おかね

【消費税増税。#01】消費税 #とは 。

や、東天紅やよいだよ。

最近喉が渇くから水筒を持って行ってるんだけど、

たまに足りなくなっちゃうことがあるんだよね。

そういう時はジュースを買いに行くんだけど、

自販機だと140円とか120円とか中途半端な値段のものが

多くないかな?


そんな缶ジュースが微妙なとばっちりを受けたことがあって、

今度10月に8%から10%に増税されるって言われてる消費税。

これが昔導入されたときに色々難癖をつけられたみたいなんだ。

実際に生活に直結する内容も見ていくけれど、

まず手始めに消費税そのものについて、

ざっくりと説明しちゃおうか。

僕たちが払ってる消費税ってそもそも何だろう? ってね。


1.消費税ってそもそも何?

簡単に言えば、

「消費行為に対する税金」

っていうことだね。

どういうことか?


ご飯を食べる。

文房具を買う。

ジュースを飲む。


とにかく何かを消費するために買う。

その、消費するっていう行為自体に対して、

「税金掛けるよ!」っていうイメージ。

元々はフランスの財務省的な位置の人が考えたみたいだね。


買う側からすると、消費税って、

ただお店に取られるだけのイメージしかないかもしれない。

ただ、簿記をやってると分かるんだけど、

消費税は売上に入らずに、預り金扱いなんだ。

つまり、

「買い手から預かって、最終的にお店が代理で納めてくれる」

性質の物。これを間接消費税っていうんだけど、

日本では1989年、平成元年に消費税が導入されたみたいだね。

当時は3%だったらしいよ。……、僕の生まれる前なんだ。

この消費税が導入される前は、【物品税】と呼ばれる、

簡単に言えば嗜好品・贅沢品に税金を掛けて生活必需品は

税金を掛けない、っていう考えのもとに課税されていた

らしいんだ。

この消費税を導入する際に物品税周りは整理されて、

無くなったり改定されたりしたみたいだね。

余談だけど、昔の歌で「およげ!たいやきくん」っていう

凄く有名な曲があるんだけど、

出た当時は物品税の対象になるかどうかで揉めたらしいよ。

結局、内容的に童謡に近いとなって非課税になったみたいだけど、

物品税の弱点として、

「どれが課税? どれが非課税? その根拠は?」

っていうのが定義しづらくなるんだ。

要するに、生活必需品かそうじゃないか、の境が分からないんだね。

そういう面倒さもあって廃止されたっていう話もあるみたい。


ちょっと横道に逸れちゃったけど、

要するに広義の消耗品を買ったときにかかる税金、

って考えておけば概ね間違いではないはず。


2.消費税って何に使うの?

まず、お店の売り上げに入らないことは前で少し説明したとおりだよ。

詳しい消費税を納める流れは別の記事でお伝えするとして、

一応消費税法、第1条2項、法律の定義としては、

「社会保障と少子化対策に充てるよ」

となってるね。

社会保障は要するに、年金や健康保険、介護保険辺りのこと。

どうやら社会福祉関係に使われてるみたいだね。

ただ、消費税自体がそもそも2つに分かれていて、

上に挙げた国の施策に使われる【消費税】っていう消費税と、

地方公共団体に分配される【地方消費税】っていう消費税になるんだ。

増税されるっていうことは、この辺りの財源が足りないのかな、

って想像はできるかもね。


3.ジュースと消費税。

では、なぜジュースがこんな半端な金額なのか。

消費税導入前は100円ぴったりだったみたいだけど、

消費税を導入して暫くして、10円値上げとなったみたいだ。

そこからは消費税値上げと同じタイミングで120円、130円。

当時は、

「消費税に便乗して値上げしたんじゃないの?」

なんて話もあったみたいだけど、

同じタイミングでは無かった以上、微妙に考えづらいね。

もしかしたら消費税が入ったおかげで、

仕入自体に消費税がかかってきたからそれを転嫁したのかな?

とも思えるけど。

実際、広く普及してる品物に関しては政府が不当な値上げに関して

目を光らせてることが多いし、

簡単にはいかない中での値上げだったから、

他にも要因はあったんだろうけど。

ただ、当然消費者からしたら支払うお金が増えるのは納得いかないよね。

きっと当時の混乱を伝えるお話のひとつなんじゃないかな? なんて。



というところで、大雑把なお話は終わり。

次は実際に、10月の消費税増税の中身を説明していくよ。

のんびり、待っててね。10月まではかからないから。絶対。


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