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デジタル浦島太郎な私がお絵かきアプリで絵を描いた話。

私は昔、マンガやイラストなんかを描いていた。
当時はデジタル化のはしりで、特にカラーイラストをAdobe社のPhotoshopやPainterを描くというのが一つのトレンドみたいになっていた。
私も流行りに乗っかって、Photoshopでイラストを描いていたものである。

なんだかんだで時は過ぎ、私はほとんど描くのをやめ、世間ではデジタルでイラストを描くのはごく普通のことなり、モバイルでサラサラさらりと描くことができる時代になった。

私もiPad miniを買い換えるのを機に、i Pencilも購入して何か描いてみるか、という気になった。
そこで問題になるのが、どのアプリを使って描くか?ということだった。

アプリストアなどで見てみると予想以上に色々あってびっくりした。
すごい時代になったもんである。
ただ、デジタル浦島太郎状態のためか、説明を読んでも「?」なことが多く…。
(単にアホなんだが)
とりあえず無料でダウンロードできるものを探してみた。

● MediBang Paint
以前、一念発起してダウンロードしたものの挫折して放置していた。

● CLIP STUDIO PAINT
プロも御用達とあり何かと目にするのだが、ここまでの機能は私にはキャパオーバーだなと思い断念。

● Adobe Fresco
Adobe社独自の技術を使って驚くような水彩画が描ける…らしいのだが、すでに書いてある意味がイマイチわからない時点でダメだと思う。

● Adobe Sketch
Adobe社がスケッチ感覚でサラッと描けるアプリとして出している。とりあえずダウンロード。

● SketchBook
Adobe社のスケッチと似ているがもう少し簡単そうだなと思いダウンロード。

● Tayasui Sketches
自分もすっかり忘れるぐらい過去にダウンロードして、使いこなせずに削除していた。今回何とかなりそうな気がしたので、再ダウンロード。

そして試し書き。 


元画像(iOSのメモで書いたもの) 

画像1

iPencilのペン先を傾けると鉛筆のように幅広のぼかしができることに感動するデジタル浦島太郎。

MediBang Paint

画像2

メディバンで線を起こし色を塗るとこんな感じに。
以前使用していたフォトショップに近い感じで塗れるし、ブラシのペンで線がここまで起こせるのはありがたい。
マンガも普通に描けるらしい。コマ割り機能がついていて、定規を黒くして線を引いてた時代が遠い過去と知る。

SketchBook


ブラシのペンで起こすとゆらぎやにじみのようなものが出るような仕様らしく、スッキリとした線にならなかった。
「デザイン用です!!」という主張を感じるアプリだと思った。
私は使ってなかったのでわからないが、コピックカラーがそのまま使えるようになっているので便利かもしれない。

TayasuiSketches


ペン入れで使えるようなブラシがなかったため、ペン入れはなし。
水彩画のように描けるのはとてもいいがアニメ・ゲームっぽいイラストを描くのは向いていないような。
ただ、遠い昔のアナログイラスト時代はこんな感じで描いてたなーと懐かしくなった。 

AdobeSketch


Sketchで描こうとしたら、こんな表示が。
ダウンロードの時に言っておくれやす…。
なんとなくやる気を削がれて中止。

SketchBookは無料なのに高機能という有難いアプリなんだけど、使いこなせる自信がない。
それに加え海外のアプリなので日本語のヘルプがない。
なんかすごいことができそうなんだけど、どうやればいいのかわからない…。

こういう時に英語ができたらなあなどとボヤきつつ。

TayasuiSketchesは同じく海外のアプリだしヘルプも英語なんだけども、動画があったりイラスト主体なのでなんとなくわかる。
あとアナログで絵を描く感覚に近いので、リアルに絵具で描く感覚だと思えば乗り切れる(?)。1回塗ったら後戻りしにくいというか。(やり直しの機能はある)無料だとレイヤーも増やせませんし。

この時点で使いこなせないだろうSketchBookとやる気を削がれたSketchはなしということに。Frescoも気になるんですが、センスがないと無理な気がしてならない…。

残るはMediBang PaintとTayasuiSketchesになったんだけども、

MediBang Paintは…
マンガやアニメ系のイラストを描くのには向いているがアナログっぽいイラストを描くのには向いていない

TayasuiSketchesは…
スケッチ的なイラストを描くのには向いているがマンガやアニメ系のイラストには向いていない

という感じがして方向性が違う。またMediBang Paint並みの機能の多彩さをTayasuiSketches求めると有償になってしまう。
(あくまで個人の感想なのでやり方によっては違うこともできるかもしれない)

ただ、自分の今後の使い勝手考えると、本格的なマンガは描かないだろうし、MediBang Paintのデジタル感覚よりもTayasuiSketchesのアナログな感覚が意外に楽しかったので、メディバンも残しつつ、TayasuiSketchesを主体にしてやっていくことに。
滅多にしない課金もして機能を増やした。
使いこなせるかどうかはわからないが、レイヤーが増やせるようになっただけでもありがたい。

これでボチボチと。
お絵かきライフをはじめようかと思います。

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