ヤンコビッチ(Aleksandar Janković)  A代表の李霄鹏でなく、U23代表監督のヤンコビッチが代行監督。セルビア出身の50歳。早くに現役引退後、レッドスター・ベオグラード皮切りに東欧各国やベルギーのクラブでアシスタント、監督歴任。セルビアU21代表監督へて2018年から中国年代別代表を指導。2021年からU23代表監督を務めている

韓佳奇(Han Jiaqi)広州城 1999/8/23 
北京出身、ポルトガルのAvesに在籍経験あり。2019年に広州富力(現広州城)加入後、2020年から当時監督のファン・ブロンクホルストに正GKとして抜擢され定着。A代表は招集のみだがU23世代では絶対的守護神。安定感に欠ける面はあれど鋭い反応が魅力。

彭鵬(Peng Peng)昆山FC 2000/11/24
広東省深圳出身。中甲(2部)首位のクラブから選出、アジアユースでは正GKを務めたが、今大会では韓佳奇の控え濃厚。根宝アカデミー、上海申花、青島黄海などに在籍。

黄子豪(Huang Zihao)南京城市 2001/6/9
江蘇省宿遷出身。江蘇蘇寧に在籍していたが、チーム解散で同じ江蘇省の南京城市へ加入。

蒋光太(Jiang Guangtai/Tyias Browning)広州FC 1994/5/27　CB/RB
英国・リバプール出身。エバートンの下部組織出身でU21までのイングランド代表経験あり。祖父が広東省出身の中国系3世。所謂「帰化選手」の一人でアジア最終予選でも主力として活躍。今大会ではオーバーエイジで支柱と期待されるが、今季広州FCでのパフォーマンスは低調で選出に疑問の声も。

朱辰傑(Zhu Chenjie)上海申花 13/1 2000/8/23 CB
上海出身、U23年代だがアジア最終予選でスタメン確保したディフェンスリーダー。経験重視だったマルチェロ・リッピが経験要するCBで10代にしてスタメン起用した185cmの高さを生かしたストッパー。今年に入りPKキッカー務めるようになり、最終予選サウジアラビア戦で得点。クラブでも今季2得点を記録している。

呉少聡(Wu Shaocong)広州FC 2000/3/20 LB／CB
河南省鄭州出身、予算削減で大幅に戦力低下した広州FCに残留し絶対的主力に定着、192cmの長身CBだが左でも機能。A代表招集歴も。2018年〜19年にかけて清水エスパルス、京都サンガに在籍経験あり(公式戦出場はなし)。

叶力江(Yeljan Shinar)深圳 1999/6/6　RB／LB
新疆ウイグル自治区ウルムチ出身のカザフ族、2019年にカザフ族で初の中超選手に。主にRBだが両サイドバックに対応。

温家宝(Wen Jiabao)上海申花 1999/1/2 LB/LM 
北京出身、広州恒大でデビューし、上海申花加入後定位置を確保。1月のドバイカップではキャプテンを務めた主軸だが、怪我で今季は未だ出場ゼロで選出は意外。前中国首相と同姓同名のためメディアでは「温姓小将（温姓の若手）」と表記されることが多い。

蒋聖龍(Jiang Shenglong)上海申花 2000/12/24 CB/DM 
江蘇省南京出身、193cmの高さを生かしビハインド時には前線でパワープレー要員にも。今季リーグ戦でも主に申花で朱辰傑とCBを組むが、攻撃参加からアシストを記録。U23アジアカップ予選マレーシア戦では敗退の危機に貴重な同点ゴールを決めた。

徐浩峰(Xu Haofeng)深圳 1999/1/27　CB／LB／RB 
四川省成都出身、DFライン全般をこなすがこのチームでは右サイドバック起用か。U23政策の恩恵もあり2020年から深圳で主力として経験積んだが、年初ドバイカップではミスが目立った。ムキムキ

*7/16負傷のため離脱
牛梓屹(Niu Ziyi)河南嵩山龍門 1999/9/21  CB/DM
河南の躍進に貢献したCBだが、ここしばらく負傷離脱中。U23世代では主力級だが、A代表の主力CB2人の参戦でスタメンは厳しいか。

何宇鵬(He Yupeng)大連　1999/12/5 RB/RM
遼寧省鞍山出身。かつての大連実徳の下部組織で育ち、解散後全身の大連阿爾濱へ、2019年に88分に投入⇨ファーストタッチで決勝点⇨即座に交代させられ話題に。今季リーグ戦でも1得点。

