雑記 794 建仁寺

画像1 建仁寺の秘宝、風神雷神図屏風。俵屋宗達の作と言われている。本物は、京都美術館の保管庫にあって、これはCANONのコピー。普通のスキャンは何万画素、のところが、これは何億画素。金箔は、後から職人が追加したものだそうだ。あまりに精巧に出来ているため、かなりの近距離から見ても、学芸員も、本物か偽物か、分からない、と言う。
画像2 と説明をしてくれた人は、建仁寺の塔頭のひとり。こちらの龍の絵も、本物は、別の場所にある。何度か自然災害で寺は破壊の危機に瀕し、これは、偶然の幸運で、保管できた襖絵(のコピー)と言う。
画像3 足の指の数で、どこの龍か判る、と言い、3本は日本、4本は中国。
画像4 ♪♪♪
画像5 こちらの建物にある天井画は、足の指が5本で、日本の最高級の龍なのだと言う。京都はどこまで行っても寺と神社で、どこを拝観するにも無料というわけにはいかないのが、難点ではあるが、昔の人間はこんな素晴らしい作品を作る力があり、後世に遺してくれている、と言うことには、感謝だ。

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