みなさん、こんばんは。やまもとです。

いつもお読みいただきありがとうございます。本日で第5稿となります。読んでいただいているのか全く誰も読んでくれてないのかは分かりませんが、更新は続けていこうと思います。

トップの写真は、23歳の時に赤いBMWのオープンカーに乗って、調子にも乗りまくっていた時の写真です。最終的に、燃費が悪すぎて困ったのと、車高が低すぎて184cmの自分では乗り降りがし辛くなったことが原因で売りました(笑)。今となっては良い思い出です。

そんな23歳の時に出会った僕の友人について今日はお話したいと思います。僕が27年間生きていて「マジでこいつには敵わないな…」と思った人間TOP3に入る人間です。マジでいろいろとぶっ飛んでいる（良い意味で）ので、是非最後までお読みいただければと思います！(^^

皆さんは、

「路上でバナナを売ったことがありますか？」

「みかんを鴨川で等間隔に並ぶカップルに売ったことはありますか？」

「三条大橋で漫才をしたことがありますか？」

「出張マッサージをしようと一日200件ピンポンしたことありますか？」

「靴磨きで年収2,000万円稼いだことがありますか？」

彼は全部あるんですよね(笑)。本当にすごい。

彼と会ったのは22歳の時のバイト先。唯一の同級生ということですぐに打ち解けて、色々馬鹿なことをして仲良くなっていきました。彼自身、すごい明るくてかつエネルギーがあって人あたりも良くて、まじで欠点のない人間だと思います(笑)。

そんな彼と意気投合した理由は「起業願望が人一倍強かったから」です。僕自身昔っから起業願望がありましたが、現時点で言うと彼はそれをすでに達成していて、年収も僕の4倍はあると思います(笑)。とんでもないです。僕も昔から「行動力がある」「バイタリティが高い」とか周囲から褒めて頂くことが多かったですが、彼は比ではありません。良い意味で最高にぶっ飛んでいます。

許可を頂いたので、彼のマインドや経歴をご紹介します。

彼は関西の国立大学出身で、21歳までは教師を目指していました。なんでもGTOの鬼塚みたいになるのが夢だったそうです。鬼塚のように、生徒が悪いことをした時には全力で叱り、生徒が悩んだ時には全力で励まし、生徒が頑張った時には全力で褒める、そんな先生になりたかったんです。しかし、在学中の教育実習時に、授業の準備や事務作業等に追われ生徒と向き合えていない教育現場の実態を見て、その瞬間に教師になることを諦めました。そんな夢を諦めていた時に、イベントを主催している起業家の方に出会い、その生き方に惚れ、将来起業することを決意します。

卒業後は商社に勤めた彼ですが、就職後すぐに「3年で辞める」と決意します（当時連絡が来たのを今でも覚えています）。しかし、その間に、スーパーで買ったバナナを路上で500円で売っていました(笑)。これだけ聞くと意味が分かりませんよね(笑)。ようはスーパーで買ったバナナを道行く人一人一人に売って行くそうですが、その時に自分の「想い」を乗せて売るようです。「将来●●がしたいんですけど、今はお金がなくて出来ないんです。もし、応援してくれる気持ちがあるならば、これを1本500円で買ってください。」と。これが不思議と売れたそうです。結局彼が言うのは、「バナナを売っているんではなくて『想い』を売っているんだ」と。

彼は他にも色々なことをします。出張整体です。彼自身全く整体のスキルはなかったそうですが、知り合いの整体師に5万円払って、整体のコースが一通りできるよう教えてもらい、それをもって一件一件チャイムを鳴らして、出張整体を行いました。最初の15分無料をとっかかりに一日100件近く回るそうですが、月3000ピンポンをすれば月収20～30万円は確実のようです。例え最初に5万円投資してもすぐに回収できる、かつ整体は仕入れが不要なので、ビジネスとしては非常に旨みがあります。彼曰く「根性があればお金稼ぐのは誰にもできる。」です。

他にも彼は色々なことをして「商売の基礎」を学んでいきます。「お金を稼ぐとはなんなのか」「ビジネスの本質は何なのか」と。

そんな彼としばらくぶりに今日会いましたが、やはりすごかったです(笑)。今は結婚のことがあったので、一旦サラリーマンに戻ったそうですが、整体の固定客やその他、アパレルや靴磨き、アクセサリーの販売代理等、様々なビジネスチャンネルを持っており、月収はサラリーマンの数倍では収まらないそうです(笑)。

こうやって書いていると、読んだ方は「そんなに稼いですげ～」となりそうですが、彼自身のすごいところはそこではなく、やっているすべてのビジネスが「自分が好きなこと」「自分が1000年後もやっていると確信できること」がビジネスになっていることです。

