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前略…なわけで…手紙、なわけで

ショーケンこと萩原健一さんが
旅立っていかれて、何だか、
無性に、萩原健一が主役だった
ドラマ『前略おふくろ様』が
観たくなってしまった。

このドラマは1975年の作品で
脚本は倉本聰。
パート1とパート2が作られたが
当時、私は小学3年生だった。
毎週、観ていたものの、
『トムとジェリー』や
『アルプスの少女ハイジ』の
ような記憶はしていない、
故に、観直してみると、
その完成度の高さに驚いてしまう。

まずは天才ショーケンの表情を
みてほしいっすょぉぉ

そして、女優陣も、とにかく
めっちゃ可愛いわけで…

坂口良子さんっす(かすみさん)

桃井かおりなわけ、わかる?(海ちゃん)

パート2 では木之内みどりさんも高校生役っす

いや、これは、ドラマの話がしたいのではなく、

〝手紙を書く〟ということが
好きだった私は、この、
サブの〝前略おふくろ様…〟という
心の声のナレーションの影響を
受けたのは、間違いないのだ。

今でこそ、メールやLINEでの
やりとりが当たり前になってしまったが、
高校を卒業して、家を出た私は、
実家の両親に手紙を書いた…
だいたい、平均月に3通、
その書き出しは、
〝前略、親父様おふくろ様〟だった。
それが、6年間ほど続いた…

そんな私が、結婚するわけだが、
当時、妻となる彼女とは、遠距離
交際なわけで…約5年間、
月に2回、手紙を書いていた。

サブ(萩原健一)が、汚い字で、
辞書片手に、頭ひねりながら、
山形にいる母へ手紙を書く姿は、
自分とダブってしまう。

山形からの母(田中絹代)からの
手紙が、これまた、笑えたり、
泣けたりする。

私の親族では、筆まめなのは、
私が知るかぎり、父か弟くらいで、
特に、母や妻は、筆不精ときてる。
〝筆まめやなぁ〟
と言われることは、良いことか
好ましくないことなのかは、
わからないが、手紙っていいもの
だなぁって思える…

母の手紙に涙するサブ

前略、note様…
また投稿させてもらうわけで…

#エッセイ #コラム #手紙 #前略おふくろ様
#萩原健一 #倉本聰