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新卒入社3年以内で辞めた人たちのリアルな声 集めました&集めてます

早期離職白書なんていう全然お金にならない活動を2012年からやっています。

2013年と2016年の2回、新卒入社後3年以内に辞めた方へのインタビューとアンケートの結果をまとめて発表してきました。そして現在、早期離職白書2019に向けてインタビューを続けています。

【インタビュー&アンケートにご協力いただける方を絶賛募集中です】

詳細は下記のサイトをご覧ください。


過去の早期離職者のインタビュー内容

過去のインタビューの中からいくつか抜粋してご紹介します。

人材サービスの会社へ就職したIさん(女性)

最初に会社に不信感を覚えたのは新卒採用から法人営業に異動になった時です。新卒採用ではやりたいことがあって、自分で新しい活動を立ち上げている真っ最中だったので心残りもありました。
 もう一つは、法人営業部は上司と私の二人体制だったのですが、上司との付き合いづらさを感じていたことです。二人体制なので逃げ場のなさが苦しかったです。

上司との関係から最終的には体調を崩してしまい、退職に至る。


大手食品卸へ就職したMさん(男性)

最初に辞めようと思ったのは、さっき言ったとおりに2年目の夏です。自分の職場はブラック企業のブラック部署でした。仕事内容だけでなく、上司が怒鳴る、帰宅後にもプライベートの携帯に「あの件、どうなったの?」と聞いてくるということもあって、精神的に参ってしまっていまいした。東京への転勤前は出社前に毎日吐いていて、僕がトイレで吐く音が実家のアラームみたいな感じでしたね。
 東京に転勤になって、最初は友達もいなかったのですが、徐々に友達も増えるなかで独立している人とも知り合うようになり、自分も早く独立したいと思い始めるようになりました。

こちらも体調を崩したというMさん。独立を経て、現在は会社員として別の会社で勤めています。


上場しているIT商社へ就職したKさん(男性)

 もともと社会貢献的な活動をやりたいと思っていたのですが、仕事が忙しくて活動をする時間がとれていませんでした。2年目の年末年始に学生時代にインターンをした陸前高田に遊びに行き、学生時代に言われた「困っている人たちを助けることが大切なんじゃないか」という言葉が蘇ってきて、辞めようかと思っていた時に当時住んでいたシェアハウスのオーナーから「辞めちゃいなよ」と言われて辞めようと思いました。
年末年始の休み明けに会社の飲み会で「辞めます」と伝えて、ひきとめてくれましたが、3月での退職になりました。

Kさんはインタビューの中で「会社自体は良い会社だった」と述べています。大きな不満があったというよりも、偶然の重なりで辞めたケースです。


早期離職が良いとか悪いとかそんな話はしたくない

早期離職白書をつくっているというと「早期離職は良い」「悪い」という議論をふっかけられることがあるのですが、正直、一概に良いとか悪いとか言えるものではないと思います。

私は白書を通して、色んなパターンがあるんだということを知ってほしいのです。色々なパターンがあるからこそ、離職対策にも色々なパターンがあります。時には快く送り出すことが長期的には会社の利益になることだってあると思っています。


早期離職白書2019は来春発行予定

白書第3弾となる早期離職白書2019は来春に発行予定です。今回すでに20名以上の方にインタビューをしていますが、今まで以上におもしろい話しが聞けています。時代による変化も若干ながら感じます。

現在、インタビューにご協力いただける方を絶賛募集中です。

条件としては、

・2013年以降に大学卒業
・新卒で正社員で入社(公務員もOK)
・入社後3年以内に退職

上記すべてに該当する方です。

自薦、他薦問いませんので、みなさんのご協力お願いします<m(__)m>

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