蘇士豪(Su Shihao)青島青春島 1999/12/29 LB
上海申花の下部組織出身、主に2部へレンタル暮らしが続く。左サイドバックの控えと予想される。

梁少文(Liang Shaowen)北京国安 2002/6/12 CB
陕西省渭南出身、国安生え抜きの左利きCB。中国勢が軒並み２軍派遣した2021年ACLで19歳ながらキャプテン勤め、直接FK決めチーム唯一の勝ち点に貢献。今季も1軍で4試合出場している期待株。U21代表のクロアチア遠征はどうするのだろうか、E-1の方が価値が高そうだが

戴偉浚(Dai Weijun)深圳 4/0 1999/7/25 CM/RM
香港出身、11歳で英国移住。Readingの下部組織へてイングランドやオランダのクラブ経て2020年深圳に加入。英国/香港のパスポート保有し香港代表招集歴もあったが、今年1月中国パスポート取得、2月の日本戦で代表デビューしA代表定着。フィジカルに不足あるがその高い技術で今後の中盤の指揮官と期待され今夏にはフランス移籍の噂も。今季リーグ戦10試合2得点5アシストと好調も直前のリーグ戦で負傷交代しており影響が心配

迪力依米提・土地(Dilyimit Tudi)長春 1999/2/5 CM
新疆ウイグル自治区阿图什出身のウイグル族。地元の新疆(現在2部)で育ち、2020年から長春に加入。昨季は3位躍進に貢献し今季もスタメンを確保。今大会もボランチのスタメン候補。中国内の実況で「土地！」と呼ばれていたが、SNS上で「土地と呼ばないで！」と投稿。アカウント名は「迪力と呼んで」日本のTVはどう読むんだろうか

徐越(Xu Yue)深圳 1999/11/10 CM
江西省上饶出身。根宝アカデミー、上海申花、江西、武漢三鎮などいくつかのクラブを渡り歩いたボランチ。今季リーグ戦では途中出場が多いが、浙江戦で見事なミドルを決めて脚光浴びた。

陳国抗(Chen Guokang)梅州 1999/1/23 RM/AM
広東省湛江出身、梅州の昇格に貢献し今季もリーグ戦で得点を上げ主力として活躍している。ドバイカップではアンカーを務めた。日本のメディアは彼の名前をどう発音するのだろう？漢字音読みだとチン・コッコウになる。

黄嘉輝(Huang Jiahui）大連 2000/10/7 CB/DM
安徽省亳州出身。スペイン留学経験あり。本来CBだが、近年クラブでは守備的MFとして定着し、今季も主力として奮闘している。

么旭辰(Yao Xuchen)河北 1999/9/11 RM
河北省出身、セルビア1部リーグでプレイ経験ある左利きの攻撃的MF、財政難で主力流出の河北で主力として期待される。

譚龍(Tan Long)長春亜泰 7/1 1988/4/1 FW
遼寧省大連出身、185cmのCF。父がアメリカ人で2009-14,14-16年にアメリカでプレイ。11年バンクーバー・ホワイトキャップス時代に中国人初のMLSでプレイ&得点を記録。中国国内でなかなか結果出なかったが、2019年は2部で得点王&MVPになり、居場所を見つけた。185CMと長身だがウイングにも対応し、アシストも期待。今季も開幕戦でハットトリック

陶強龍(Tao Qianglong)武漢三鎮 2001/11/20 FW/WG
安徽省阜陽出身。18歳で河北でデビュー、各年代別代表のエースで［武磊２世」と期待され、同年齢の久保建英らと「期待の60人」に選出されたウィング。しかし2020年にU19代表合宿中に抜け出して飲み歩いたため半年出場停止処分くらい、伸び悩み気味。大連へて武漢三鎮へ加入。172cmはこのチームで一番小柄

方昊(Fang Hao)山東 2000/1/3 FW
江蘇省鎮江出身、ドバイカップで４ゴール挙げ得点王になった期待のストライカー。山東の下部組織出身で内蒙古や武漢長江にレンタル経験、2020年にはブラジルでプレイ。今季はまだフェライニらの壁が厚いが今後に期待。

ドバイカップ、中国U23はタイ🇹🇭に4-2で勝利。山東所属の方昊が大四喜(4ゴール)タイは2.3歳下の世代だったようだが pic.twitter.com/P5FwXm131f
— ZZ (@guojiadui) March 26, 2022

劉若钒(Liu Ruofan) 上海申花 1999/1/28 FW/RM
四川省南充出身、18歳でトップデビューしU19代表ではエースとして期待され、伸び悩んでいたが昨年レンタル先の2部成都で13ゴール上げ昇格に貢献し、一皮向けた印象。若ハゲ気味

劉祝潤(Liu Zhurun)上海海港 2001/10/6 FW
安徽省阜陽出身。上海海港で育ち、外国人選手の退団や離脱の恩恵もあり、2021年以降コンスタントに出番を増やし得点も決めている期待のストライカー。