客観的な目線を持てないことは誇るべき才能だ

僕は昨年の12月に会社を退社してお笑い芸人を目指しています。なぜいま、会社を辞めてお笑い芸人を目指すのか?というnoteは今度書こうと思っているのですが、とりあえず聞いてください。先日、漫才ライブで気持ち良いくらいスベりました。いやあ、めちゃくちゃに凹みました。

披露した漫才は元プロだった相方と何度も話し合った漫才で、100回ほど練習した漫才でした。1回1回ビデオで撮影して、良い所・悪い所を出し合いながら修正していった漫才でした。僕達の中では完璧だったはずでした...

しかし、その日、僕達の漫才で笑いが起こった瞬間は一度もありませんでした。しかし、ライブでスベった経験から僕は大切なことに気が付きました。

それは、なぜ僕たちは失敗してしまうのか?ということについてです。

客観的な視点を持てない人間は悪なのか?

失敗という現象を防ぐためにはどうしたらよいか?それは、未来に行ってその結末を知ることでしょう。残念なことに僕たちは未来に行くこともその結果を知ることも出来ません。しかし、その結果を予測することは出来ます。そこで重要になってくるのが、客観的視点を持てるかどうか?です。

ここで1つ、質問を用意させていただきました。あなたはAとBの現象に対してどう思いますか?

A:あなたが血の滲むような努力をして作り上げた作品に対し、その努力を全く知らない人間から的を得たフィードバックをされること。
B:もし、あなたの感性が少しだけ世間とズレている事が原因で、素敵な作品が必要としている人に届かないということ。


どちらも結構苦しいですよね。Aの状況をイメージした時にあなたは本当にその状況に耐えることが出来ますか?あなたの努力を知らない人間からのフィードバックがもし正しかったとしても、あなたはそれを素直に受けることが出来ますか?Bの現象に直面した時、あなたはその状況に耐えることができますか?

そう、失敗をしないため大切なことは、実はあなたの努力を知らない方からフィードバックをもらうことだとスベってみて思うのです。もし、あなたのプライドが傷ついたとしても、本当にあなたを傷つけることは、あなたの努力が実を結ばないことなのだから。

なぜ僕たちは失敗をしてしまうのだろうか?


失敗について、少し具体的にお話をさせてください。なぜ人は失敗してしまうのか?それは部分的な正しい箇所に深い愛着を抱いてしまう事によって、根本的な失敗がどんどんと隠れてしまうからではないだろうか?

例えば、最高の小麦粉とミルク、卵を使って最高のパンケーキを作るとする。あなたはそこに一匙の砂糖を加えたとしよう。最高のパンケーキが出来上がるはずだ。でも本当にそうだろうか?

もしかしたら、最高の素材の味を活かした甘みのないパンケーキの方が正解だったのかもしれない。砂糖ではなく、シロップや生クリームを合わせた方が正解だったのかもしれない。もしかしたらその素材の特徴的にパンケーキより、パンの方が向いていたのかもしれない。

人間は熱心になればなるほど、根本的な正解を導き出すことに対して盲目になってしまうのかもしれない。中に入れば入るほど、客観的な視点を持ちづらくなってしまうのかもしれない。最高の小麦粉やミルク、卵など1つ1つの部分的な素材に愛着を持ってしまうと、根本的な正解はなにか?という問を見つけずらくなってしまう。愛着に感情のベクトルが固定されてしまい、根本的なズレを見逃しやすくなってしまうのだ。

作り手のプライドはどこに据えるべきなのか?

しかし、自分が血の滲むような努力した作品に対して、フィードバックをもらうことは苦痛が伴う。恐らく、フィードバックをもらうことが得意だ!という人間はこの世に存在しないのではないだろうか?

しかし、努力を重ねた作品ほど、あなたの努力を知らない人間の意見をもらったほうが良いのではないかと最近思うようになった。努力を重ねた渾身の漫才がウケなかったあの瞬間から。

作り手にとって本当の苦痛はとはなにか?それは、血の滲むような努力をして作り上げた作品に対し、その努力を全く知らない人間から的を得た根本的な意見をもらうことなのだろうか?それとも、主観的になってしまい根本的な失敗に気付かず、その情報が必要な方や届けたい方に届かない事だということだろうか?僕は、本当の苦痛は後者だと思うのです。しかし、いつの間にかいらぬプライドに邪魔をされてしまうのです。

客観的な目線を持てないことは誇るべき才能だ

さて、前置きが長くなってしまったのですが、客観的な目線を持てない事は悪なのだろうか?恥ずかしいことなのだろうか?

