2019年6月11日
Netflixで鑑賞。
詳しくはググってね。

綿矢りさ 原作の小説を映画化。
そういえば、『インストール』
が映画化されて、
上戸彩と神木隆之介の名シーンを
思い出すなぁ。

①妄想劇場

私は、妄想劇場が好きでして、
寅さんが、とらやで妄想を語る
シーンも好きだし、
ビリーワイルダー監督の
『7年目の浮気』も、
果てしなく好きだ。
ただし、
そのジャンル（妄想劇場というものが
正式にあるかどうかは別として）
は、演出や役者さんの、
技量にウエェイトが、かかり、
それが上手くいかないと、
とても白々しく、
ドン引きしてしまう。

そんなわけで、
『勝手にふるえてろ』
の主役に、松岡茉優が
抜擢されたことは、
素晴らしいことだ。

②松岡茉優

天才女優 松岡茉優、
『桐島、部活やめるってよ』
『ちはやふる』
でも異彩を放っていた。
そして、今作で初主演を
果たす。

もうね、天才ですよ。
そして、多くの方が知っている
モーニング娘。のオタク
そのオタク熱量が圧倒的！
圧倒的すぎて、同じステージに
立って、センターでパフォーマンス
する映像は、度肝をぬかれる。

そして、松岡茉優は、
『万引き家族』に出演し、
世界中が、彼女を知っていくことになる。

先週、Yahoo!での検索ランキング
世界1位になったのが、
山里亮太だったのだが、
それは、蒼井優が、中国、韓国、台湾
といったアジア圏が認める人気女優
ゆえに、〝山里亮太って何者なんだ？〟
の結果だと聞く。

『万引き家族』は、
日本アカデミー賞もだが、
何と言ったって、カンヌ国際映画祭
で最高作品賞を受賞したわけだから、
しかも、松岡茉優演じる、
日本の若い女性の姿は、
大きな衝撃を与えただろう。

③黒猫チェルシー 渡辺大知

彼が演じる役が、もう〜
バカっぽくて、女子には
不快しか与えないような
言動だらけ、
観てても、あぁ、いるいるこんな人、
みたいなキャラなんだけど、
これが、マジックで、
脳内恋愛の妄想女子と
バカっぽいが直球の彼が
やりとりしていくと、
こんな化学反応になるのかよ、
と感動する。
それは、監督と役者の力量の
凄みなのだと知らされる。

黒猫チェルシーって
知らないと、誰この人？
も含めた、面白さが倍増する！

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