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僕たちは一体何歳になったら無駄遣いを卒業できるのだろうか?

おかしい。おかしいのだ。つい3日前に1万円をコンビニでおろしたはずなのに、財布の中には270円しかないのだ。僕は一体何にお金を使っているのだ?だれかにお札取られたんじゃないかと思っているくらい覚えてない。

無駄遣いがすぎると思って、ふとこの3日間の消費を少し思い出してみた。思い返してみると無意識に下北沢で古着を買っちゃてたし、飲み会にも顔を出していた。あとはカフェでのコーヒー代とおやつ。交通費、書籍と雑誌を1冊づつ購入という使い道だった。自分の成長のためにお金を使っていくんだ!と心に決めているはずなのに、振り返ってみると全然実行出来ていなかった。

世の中には、良質な有料コンテンツや素晴らしい活動をしている団体がたくさん存在している。そんな中、僕は何にお金を使っているんだ?と自己嫌悪が沸々と湧き上がってきたので、今日はお金の使い方や消費行動について書いていこうと思います。

有益な有料コンテンツが溢れているのに
なぜ成長を求める僕はそれを購入できないのか?

僕は長い間、塩谷さんと最所さんの有料noteの買う買う詐欺を続けている。僕は自分自身の成長にお金を使いたい!と思っているので、塩谷さんと最所さんの有料noteは買うべきだし、自分でもそうすべきと思っている。にも関わらずなぜか買えないのだ。確実に有益なはずなのに。月に700円とかで超絶安くて明らかに成長できる事は目に見えているのに。そして今日、僕は行かなくてもよいはずの飲み会に顔を出そうとしている。3500円を払って。

なぜだおれ?!!

と自分自身にツッコミが入る。なぜぼくは有益なコンテンツの購入にはものすごく躊躇してしまうのに、飲み会にはいとも簡単にお金を使ってしまうのだろうか?

そもそも、煩悩が無ければ25歳彼女なし実家暮らしの僕はこのようにお金を使うだろう。食事はコーヒーと牛丼。頑張った時はラーメン。主なお金の使いみちは、イベントで人に会ったり良質な有料コンテンツを買って知識をインプットすること。書籍も買って更にインプットする。会いたい人に会うためにお金を使う。想像では貯金も出来ているはずなのだ。

しかし現実は、ほぼ毎日ご褒美にラーメンを食べてしまうし、有料コンテンツも購入出来ずにいる。代わりに飲み会や雑費が増えていくのだ。僕はどうしたらよいのだ。自分に甘すぎるのか?いや、もしかしたらこれは、社会人なら誰もがハマる負のスパイラルなのかもしれない。

結婚されている大人の方には、若手時代を想起して読んで頂きたい。そして人生の先輩としてどのようにこのスパイラルと向き合って来たのか、日本の将来のために是非、考え方を聞かせて頂きたいと切に願っている。

ぶっちゃけ飲み会が無駄とは思わない。けど自己成長という観点では飲み会<<<有料コンテンツの構図は明らかだ。有料コンテンツは、当たり前だがものすごく考えが洗練されている。トップランナーがその感性や知識をまとめ上げ、時間をかけて書き上げているからだ。

一方で飲み会は、即時的な回答になってしまうことが多く、返答が全く洗練されていなかったりする。聞きたいことをピンポイントで聞けるというメリットはあれど、そもそもそんな方々とお酒を飲める機会は多くない。そして酔っ払っている。朝起きると会話の内容をあまり覚えていない。記憶にも履歴にも残らない。本当になぜぼくは無駄な飲み会に行ってしまうのだろうか?早くこの謎を解明しなくてはいけない。

飲み会という最強の煩悩コンテンツ

自分にとって本当に役に立つはずのコンテンツにお金を使うことには躊躇してしまうのに、飲み会という自己成長があまり見込めないコンテンツにはなぜ気軽にお金を出してしまうのか?少し分析してみた。

①人間は人に話を聞いてもらいたい生き物だ。

有料コンテンツと飲み会の違いは、コミュニケーションが常に取れることにあると思う。話したい欲とアドバイスしたい欲が互いに大きく解消できる。実は人間の多くは自分の成長の欲求よりも、人と話したい欲の方が勝っているのかもしれない。そしてそれをもっと認識すべきかもしれない。

②ストレスフリーでなんでも話し合える。

2つ目は、飲み会は相手を選べるということだ。自分が話したい人を選択して2〜3時間拘束してお話ができる。ストレス社会を生きる中で、ストレスフリーに溜まったことを吐き出し合える環境は、実はものすごく価値があるのかもしれない。

③ビールとハイボール。焼き鳥に唐揚げ。彼らは魅力的だ。

ここの説明は省く。飲み会には常時彼らが君臨している。いつだって人間はビールと焼鳥を食べたいのだ。(最近僕はハイボール) くそう、相性良すぎるだろ。想像したら負けだ。

僕たちは簡単に世界を変えられないことを知っているから
飲み会に足を運んでしまうのかもしれない。

結論として、僕たちは自分や世界を変えることは容易ではないことを知っているから、飲み会に参加してしまうのかもしれない。

いくら自己成長の為に理想のお金の使い方をしても、うまくいかないこともある。むしろそのほうが多いし、目指す目標に到達出来ることのほうが稀だったりもする。だから、その傷を誰かにそれを聞いてほしいという欲求が生まれる。人間は生きているだけで、素晴らしいと思うし、生きているだけで何かしら傷を負っているのかもしれない。

なので想像以上に人間は飲み会が必要(好き)なのかもしれない。意識すべきなのはこの事実を認識することとバランスを取ることだろう。インプットや成長等の軸と、息抜きのバランスを上手く取らなきゃいけない。美味しいものをご褒美に食べることも、無駄と思える飲み会も、実は自分には必要な行動でそれに対して後悔を抱くことはナンセンスなのかもしれない。

「1インプットで1ご褒美」

人間はこのくらいがちょうどいいバランスなのかもしれない。飲み会というコンテンツの真の強さを知ることで、成長する事と息抜きのバランスを取れるようになるのかも知れない。

結論として、無駄遣いは人間に必要で、いかに成長コンテンツと息抜きの自分に合ったバランスを見い出せるかが、最良の自己成長の鍵になるのかもしれない。

「そうだ、インプットして飲み会に行こう!」
「1インプットで1ご褒美」

おわりで〜す。よしを

<※製作秘話(編集後記)>

トップ画像は「金の斧銀の斧」のかわいいイラストにしようと思っていました。成長と欲望どっちを取りますか?的なね。そんな感じにしたかった。しかしフリー画像で見つからず、なぜかこれだ!となった白雪姫になりました。

うすいよしきのtwitterはこちら https://twitter.com/usui_comedian

READYFORでチーフマネージャーを3年ほど担当 。現在は退社し「お笑い芸人」を目指してます。 夢を持った尊い人をもっともっと応援できるように活動中。 クラファンや夢を持って活動する時の悩み解決策etcをtwitterではつぶやいていきます。ポリシーは「難しいことを面白く伝える」です。お気軽にフォローどうぞ〜(^^)

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