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【分析結果】4,000人の人生を聞いてわかった人生の充実感とは何か。

私はキャリアコンサルタントという仕事柄、いろんな方の人生を聴く機会があります。

大学生に高校生、社会人1年目に定年退職を迎えた方、
経営者にフリーターなどなど、年齢性別問わず、
1人1人どんな人生を歩んで来られたかを聴いています。

その中で、人が充実感を得る瞬間を聞いていくと共通点がありました。
ここでいう充実感とは、
【ワクワクする瞬間】【幸せを感じる瞬間】です。

今の人生退屈だなーと思う方はぜひ参考にしてみてください。


充実感を覚えるタイミング

1.成長を実感する

人は成長を実感できると充実感を得られます。

例えば、できないことができるようになった、
勉強を頑張った結果がテストの点数に現れた、
陸上のタイムや順位が前回よりも良くなった、などなど

実は成長を実感した経験を可視化していくと、自己肯定感が上がります。
これは他人と比較せずに、過去の自分と比較することによって、
「あ、今の自分は前よりも良くなっている」と感じられるからです。

2.新しいことを知る

人間誰しもが「知ること」で充実感を得られます。

例えば、歴史の裏側を知る、
好きなことをとことん研究する、
行ったことのない場所へ旅行にいく、などなど

とある説によると、新しいこと=刺激となり、ドーパミンが分泌されるそうです。
科学的にも新しいことを知れば充実することが証明されています。

3.自らの意思で挑戦(行動)

能動的に行動すると充実感が得られます。
逆を言えば、受動的であると全く得られません。

例えば、新しい趣味を始めてみた、
今までやりたいと思っていたことを一歩踏み出してやってみた、
noteやX(旧:Twitter)を始めてみた、などなど

自らの意思で行動することは勇気のいることです。
良くも悪くも行動した結果は自分自身しか責任を持てません。

そこを踏み出した後に、大変なことや辛いことがあっても、
最終的には「良かった」と思えることが多くあります。

充実感を得られる思考

1.ポジティブシンキング

物事を肯定的に捉えられる思考は本当に大切です。
ただ、言葉でわかっていても非常に難しいです。

ネガティブになればなるほど、人は動かなくなり、
その場で永遠に悩み続けます。
そして、動かないので何も変わらず、またネガティブになるという無限ループにはまります。

そこから抜け出すために、オススメは過去の経験を「マイナスとプラスに解釈」することです。

例えば、いじめられた経験があったとします。
マイナスに解釈すれば、”人間関係が怖い”ですが、
プラスに解釈すれば、”人の痛みがよくわかる”です。

2.完璧主義を捨てる

多くの人は完璧を求めますが、充実感を得ている人は、完璧を捨てます。
そもそも完璧というのは存在しないと考えています。

学校や大学ではテストで100点という完璧は存在しますが、
社会人になると仕事で100点は存在しません。

そのため、結果に完璧を求めるのではなく、過程に完璧を求めます。
例えば「これだけ準備したからあとは本番を迎えるだけだ」
「できることはすべてやった。あとは祈ろう」みたいなイメージです。

そうすることで、結果は70点かもしれませんが、
過程が100点であればそれで充実感を得られます。

3.時間に余白を作る

充実感を得るためには、充実しているなぁと感じる時間が必要です。
様々なことに忙殺され、感情を感じる時間がなければ何も感じません。

ここでいう余白というのは、何もしない、考えない時間です。
スマホやPCからの情報をシャットアウトし、五感で今を感じる時間です。
デジタルデトックスとも言いますね。

今に集中すると、ないものというよりあるものに集中するため、
自然と前向きになれたり、心に余裕が持てたりします。

最後に

今までの人生と比較したときに、全然充実していなかったと悲観する必要はありません。

もっと言えば、充実しているから良い、充実していないから悪いというわけでもありません。

私個人の考え方としては、せっかく生きるなら楽しく充実した人生だった!と思って最期を迎えたいと思っています。

今からこの思考と行動をしていけば、きっと充実感が得られるようになります。
このnoteが、一歩踏み出すきっかけになると嬉しいです。

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