みなさん、最近「ネットワークビジネス」「ネットビジネス」等よく耳にしませんか？僕もよく聞きますし、知り合いから勧誘されたりもします。はっきり言ってこれらをやっている連中はクソだと思っています。人間としてもぺらっぺらです。というと、真剣にやられている方に失礼なので発言の意図をお話しますと、これをやってい99％の人間は「儲けるため」にやっています。そこに「想い」や「愛」はなく、ただ「金のため」にやっていると思います。

僕の知り合いでアフィリエイトの会社を立ち上げた人間がいます。最初は軌道に乗っていたそうですが、結局長続きせず今は多額の借金を抱えています。アフィリエイトとは簡単に言うと、自分のページを見て（記事を読んで）、ページ内で紹介している商品をページ内のリンクから購入すると、その購入に応じてサイトの運営者にフィが支払われるというものです。代表的なアフィリエイトでいうと、育毛剤のチャップアップが有名です。誰かがそのページから購入すると、1本数千円のフィがサイトの運営者に支払われます。だからサイトの運営者はあることないこと書いて、なんとか自分のページから購入させようとします。使ったこともないくせに、育毛剤の効果を示すために、ビフォアフターの写真を転用したり平気でします。クラウドワークスやランサーズを見て頂ければ分かりますが、「育毛剤のビフォアフターの写真を1000円で買い取ります」みたいな案件が平気であります。サイト運営者はそこで画像を買って、あたかも自分が使用したかのように「効果あり！！」と書きます。最悪ですよね。

ネットビジネスにも良いもの悪いもの様々なものがありますが、ほとんどが「儲け」のためにやっています。彼と共通しているのは、「儲けることを目的に損得だけでしているビジネスは絶対に長続きしない」と思っていることです。「そんな目的の為に商品を買わされるお客さんがかわいそうだ」と彼は言いました。全くその通りだと思います。僕がネットビジネスをしている人間を嫌う理由は、やっている人間のほとんどが「金の亡者」だからです。しかし、中には素晴らしいものもあります。例えば、キャンプ道具のアフィリエイターがいますが、いろんなメーカーの商品を全部買って自分で使用し、レビューをまとめて記事にし、そこでアフィリエイトを行う。記事を書いている本人の「キャンプ愛」が伝わってきますし、「本当にいいものを紹介したい」という想いも感じます。それが結果的に他のアフィリエイターとの差別化になり、収益性も上がっていると思います。

今日彼と話していて再確認できたのは、ビジネスの根本は「どれだけ周囲を＋に出来るか」ということです。周囲に与えられる＋が多いほど人はそこに価値を感じます。そして自分が＋になることに対して人はお金を払います。ですから、結局は「周囲を＋に出来る人」が人の信頼を勝ち得、ビジネスも成功するのだと思います。

彼自身、僕と同じで失敗をし、数百万円の借金を抱えていた時期もあるようですが、今ではその経験を活かし、バリバリ活躍しています。僕はだいぶ遅れをとってしまっています。

「好きなことは続けられるし、続けられれば専門性が増す。専門性が増せばそこに価値が生まれるし、価値が生まれれば人はお金を払う。ビジネスの本質はこれだし、"良いビジネス"は周りを幸せにする。」彼は今日の締めくくりにこんなことを言っていました。好きこそものの上手なれと言いますが、彼はそれを体現していて本当にすごいです。

彼はこんなことも言いました。

①損得で動く人間

②自己重要感で動く人間

③想いで動く人間

世の中にはこの3パターンの人間しかいない、と。僕らの世代（20代後半）は社会に出て数年経ち、世の中のことも少しづつ分かってきて、「一番調子に乗る年代」だと思っています。周りを見てても、年収を鼻にかける人間や、所属している企業の大きさを鼻にかける人間、副業で稼いでいることを鼻にかける人間や、自分の人脈を鼻にかける人間、色んな人間がいます。きっと皆さんの周りにもこういうやつっていると思います(笑)。ですが、安心してください。そういうやつらは全員大したことないです(笑)。絶対①か②です。そしてそういう人間は長期的に見たときに、無価値に等しい人間です。逆に、もし自分の周りに③の人がいれば、絶対に大切にしてください。大きな成功を収めていなくても、サラリーマンでも、個人事業主でもなんでもいいです。周囲の人に「想い」や「愛」をもって接することの出来る人間は、将来絶対自分に良いご縁を運んでくれます。そして周囲を＋に出来ます。周囲を＋に出来る人は、鏡の法則で絶対本人も幸せになれます。

少し話がそれましたが、彼と話すと本当に前向きになれます。それが彼の魅力であり、「周囲を＋にする力」だと思います。自分には彼のような影響力はありませんが、周囲の人に改めて感謝し、もっともっと周りを＋に出来る力をつけていこうと思いました。

まとまりがないですが、本日はこれで。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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