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浅倉透からアポロ100号を作ろう、という話【 #ふぇいます 】

 ただ存在するだけで大切にされる。
 
 財布ないわ、というだけで流行語になる。
 
 どちらも、ファンを作る上では貴重な才能です。でも、それは浅倉透ちゃん(財布は忘れたけれど)である結果だと思います。

透「え、何もしてないの、私」

 では、透ちゃんがアイドルになってから、何をしているか。
皆さんは覚えているでしょうか。

透「探してる。変わらない愛のかたち」


 みくもさん主催、いわゆる「有名」である楽曲をアイマスのアイドルやキャラクターにイメージソングとして当てはめる企画です。

 募集3日間というアイマスイメソン企画では電撃戦ですが、やはり知っている人が多い曲を投稿するからこそ、僕は「このアイドルしかいない」ということを重きに置くことにしました。

 で、最近はポルノグラフィティがマイブームで、特にライブシーンでのアレンジなどが好きなんです。Century loversのコールとかはテンションが上がります。

透「いないじゃん、私」

 いつのまにか透ちゃんが横にいて、センラバは世紀末前だから透ちゃんがいない、と言いたかったようです。そうしたら、次は。

透「素敵でしょ。『ラヴ・E・メール・フロム・トオル』」

 ということで、アポロ/ポルノグラフィティに決まりました。ただしこれは、浅倉透ちゃんと、アポロという曲の存在がイメージソングにぴったりだから、ということにはとどまりません。

 最初に書いたように、私は存在することも大切だけど、その存在が何を成し遂げたかが貴重なものと考えています。透ちゃんが何もしていなくてもチヤホヤされたり優遇されたりするのは「よくない」ことがあります。

 アポロでは、みんながチェック入れている腕時計はデジタル仕様で、早く進むけどただ壊れてるだけではないか、という見方が出来ます。今だと、ミームに飛びついているけど、そこにそれぞれの意志の有無が大切になるかもしれません。

 それから、透ちゃんはアイドルとしてデビューして、小さな頃の思い出と現実にショックを受けたり、それでもプロデューサーの思いに応えて、何度くずかごにゴミが入らなくても、成功するまで何度でも入れてやるという気持ちがあるんです。

 さらには、ノクチルという幼馴染みユニットで、ぞんざいに扱われた親友のために始末書もののホームランをかますわけです。始末書予告だけで終わっている皆さんは、ぜひ本編をおススメします。

 アポロの、大統領の名前よりも、信じてた夢ぐらいはどうにか覚えていてほしいというところは、本当に透ちゃんに通じるものがあります。それは例えば、ジャングルジムの夢とか。

透「最初でしょ、それ。どうなの、今は」

 最近では、CMの演出で泣くことを求められた透ちゃんでしたが、出来ないことは出来ない透ちゃんをプロデューサーさんが寄りそい、ダメでも見ていてほしいという透ちゃんからの気持ちが表れています。

 ここで、生まれてくるずっと前のアポロ11号と、ジャングルだった頃から探している愛のかたちという存在が響いてきます。今生きている私の時代は、人工知能や他者の存在に寄り、たくさん楽しいモノだったり、理想をスムーズに手に入れられます。

 透ちゃんにだって、自分のハートを盗んでもらうことも簡単でしょう。でも、それは違うかなと。プロデューサーの名刺はいいけれど、私のハートが盗まれたら、私という存在はどこかに行ってしまう。それだったら、透ちゃんがロマンあふれる大切なものを盗んでもらって、私はただ、透ちゃんが失敗しても成功するまでプロデュースする役を名乗り出るだけです。

 そうしたら、透ちゃんはアポロ100号になって、「ラヴ・E・メール・フロム・トオル」と、ファンに伝えられるかもしれません。

 実際の放送では、パーソナリティー陣より「しっかりと疑問を口に出せる透ちゃん」「サブコメントの表現の良さ」のコメントがありましたが、私は透ちゃんをただプロデュースしているだけです。

透「グー。プロデューサーデビュー」

 ということで、4年目にして本格的な透ちゃんプロデュースをしていきます!
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ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。

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