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star.ralu

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2011年から書いてたけれど、眠らせておいた文章を少しずつ手放すマガジン。今と重なる気持ちのものもあったり、過去であったり。
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記事一覧

はるくんとムーニー

はるくんはお母さんとトウキョウで二人きりで暮らしていました。お母さんは看護婦さんでした。お仕事で忙しく、夜もおうちにいないことがありました。はるくんは、一人で眠っていました。

夜遅く、はるくんはふと目を覚ましました。カーテンの隙間から明かりが指していました。窓に近寄って空を見上げるとお月様がいました。「ぐっすん」はるくんはお口を一文字にきゅっと結びました。しかし、お目目からは涙がポロポロとほっ

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夜明け前

痛みに触れる前に ため息に変えて 明日を待ち望んでみる

明けないでほしい夜があった
止まないでほしい雨があった

それは僕の傷 確かに君といた、という証拠
今でも傷が痛むときがある

明けない夜に優しく抱かれて いつまでも君といたかった

痛みに触れる前に 涙をこぼしてみる
朝日にキラキラ輝く朝露のように光ったなら

痛みに触れる前に ため息に変えて 明日を待ち望んでみる

開けて

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そっと抱いて

踏みにじられて 赤く傷んだ私の心を抱いて
意識の深くに潜んだ痛みに触れてください
いつの間にかギスギスした心 とがった心をそっと抱いて

楽しげな音が耳にイタイ そんな頃がありました

『心を抱いてあげましょう』
暗く閉ざされた私の心に ほんのりと灯った灯り
あなたが奏でる綴るメロディ言葉 私の心を溶かしてくれました

あなたが知ってる私 どんな姿でしょうか
『ぶっ飛んでるねー』

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君といられたら

荒れ狂う波眺めて 嵐が過ぎるの待ってるの
心の雨は頬伝う こんなに大雨だったけ
記憶を隠してすり替えて笑ってた

冷たい風 生ぬるい光がちょうどいい
そんなふうに寄り添えるんなら 見えない毎日
それでも ほんのちょっとでも君と
いられたら また明日って手を振ろう

それぞれの志と 遠くから見守る人々
道は同じじゃないけれど 共に歩んでいるの
いつかはあなたに巡り会いたいと

冷たい

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Please Baby Don't Cry

Baby don't cry no more
Baby don't cry no more

駆けた想いその一瞬 見つけたsunshine smile ずっと探していた このhotfeelingを夢見て
体中みなぎる 溢れ出す情熱 ほとばしる力 解放されてく瞬間

Baby don't cry no more
Baby don't cry no more,oh Please

笑って

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