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自分のキャリアをプロダクトと捉えて、プロダクトマネジメントすると良いかも、という話

こんにちは!榎本です。
今日は最近のキャリアデザインに対する僕の気付きを共有したいと思います。
普段、PdMとしてプロダクトをマネジメントしているんですが、最近キャリアもプロダクトと捉えてマネジメントしていて、めっちゃいい感じ!と思っているからです。

プロダクトマネジメントとは?

ここらへんは記事とか本にたくさん書いていますが、「ユーザーに価値を与えるプロダクトを管理すること」ですかね。
図にすると下記にようになると思います。

・ユーザーに価値を与えるプロダクト、プロダクトに対価を払うユーザー
・上記の関係をつくるために、プロダクトマネージャーがユーザーから課題を抽出し、自分・企業の中の「ミッション」の構想からプロダクトロードマップを作り、プロダクトを実現させる
・日々、プロダクトをディレクションして実現させていく
・プロダクトを「継続」させるためにマネタイズや資金調達などをする
・プロダクトを知らせるために、マーケティングコミュニケーションをしていく
・ファンやコミュニティがコアユーザーから形成され、交流を図る

キャリアをプロダクトと捉える

上記の形式で、キャリアをプロダクトと捉えてマネジメントすると下記のようになると思います。

・社会の中の企業・個人に価値を与える個人(のキャリア)、個人(のキャリア)に対価を払う企業・個人。(ミッションへの共感を重視)
・上記の関係をつくるために、個人が市場から課題を抽出し、自分の中の「ミッション」の構想からキャリアプランを作り、キャリアを実現させる
・日々、キャリアをディレクションして実現させていく
・個人の生活を「継続」させるために収入や支出を調整する
・キャリアを知らせるために、セルフブランディングをしていく
・コミュニティや同じ志の仲間がオンラインサロンや企業の場での出会いから形成され、交流を図る

キャリアをプロダクトマネジメントするメリット

上記のようにキャリアをプロダクトと捉えてマネジメントすることで、現状の通説のキャリア設計と違いが出てくるかと思います。

■プロダクトのように「ミッション・ビジョン・バリュー」の言語化を進める

プロダクトは市場のニーズだけから作ると空虚なサービスになります。
それと一緒で、年収・働きやすさ・市場価値などの「手段」だけからキャリアを進めるとコンセプトのない人生となってしまいます。
自分が成し遂げたいミッションからキャリアを考え自分のビジョンや価値観など言語化することで、コンセプトのある一貫したキャリアになります。

■コミュニティ・仲間の存在をマネジメントする

良いプロダクトには必ずファンやコミュニティが存在して、そこがマーケティングや方針のブラッシュアップに重要な役割を果たします。
個人においても、自分のコンセプトを打ち出してそれに共感する仲間や、居場所となるコミュニティがあることでキャリアを見つめ直したり、よりアウトプットをともにする仲間ができたりなど、重要な役割を果たすのでコミュニティマネジメントをする考えができてきます。

■マーケット感覚と共感を軸にした共創

ただスキルとお金の交換ではなく、マーケット感覚を持ちながらお互いのコンセプトへの共感をしてそこから協業をしていくことで、コミュニティのようなつながりが出てきます。
良いプロダクトがそうであるように、良いキャリアも「ファンコミュニティ」と「ユーザー」、「コミュニティや仲間」と「企業」の境界は溶けてくるかもしれません。

おわりに

プロダクトマネジメントの役割のスコープや、キャリアの関係性など説明のためにあえて簡略化・調整している部分ありますが大まかなコンセプトを感じ取ってもらえると嬉しいです。

是非、皆さんご意見ください!
ではでは~

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