親と縁を切った話

初めまして、しがないオタクです。


大前提として不幸自慢ではなくこういう人は意外と多いという話を自分で綴ってみたく 初めて文にします。


小学時代

まず親との仲は小学校に入るまで仲良く、小学生に入る前に父の実家に引越し新しい日々がスタートしました。  この時の自分は小さい妹と一緒に暮らす緊張さと知らない人と小学校で仲良くできるのか ドキドキでした。  そんな中母は義母と仲が悪くストレスも溜まり度々私にぶつける時がありました。                          

  今思えばはけ口が必要だったんだと思います。でも、祖母に甘えさせて貰ってたのでおばあちゃんっ子でした。そして自分は男の子と外で川釣りや虫取りするのが好きであまり女性らしいことをしてなかったので、女性らしかったのは金管バンドに入ってたことくらいだなぁと

母はそんな私をなんて娘だ!って思ったのか勉強を押し付けるようになり高学年からは落ち着きました (ですがこの頃から家にあったPS2にハマり色んなゲームをしています)

中学時代

吹奏楽に入り塾にもいかせられ毎日ヘトヘトな日々を送っていましたが、父の不倫が発覚し芋づる式で借金1k万が明らかになり母は泣きながら出ていくと叫んでいました。その時の自分はいやなにこれ?フィクションでしょ?と思いながらだんだん絶望になっていったのを今でも覚えています

借金のない母の方に行きみんなから「お母さんを支えてあげるのよ」と言われ支えなくきゃなと思いいい給料の仕事で働くんだ!と思っていました これがたぶん最初の呪いでした。

高校時代

支えなくきゃという気分がでかく看護高等学校に受験し受かりました。ですがそのクラスは顔面偏差値が高いのとマウントの取り合いが非常に多く居心地が悪かったのもあり馴染みにくかったです。通学にチャリで片道40分かけ通っていましたし今思うと何やってんだ?て気持ちです。

勉強量が自分の思ってたより非常に多く頑張っていましたがクラスに馴染めていなかった当時の自分は誰にも相談できず、だんだん学力が下がっていきました      赤点ギリギリも増え会社での愚痴も増えていた母からは怒られる始末で「お前がいきたいって言ったんだから行かせたんだぞ!」「妹と比べてお前はバカだな!」と家での居場所は狭くなっていき 私はゲームに逃げました。これしか自分の中での幸せはなくホントに辛かったです ご飯も別々で食べさせられてました

3年になり母からの罵倒にも慣れ始めた頃長期の実習が入りました 看護師さんは厳しく看護師さんからも罵倒されました。ああ 私バカなんだなと改めて思いました 「お前はなんてダメなんだ」とずっと言われていたので 自分の中で私はダメな底辺とずっと心の中で思っていました 

そしてわたしの心もギリギリになり 自分の意見を母に伝えよう!と話し合いを試みましたが激しい喧嘩になり「私が金払ってるのにバカが黙れ!」「お前が社会にでないよう殺してやろうか」「お前とは縁を切る!来年からここで暮らすな!」と言われ私の心は溢れてしまい 晩御飯もなかった日々が多かったので夜公園に行き1人アンインストールを流しながら死にたいと思う日々が続いていました

この時やっと担任に相談でき、ずっと泣きながら死にたい死にたいと話していたのを覚えています

看護師を目指すのをやめ、就職という形で検討させてもらい 借金まみれの父に少し助けられながら就職を頑張っていました。クラスの方へ行けず最後辺りは就職対策みたいな部屋に入り浸ってました     

母には相談していなかったのですが卒業後突然優しくなり「あそこの学校ならお金出したのに」とかいう始末で殺意を覚えました。そこから私は就職し就職先のアパートに住み働いていました

今は

今は働いてゲームしながらオタクしてる日々で、友達は少ないですが楽しく暮らしています。親との正式な縁は切ってないですが連絡も取ってない状態です(学費を月々返していますが) 

呪いは怖く口癖は「すいません」でした。すいませんじゃなくていいんだよと優しく言われますがダメという気持ちが強くネガティブ思考が長かったです 



私を精神的に救ってくれたのは  今際の国のアリスという漫画でした。

アリスの気持ちが分かりすぎて痛々しいほど突き刺さる中で16巻の「人はね、子供の頃に貰うんだ。たくさん無条件にねそしてその分を今度は大人になって誰かにあげるのさ」愛情の話でした     私はこの話ズキッときました ああ私今のアリスと同じなんだなと  

そして次のページの台詞に救われました。「まずは自分を大切にね。誰かを大切に思うのはその後でいい…」

ああ 私 自分のこと考えてたっけ

他人からの目線のことしか考えてなかった。とその時気づいて少し泣いてしまいました

今際の国のアリスホントに面白いので皆さんにも勧めておきます


いかんいかん今際の国のアリスの記事ではない


20代後半になり 沢山思う所がありましたが、縁を切った方はネットで探せばいっぱいいて私だけじゃないんだなと思いました。

今でも頭がよかったら勉強頑張ってたらこうならなかったのかな…と考えてしまいますが それは正しい家族なのか?とも思います 

何が正しいかも今の私にもわかりません。ひとつ言えることは当時の私は未熟でした 

最後に

幸せとかそんなのよりオタクを楽しみに生きています 推しとかゲームとか  そんな日々もまぁ悪くないです。他人の基準は気になりだしたら何も出来なくなります 趣味に関しては自分を甘やかせてあげてください 。   










これからの人生


まだ


長いなぁ…