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4つの「不」を解消しよう!

皆さんは、日頃自分が不満や不快に思ったこと、あるいはイライラした時に、それをメモしたりしていますか。

日常生活や仕事の上での不満、不快やイライラは、新商品を生み出すシーズともいわれており、潜在ニーズとも呼ばれています。

特に、競合する他社の商品やサービスを使ってみたりしての不満や不快に思ったことがあれば、自社の商品やサービスにその不満や不快を解消するものを盛り込むヒントになり、それだけでも差別化が図れるようになります。

代表的なものとして「不満」「不安」「不便」「不快」など挙げられます。実生活や仕事で役立てられるように事例とともに紹介したいと思います。

不満を解消しよう

「不満(ふまん)」とは、物事が思い通りにならず、イライラ・うつうつとした気持ちが心の中でくすぶっていること、心が満たされないという気持ちのことです。

思い通りにならないとか、心が満たされないというのは、個人的な価値観や感情に基づくものですから、「不満」の対象は、世の中のすべての物事に当てはまると言ってもいいのではないでしょうか。

私は会社員時代、上司が変わるたびにやらなければならないことや評価が変わることが不満でした。最近では、そういった不満をなくすための人事評価システムをサービスとして提供している会社も増えてきています。恐らく私のような不満を持っている会社員の方が多いのではないでしょうか。

不安を解消しよう

「不安」(ふあん)とは、「安心できないこと。気がかりなさま。心配」という意味の言葉です。「安」の字は「家の中に女がすわっているさま」を表し、ここから「静かにとどまる」「やすらか」などの意味を表します。「安全」「安定」などの熟語でおなじみですね。

その「安」が「不」で打ち消されているわけですから、「不安」は、家に落ち着いていられないほどの忙(せわ)しなさや、家にいても静かに座っていられないほどの心の動揺を表すと解釈できますね。

最近では、自分の会社の将来や自身のキャリアに対して不安を持っている方が多いのか、転職サービスがここ数年で乱立している実感を持ちます。また、独立起業に向けたコンサルタントなど支援サービスも増えてきていますね。将来のお金の不安に対しては投資や資産形成の情報が年々増えてきています。

不便を解消しよう

この「不便」は、「便利ではない」ことを表します。「便利ではない」という意味と同時に、何かと「都合が悪い」とも思っている時に、自然とその意味も含めて(または、自然とそちらの意味が主になって)使っていると考えていいでしょう。

不便という問題に対しては、日本は本当に進んでいると感じます。コンビニに行けば食料や生活必需品はある程度揃いますし、雨の日の買い物や食事もデリバリーが浸透してきてかなり便利な世の中になったのではないでしょうか。少しアンテナを立てないとあまり不便を感じないようなサービスが続々出てきています。

不快を解消しよう

「不快」は、人間の五感の作用を通じて心身が感じたことを表現する言葉のひとつです。

今後はこの不快感を解消するために、より専門的でニッチなサービスが登場してくると思います。体に感じる不快感は、当然お医者さんにいきます。最近では心のイライラやモヤモヤに対して相談する方も増えてきており、今後も増加していくのではないかと推察します。

また、「部屋を片付けられない」「エアコンから嫌な臭いがする」など。専門的な業者やコーチはこれからも増えていき、個人の課題解決をしていく仕事は増えていくのではないかと考えます。

まとめ

皆さんや周りの方でどんな「不」と直面し、どんな気持ちでいるでしょう?
その「不」を解決する手段はありますか?
また、解決した「不」がある場合、どんな手段でそれを解決しますか?

常にアンテナを立ててビジネスのヒントにしていきましょう!


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