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こんにちは!ねこが大好きゼミ生の高橋です。

私はこの間、宮城県の田代島、通称「猫の島」に行ってきました!田代島は宮城県石巻市に属する島で、人口よりもねこが多いことで有名です。私は猫が大好きかつ宮城県出身なので、田代島にはいつか行きたい~とずっと思っていたんですが、この春休みにとうとう行くことができました!

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田代島へは、まず仙台駅から石巻までJR仙石線に乗って行きます。石巻駅を出てすぐ目の前にあるバス停からフェリー乗り場まで行き、フェリーで田代島へ行くというのがスタンダードなルートです。

ここで気を付けてほしいのが、フェリーの時間!フェリーの本数がかなり少ないので、一本逃すと致命傷なのです。一番早い船が9:00発だったため逆算して考えると仙台駅を7時30分前には出なければならないことになります。私は実家が仙台駅から離れた田舎にあるため5時起きでした☺

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さてさて、この日は曇り時々雨予報であんまり観光客はいないかな~と思っていたんですが、船に乗ってみるとほぼ席は満席…外国人の方もいてびっくり!海外でも知られているのは嬉しいですね。

船に揺られること一時間(めちゃくちゃ酔った)、田代島仁斗田港に到着!島にはあまり人の気配はなく、霧がすごかったこともありサイレントヒルみたいだ…と友達とビビっていました。

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ですが、港にもすでにねこちゃんが!

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第一猫発見!トラックの荷台の上で何かを物色しているようでした。寒いので冬毛をまとってふわっふわでかわいかったです~。港を通り過ぎ住宅地へ足を踏み入れると道のあちこちにねこがひょこひょこ。人慣れしているのかあまり逃げずにのんびりと毛づくろい、ああ~かわいい~~。この時点でIQ3にまで堕ちた私たちは「かわいい」と「にゃんにゃんこっち向いて」しか言えなくなっていました。

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住宅地を少し進むとクロネコ堂というカフェ&お土産屋さんがあり、この中にも猫ちゃんたちが。あったかい部屋の中でくつろいでおりました。

住宅地をさらに進み、山道に入りました。目指すは大量の猫スポット「島の駅」。道の駅みたいな意味でしょうか?仁斗田港からは歩いて25分ほど。山道を歩くのはなかなかしんどかったですが、途中途中にねこちゃんがポケモンセンターみたいにいて、その都度HPを回復していました。

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だんだん疲れてきたのでお菓子を食べながら歩いていたところ、気づけばねこに囲まれている…!?田代島ではねこへの餌やりは厳禁なので、ごめんね~と謝りながら逃げる私達。本気でダッシュしても諦めずに追いかけてくる姿がめちゃめちゃかわいかったです。お菓子はあげませんでしたが。

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抵抗の跡。(かわいい)

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ねこから逃げるうちに島の駅に到着!ここはもう、ねこのパラダイス!島で一番猫が集まる場所だと思います。どこを見てもねこねこねこねこご飯を食べたり眠ったり店の中に侵入したり、自由に過ごしていました。ここのねこはだいぶ人慣れしていて、抱っこすることもできました☺

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島の駅を出てさらに山道を進むと猫神社があります。招き猫などのたくさんのねこの置物が置かれていて、濃霧も合わさって荘厳な雰囲気を醸し出していました。

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猫神社を過ぎさらに進むと、田代島のもう一つの港「大泊港」につきます。大泊港は仁斗田港に比べてねこが少ないと言われています。猫を探して歩いていると、民宿を営む方に遭遇!庭にねこがたくさんいるから自由に見ていっていいよと声をかけていただきました。クロネコ堂や島の駅などの観光向け施設以外で島の住人の方に会ったのは初めてでしたが、とっても優しかったです☺

そしてお庭にはたくさんのねこちゃんたち…!寒いのでみんな固まっていました。かわいい。冬毛最高にかわいい。

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大泊港付近を見終えたところで、帰りの船の時間が近くなってきたので仁斗田港へ戻ることに。田代島発の最終便は13:22と、かなり早い時間です。島にいた時間は3時間半ほどでしたが、それでも十分なくらいたくさんのねこたちに会えて満足でした。また、霧の中山道や海岸を歩くというのもちょっと怖くて楽しかったです。一緒に行ってくれた友人に感謝!

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最期に、まとめ?のようになってしまいますが、自分の出身の県にこんなに魅力的な場所があったと知れてとても良かったです。ねこが好きな人、癒されたい人、ちょっと変わったところに行ってみたい人、現実逃避したい人ぜひぜひ田代島に行ってみてください!


ただ、島の住人の方とあまり出会えず、話をすることができなかったことが少し心残りです。田代島は高齢化と人口減少が進み限界集落といわれています。ねこという観光資源(言い方は悪いですが)を活かして島を盛り上げること、観光とねこの共存、などなど気になることがたくさんあります。

有馬ゼミに入ってから、ただ観光するだけでなく観光地の背景にも少し関心を持つようになりました。三年の授業では実践的な活動が増えるということなのでとても楽しみです!それでは皆さん、さようなら!ここまで読んでいただきありがとうございました☺


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(バナナマンの日村さんみたいではないですか?)

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