客観的な目線を持った人間は優秀であり、持てない人間は劣っているという風潮が日本にはあると思う。だが、それは間違いだと思う。むしろ、自分の作品に盲目になれることは誇るべき才能だと思う。それだけ作品に憑依し、一生懸命になれているという紛れもない証拠なのだから。そこに対して、客観的な視点を持てないと感じる方は、もっと自己肯定感を持って良いと思う。ちなみに僕は客観的に物事を見れないタイプです。しかも相当客観的に見れない自信がある。

そもそも、客観的な視点を持てる人間と持てない人間がいると思う。いや、そう思ってしまったほうが楽だ。自分はどちらの人間なのかカテゴライズしてしまったほうが生きやすい。A型は整頓が好きで、B型は乱雑のように。

客観的な視点を持つことが出来ないタイプの人間だと自覚してしまうことによって、コメントを素直に受け取ることが出来るようになる。自分はいつも何かに盲目だ。と思っておけばフィードバックも嫌じゃなくなってくる。自分自身のプライドがどう思うか?業界がどういう常識か?ではなくって、重要なのは一般の消費者から見て良いか悪いかなのだから。

逆に、客観的な視点の持ち主に対して、作品への熱意の込め方をフィードバックしてあげれば良いと思う。重要なことは、自分はどっちのタイプなのかを見極めること。そして自分の根本的な間違いを指摘してくれるパートナーを見つけることだろう。もちろん、両方を兼ね備えた人間も存在する。その方はもちろんそのままでいいと思う。ちなみに、僕は前職の会社員時代から圧倒的客観的視点を持っている最高の相棒が、いつも僕に意見をくれて軌道修正できています。いつもありがとう。

作り手の目指すべきゴール


作り手のゴールとして、最も有益なことは届けたい人に情報を届けること。そしてその人の行動や感性にプラスの感情を生み出す事こそが目指すべきゴールだと僕は考えています。ここから逆算していくと、盲目な人間の時間をかけた作品ほど、フィードバックをもらうべきなのです。くだらないプライドよりも目指すべきゴールが達成されないほうが大きな苦痛なのだから。

この文章の内容をまとめてみました。客観的な視点を持っているか?を確認出来るチェック表的なものを用意してみましたので、客観的な視点を持てないかた。また持っている方は、持っていない方に教えてあげてください。
※あくまで個人的思考なので、強く確かに!と思った方のみご自由にお使いください。


〜うすいよしきから重要なお知らせ〜

【うすいよしき初の単独ライブ開催決定!】


いつも僕の拙いnoteを見ていただいている皆様へ。いつもありがとうございます。たくさんのスキやRTが嬉しくて生きていると言っても過言ではありません。そんな皆様に、僕の晴れ舞台を見に来ていただきたいと思い、初の宣伝をさせていただきます。

3/21(水※祝日)14時〜渋谷ユーロスペースにて初のお笑い単独ライブを企画しています。結成して間もないコンビなのですが、本気でお笑い芸人になるためにクラウドファンディングで、とても大きな挑戦をしています。今の僕達に出来る最高のコントや漫才をお届けします。無料で観覧できる席もご用意しておりますので、よければ僕のお笑いを見に来てみてください。

無料席の登録はこちらから。是非、遊びに来てください!!\(^o^)/

単独ライブについての詳細はこちらから。

有料席の登録はこちらから。※残り20席ほどなのでお早めに

※上記プロジェクトが成功しないと単独ライブは実施出来ません。当日に来れない方用のリターンも用意しております。もしよければ、僕達の単独ライブをご支援で応援していただけると最高に嬉しいです。無料席でも単独ライブに来ていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします!

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何度も読み返したい素敵な文章の数々vol.10

コメント3件

参考になりました。私も同様に、顧客が求めているものを確かに提供できているか? という点では、努力も何も知らない相手からフィードバックを貰う方が遙かに有益だと思っています。そう言った相手からの方が、努力というフィルターを介さずに意見をくれますから。
Soila(そら/A.Ito) さん
いつも感想頂いたり、RT頂いたりありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!
僕も先週までできなかったのですが、これを書くことによって、だいぶ思考が変わってきました。フィードバックもらうことは最高です!
はじめまして。とても納得しました。
確かに夢中になると盲目になってしまい他人からみて自分の作品はどうなのかというのが考えられなくなります。
青いバナナも苦労してはるばる南国から来ますが、黄色く熟して食べられても嫌いな人には口にすら入れて貰えない。でも第三者にチョコをかけてもらったり、見た目を変えてもらえれば食べて貰える可能性も増えますね。
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