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30超えた大人が、 2週間で周期表を覚えた話

こんにちは、らっしーです。
つい最近、周期表を覚えました。

1番の水素(H)から。
118番のオガネソン(Og)まで全部です!!

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【なんで覚えようと思ったん?】

僕はボードゲームが好きで。
ゲーム会によく参加します。

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そこに友人が不思議なものを持ってきました。

周期表のポスターです。
写真は撮り忘れました。


なんでも、クイズ大会があったらしく。
そのために2週間ほどで覚えたのだとか。

「えっ?! 2週間で覚えれんの??」
「どうやって覚えたん?!」
「周期表とか高校以来見てへん!!」

などと盛り上がり。

教師やってる身としては悔しい。
2週間以内に覚えようと決めました。

つまりは勝手な対抗心。


周期表2週間チャレンジ」の開始です。


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【覚え方(やったこと】

僕は、自分の暗記力に。
絶対の自信を持っています。

まず間違いなく「まともに」やったら負ける。

負けたくないから。
策を弄することにしました。


【1日目……ざっくり覚える準備】

「暗記力のない頭で、素早く覚えるには
1つの方法では足りない」
「でもがっつり頑張りたくはない」
「勝つためには、何が必要か……」

化学に詳しい何人かに方法を聞いて。
全て試すことにしました。(一部アレンジあり)

①ゴロ暗記
②歌を聴く
③トイレなどに周期表を貼る
④スキマ時間に覚える

数人の意見をまとめると
以上の4種類があるようです。


①はネットで探しました。
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/vaca-ajo-001/entry-12279803882.html
②はURLをもらいました。
https://m.youtube.com/watch?v=hc08LP69lVM&persist_app=1&app=m
③はアレンジして(印刷が面倒だから)。
スマホに周期表の画像を落としました。

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寝る前にゴロ暗記を見ながら唱えつつ。
歌を聞き流しました。

【2〜4日目……ゴロを覚え始める】

ゴロ暗記を繰り返す。
第1〜3周期は覚えた。
高校範囲の1番水素〜20番カルシウムまでは。

第4〜7周期が大変!!
98個もあるんだから、そら大変……

ランタノイドとアクチノイドを省いて。
数えたら68個に減る!
まずはこの68個をざっくり覚える。


歌は歌詞が3割くらい耳に残る感じ。
サビのとこだけ、やたら耳に残る。
水兵リーベ♪僕の船♪

【5日目……ゴロは覚えてきた!!!】

ゴロ自体は覚えられた。
第4周期のゴロを完璧に覚えた。
第5〜7周期がごっちゃになる。
完成度は7割程度。

ランタノイドとアクチノイドは、まだ手つかず。

歌は歌詞が3割くらい耳に残る感じ。

【6日目……一時停止】

ゴロ暗記が進まない。
なんなら、第4周期も忘れる。

何度かゴロだけを小テストしてみる。
各周期の、はじめの一文字が出ないことが多い。
縦に1族の元素を覚え直して対応。

はじめの一文字だけでもヒントができると。
ゴロが思い浮かびやすい。

【7日目……小テスト→コツをきく】

ゴロを大体覚えた気がする。
元素が書けるかテスト。

小テストにて。
88個中77個覚えてた。

ランタノイドと。
アクチノイドに手を付け始める。
が、覚えにくい。
助言をもらう。

「周期表を見ながら、歌を口ずさむ」

人と話すとやる気になった。
歌は歌詞が5割くらい耳に残る感じ。

【8〜9日目……ゴロ覚えた】

各周期のゴロを覚えた。
各周期の、はじめの一文字が出ない。
ことが多い。

縦に1族の元素を覚えているため。
遅いが、対応はできる。遅いが。
歌は聴きながら歌詞を口ずさめてきたくらい。

【10日目……確認テスト】

各周期のゴロを覚えた。
10の倍数で元素を覚えた。

数字を言ってもらって。
元素を言えるのか。
化学の子に確認テストをしてもらう。

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【Part 1……1〜50の元素】
5問中4問正解!!
数える時にズレることがある。
一問につき、1分ほどかかる。

【Part 2……1〜118の元素】
16問中10問正解!
周期がズレたり、様々なミス多発。
でも、正解するまで待っててくれて。
気分としては全問正解!笑笑
一問につき3分ほどかかる。
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【11日目……暗記完了!!!】

前日のテストを参考に覚え直し。
小テスト満点にて、暗記終了。

【11〜14日目……速度アップ】

数えるのが苦手。
数え上げでは厳しめ……

それでも速度を上げるため。
なるべく全ての元素に、ある程度のゴロを作る。

ゴロを作るだけだと。
忘れるし楽しくない。

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暗記カードを作る。
わりと楽しい。
1問3分→1問30秒くらいにはなる。


【脳についての豆知識】

今回の暗記の中には。
やる気や効率を上げる方法が。
たくさん潜んでいます。

その内いくつかをご紹介。

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「エンダウド・プログレス効果」
〜あらかじめ進んでいるスタンプカードで、
続けるモチベーションアップ!〜

今回は98個を覚えるのではなく。
118個を覚える予定にしました。

118個のうち20個は。
既にほぼ覚えているため。
ごく簡単に終わるように作りました。

こうすることで。
スタートした時点で。
既に、課題がある程度終わっています。

やることが変わらなくても。
「ある程度終わった」という思い込みで。
やる気が上がります。

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「成功を積み重ねるとモチベアップ」

化学の子がしてくれたように。
相手が正解するまで待つ。
ヒントを与えて待つ。

これだけで、成功体験の積み重ねになります。
生徒側のやる気が上がります。

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「暗記に五感を使って効率アップ」

単に見る(視覚)だけでなく。

音楽で聴いたり(聴覚)
小テストで書いたり(触覚)
五感をフルに使うと覚える効率が上がります。

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「寝る前に覚えて効率アップ」

ヒトは睡眠中に。
脳が記憶を整理します。

そのため、寝る前に覚えたことは。
頭に残りやすいです。

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「小テストで効率アップ」

覚える時は、インプットよりも。
アウトプットを意識すると。
効率が良くなります。

10回見るよりも。
1回小テストしてやり直した方が。
定着率が上がります。

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