2013年3月に、僕は東京から名古屋まで、列車を使いながら旅をしました。そこから早10年が経過したのです。
　せっかくだから、静岡の安倍川花火大会を見がてら、10年前に行っていないエリアを旅することにしました。
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　富士山静岡空港からタクシーで島田駅に行き、そこから東海道本線で用宗（もちむね）駅へ。静岡県最短の駅でもあるそうです。

　静岡にはいくつか漁港がありますが、用宗もそのひとつです。海水浴場もありますが、最近は建物をリノベーションして、新しい魅力を発信する地域になりました。

　もうひとつ、伊豆や浜名湖の地域などの温泉が有名ですが、こちらも用宗みなと温泉として、漁港の建物を再開発して、地下水の温泉として心身をいやすスポットもあります。

　温泉は土曜午後に入りましたが、人混みも目立たず、浴槽も広めなので、ゆったりと漁港の温泉らしさを感じることが出来ました。実際には揺れていないと思いますが、暖かな波に包まれているかのようです。

　歩いたり、温泉に入って過ごせば2時間程度で旅が出来ますし、グルメも加われば、午前/午後いっぱいに楽しめるのが用宗です。

　安倍川花火大会は、土手まで近づいてみると人混みだらけでしたが、そこから敢えて離れて、期間限定の歩行者天国の路上ゾーンまで行くと、実はしっかりと花火が見られるという意外性も発見できました。

　翌朝は、清水の宮本商店2号店へ。まぐろ丼を美味しく頂きました。

　ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。