相手の言語で愛情表現をすることが大切だと述べている。
※この辺りに関してはわたしが書いたnoteもあるので、興味があればそちらをご覧いただきたいです。

人は何故犯罪を犯すのか

わたしは子どもの頃から人はなぜ犯罪を犯すのかに興味を持っており、好んで犯罪心理学や犯罪者に関しての本や文献を読んだりした。

そしてざっくり、「子供の頃の愛情不足が犯罪者を作る」という認識をしているし、概ね合っていると思っている。

そのため高校生の頃に、将来もし子供を産んだら愛情たっぷりに育てようとこっそり決意していた。

母の愛が子供に伝わっていないかもしれない

本の中では、子育てに関しても言及している。

親と子供の間、『親子愛』もこの愛の言語が適用されているのだ。

そして驚くべきことに、どうもこの愛の言語は親と子どもが同じになるとは限らないらしい。

例えば母親の愛の言語がスキンシップだとしても、子どもの愛の言語がプレゼントかもしれない。

その場合、母親が子供とスキンシップをたくさんして愛情表現をしても、子供には母の愛は何かをプレゼントされる事で受け取るので、愛が微塵も伝わっていないのだ。

思い起こせば、息子の保育園や小学校の同級生で、お母さんはあんなに良い人なのに、子供は荒れているな･･･。
というパターンを実際に見ているので、充分にあり得る話だと感じた。

なんてこった。

私の愛の言語はクオリティタイムと僅差でスキンシップである。
息子とスキンシップしまくり、一緒に遊んだりしまくっていたが、息子に私の愛情が一切伝わっていないのかもしれない・・・！！

うちの息子が犯罪者になるかもしれない危機が勃発した。

子どもに愛を伝える方法

そしてこの本の著者は、この問題点にも言及している。

ある程度育たないと子供の愛の言語はわからないので、5つの愛の言語全てを使って子供に愛情を注くのだ！との事。

まじかーーーー
子ども産む前に教えてくれよーーーー
時すでに遅しだよーーーー
もう6才だよーーーーー

と正直思った。

ただ、息子を観察してみると、クオリティタイムとスキンシップが彼の愛の言語なのではないか、と疑わしい言動が散見された。

というのも、外では控えるようになってきたけれど、家では私と一緒に何かをしたがるしスキンシップもしたがる(クオリティタイム〇、スキンシップ〇)。

誉め言葉はなんか嫌そうな顔をするし(肯定的な言葉✕)、料理が面倒と言うとUberしよ！と言ってくれるので(サービス行為✕)、息子の愛の言語はスキンシップもしくはクオリティタイムだと予想している。

私の場合、奇跡的に母である私と息子の愛の言語が一致しているのでは！

現在の息子

今のところ、息子は犯罪どころが、道でゴミを見つけると拾おうとするし、困っている人がいると助けようとする。
乱暴な子がいると、「なんで乱暴な事をするんだろう」と言いつつ、「やり返すのは良くないよ。俺が我慢すればいいからさ。」と、犯罪とは程遠いとても優しい子に育っている。

学校生活でも、担任の先生からは、「とても思いやりのある優しい子です。優しいので女の子からモテていますよ！」など言われる。

犯罪者になるかどうかはあと10年くらい経たないとわからないのかもしれないけれど、今のところは大丈夫そう、私の愛は息子にちゃんと伝わっていそう、とにらんでいる。

これから

息子は先月11月28日で9才になった。

まだまだ幼さの残る子供である。
これからも5つの愛の言語全てで愛情表現をしてあげていこうと思っている。

※小さなお子さんがいらっしゃる方がおりましたら、是非5つの愛情表現で愛を伝えてあげてください！