雑記 691 星合の空に

画像1 空に、天の川を挟んで、牽牛織女の星が光る。一年に一度、二人が逢うことが許されるという伝説。その二人を取り持つのが、カササギで、天の川の中央に位置する白鳥座のデネブが、それ、と言う。七夕の日が近づくと、デパートなどで、笹の葉に願い事を書いて吊るしたが、今年はそう言う場所はなかった。
画像2 しかも不思議なことに、スーパーマーケットで流される「笹の葉さーらさら、軒端に揺れる…」という音楽が今年は流れない。クリスマス、正月、桃の節句、などで、ウンザリと言うほど流れる童謡が今年はないのだ。コロナのせいだろうか。「五色の短冊」と歌われ、そうか、五色じゃなくちゃダメだったんだ、と今頃気がつく。元は中国の話だから、陰陽五行と関わりが深いのだろう。今まで置いてあった短冊は、ただの色紙とは違うのだろうが、金色の短冊があると笹も見た目がよく映えた。様々なお願い事があったが、今年はそれをどうやって天に届けよう。
画像3 お盆も近づき、いよいよ夏本番。花屋には、形の良い大きなホオズキが並び始めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?