徒歩で琵琶湖一周した話・3日目

2020年11月22日 19:32

皆さんこんにちは。

2020年11月某日に徒歩で琵琶湖を一周してきたので、その様子をnoteに綴っています。この記事は3日目についてのもので、上の画像の緑色で示した区間(マキノの道の駅～長浜駅近辺)を歩いた話です。

【1日目】はこちら
https://note.com/yayoiasuka/n/n9fe85cf542cf

【2日目】はこちら
https://note.com/yayoiasuka/n/ne7d41589a7e6

1.高島市ってなんか広いよね

8時00分、本日のスタートとして設定した道の駅マキノ追坂峠を出発しました。この道の駅は標高162m地点にあるそうで、琵琶湖の湖畔から割と登ってたどり着きました。

ところでスタート時間が遅い……遅くない？と気になった方が居ると思うので理由を話しておきます。

理由はずばり……寝坊です。

昨晩、這う這うの体で宿(野宿する場所の意)にたどり着いた私は、寒いから寝袋の中でスマホをいじってアラームもセットしようとしました。しかし、寝袋に入って5秒くらいで寝てしまったため、アラームが鳴らず起きられなかった……私は敗北者です。

琵琶湖沿いを離れて山に向かいます。本当は琵琶湖沿いの道を通って海津大崎に行きたかったのですが、そちらは道が狭く歩道も無いので、安全のために回避しました。ちなみに今通ってる道の方が距離的には短いです。やったぜ。
あとは雨さえ止めば……

8時35分、奥琵琶湖トンネルに到着です。長さ1155mもあり、通過するのに15分くらいかかりました。

トンネルを抜けるとそこは雪国……ではありませんでしたが、雨が上がって晴れの国になっていました。
あとトンネルの中で高島市を抜けて長浜市に入っていたようです。
出るのに丸1日歩かされるなんて……これも大合併の弊害でしょうか。

2.ここって田舎なのん？

アホくさ。

9時50分、岩熊隧道(やのくまずいどう)に到着です。なんで岩熊と書いて「やのくま」と読むんでしょうね。不思議です。

トンネルに入るとすぐに出口が見えましたが、多分これ10分以上かかる距離なんですよね。

トンネルを抜けると、久しぶりに琵琶湖が見えました。ここが琵琶湖の北端です。画面中央の黄緑色の平地は、戦後すぐに干拓された農地です。

流石は大都会塩津、コンビニがあります。
本日、道中にあったコンビニはここだけでした。

11時20分、藤ヶ崎トンネルに到着。本当は湖畔の道を通るつもりでしたが、トンネルを歩くのは結構ワクワクするので、その気持ちを優先しました。

11時40分、奥琵琶湖ロッヂに到着し昼食を食べます。
店の雰囲気はちょっと懐かしい感じがしましたね。バブルちょっと過ぎたくらいかな。
連日の疲労からか、濃いものを食べたくなったのでミソカツにしました。
うん、美味しい！

これ何時代の産物……？

13時00分、1時間以上休憩して回復させた足に鞭を入れて山登りです。新道と旧道に分かれていて、ビワイチ走者は旧道のプチ山道に進むことになります。

13時30分、旧賤ヶ岳トンネルを通過。昭和2年竣工という大変古いトンネルで、入り口は煉瓦造りでレトロな感じでした。入口の写真はちょっと映ってはいけないものがあったので出せないんです……悲しい。

内部は数年前に工事で補強されたらしく、コンクリートと照明がついて新しくなっていました。かつては昼間でも真っ暗だったそうで、その時代に通過したかったものです。

3.虚無虚無ロード

13時50分、木之本近辺です。ここから1時間半くらいは田んぼと山と車しか見えない虚無ロードを歩きました。

15時20分、この旅最後のトンネル(片山隧道)に到達しました。

トンネルを越えると、そこは湖でした。まるで実家のような安心感。

ところで竹生島という島をご存知ですか？琵琶湖には4つの島があるのですが、その中でもパワースポット的な島が竹生島です。

そうです、写真の奥に写っている島で、ちょっと神聖そうな形になってるでしょ？分からない？そうか……。

太古の昔から信仰され、島内には三重塔とか本殿が国宝になっている神社など色々と見どころがあります。お時間があったら是非行ってみてください。

16時00分、道の駅湖北みずどりステーションに到着です。
なんか雲行きが怪しい……。

18時00分、夜です。

何で2時間も休憩してるんだよ！

と思った方、今ブログを書いてる私と一緒ですね。後から自身の行動を振り返ってみると、後半は一回一回の休憩時間がやたら長くなっていたと思います。100km歩いたくらいから足の疲労がやばくなり、身体は休息を求めるようになっていきました。まあ当たり前か。この時の休憩は結構強い雨が降ってたのと、動きたくなかったとかです。