見出し画像

中国の予防対策をまとめて紹介します。#さよならコロナ

よぎと申します。渋谷のIT企業でUIデザインをやっています。
日本に5年間滞在している中国人です。

新型コロナウイルス感染者が急増していた中、その勢いを止めることに成功した中国の予防対策についてまとめて紹介したいと思います。
※今回のまとめは都市封鎖や厳しい外出禁止など政策についてではなく、普段の暮らしの中でできることをまとめてきました。

初めてnote書きましたが、こういうテーマになるのは思わなかったです。頑張って日本語でお伝えたいと思います。お手柔らかに読んでいただけると幸いです。

- なぜやりますか

昨年12月上旬に一例目が発見されて以来、心が痛むニュースが頻繁に耳に入ってきます。コロナで職を失う人がいる、身内を失う人がいる、命を失う人がいる。中国で生活している家族が危機の中にいるのに、日本にいる自分は何もできなくて、無力感に覆われました。

3月から、状況が変わりました。
中国の新規感染人数が一気に下がりました。しかし、ウイルスが世界中にと拡散し始め、日本も感染人数増やし続けて、事態が新たなフェーズに入ったと考えなければなりませんでした。こういう状況に対し、私ができることはなんだろうと考え始めました。

沢山のニュースや情報が飛び交っていますが、一目で確認できるわかりやすいまとめサイトがなくて、私と友達が中国に使われた対策と日本の行政機関が発表した対策などをまとめて世界に伝えようと決めました。生活シーンによって分けたので、ぜひチェックしてください。

- 構成と注意点

予防対策を5つの生活シーンによって分けました。「移動」、「職場」、「食事」、「在宅」、「外出」になります。気になる部分を確認することできます。

なお、日本と中国の予防対策を比べるという目的ではなく、中国と日本の知恵を合わせて、日本で住む方が予防対策をより把握できるようにすることを目的としています。

そして、中国からの感染症状及び予防対策に関する情報は日本での状況に適用できない場合があります。ご参考の際は、ご注意ください。

※内容の真偽が重大なので、ソースを内容後に紹介したいと思います。確認していただければ幸いです。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

- 【移動】予防対策

画像1

1)電車やバスの乗用

1. ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。

2. 乗り換え案内アプリを活用することで、普段の通勤電車や、イベントなどに伴う混雑も回避できるかもしれません。

3. 乗車前から降車までマスクを着用しましょう。また、途中マスクを外してはいけません。

4. 電車のつり革などに触れることがあるので、手袋の着用も考えられます。 また、手袋を脱いだ後、すぐにアルコールなどで手を洗いましょう。

5. 乗車中、マスクを着用してなく、咳やくしゃみをする時、ティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆うこと。 とっさの時、袖で口・鼻を覆うこと。

2)家庭用普通自動車の運転および乗用

1. 風通しの良い場所で、車の窓を開け、温度に注意し、風邪をひかないように、換気しましょう。

2. 風通しの悪い地下駐車場などでは、車の窓を閉めましょう。また、車内エアコンの内気循環を使いましょう。

3. 乗車前後、車のドアを開け、換気し、アルコールなどで手を洗い、車の席などを消毒しましょう。

4. 感染が疑われる人と同乗する時、医療用マスクの着用が必要です。なるべく、同乗の方と距離を空けてください。
また、車内エアコンの内気循環を使わないで、窓を適当に開けることで換気しましょう。
感染が疑われる人が降りた後、すぐに窓を開けて換気し、車内同乗者が触れた可能性があるところを消毒しましょう。

5. 感染された方が乗車した場合、感染者が降りた後、専門家に頼んで、 車を徹底的に消毒しましょう(車の内装の表面、エアコンシステムなどが含まれます)。 消毒する時、車の内気循環を使いましょう。消毒するまで、車を使用しないでください。

- 【職場】予防対策

画像2

1)勤務空間

1. 適時にマスクを着用しましょう。
2. 手の清潔を保つように、注意しましょう。
3. 時々窓を開けて、換気しましょう。
4. オフィス用品の清潔に注意しましょう

2)エレベーター

1. 初めから終わりまでマスクの着用がおすすめです。
2. 押しボタンなど、エレベーター内に触れるのをなるべく控えましょう。
3. 移動先まで、階数が低い場合は、エレベータの利用を遠慮してください。
4. 大人数の乗用を避けて、グループに分けて乗用しましょう。
5. なるべく、エレベーターを待つ時や乗用の際、同乗者と1メートルの距離を空けましょう。

3)食堂

1. マスクの着用がおすすめです。
2. 他の人と距離を空けましょう。
3. ピーク時を避けましょう。
4. なるべく、テイクアウトがおすすめです。

4)会議

1. マスクの着用がおすすめです。
2. なるべく飲み物やカップなど自分で用意しましょう。
3. 会議中、他の人と距離を空けましょう。
4. なるべく会議時間を短縮しましょう。
5. 時々窓を開けて、換気しましょう。
6. 会議後、会議室を消毒しましょう。

- 【食事】予防対策

画像5

1. 外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。

2. 普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。

3. 免疫力を保つために、タンパク質を含む食品 (肉類/魚介類/卵/豆腐など)と善玉菌を増やす食品 (ヨーグルト/乳酸菌飲料/発酵食品/野菜/果物/豆類/ごぼう/玉ねぎなど)を食べるのがおすすめです。

- 【外出】予防対策

画像3

1.空気の流動性の悪い所や大勢の人が集まる所 (温泉、映画館、カラオケ、空港、モール、駅、遊園地など) にできるだけ行かないでください。

2.どうしても行く必要がある場合、 可能な限り人との距離を置き、マスクを着用してください。

3.風邪などの症状や、体調不良を感じられる方は外出を控えてください。

- 【在宅】予防対策

画像4

1. くしゃみや咳が出るとき、ティッシュなどを使用し、マスクを着用しましょう。

2. 帰宅時、調理前後、食事の前、こまめ手洗いをすること。

3. 日中はできるだけ窓を開け、換気しましょう。

4. 取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒すること。

5. 汚れたリネン、衣服を早めに洗濯すること。

6. ゴミは密閉して捨てましょう。

7. 家族の中でタオル、食器などの日用品を共用しないこと。

特に、感染者(感染疑いがある人を含む)のいる場合は:

8. 感染者との部屋を可能な限り分けましょう。

9. 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた一人にしましょう。

10.家族全員必ずマスクを着用しましょう。

11. 家族の中に発熱者がいる場合には、毎日体温を測りましょう。

特に子供のいる家庭では、朝晩子供の体温を測り、注意しましょう。

ソース
【移動対策】
1-1.首相官邸ホームページ
1-2.ハフポスト
1-3.4. 中国疾病預防控制中心
1-5.首相官邸・厚生労働省・中国疾病預防控制中心
2-1.2.3.4.5. China Construction Bank University・Laihua Video
【職場対策】
1.Beijing Centre for Diseases Prevention and Control・Beijing Institute of Health Education
・Shijingshan Disease Control Prevention Center Institute of Tuberculosis Control
【外出対策】
1.2.中国疾病預防控制中心
3.東金市ホームページ
【食事対策】
1.2. 首相官邸ホームページ
3.日本調剤・厚生労働省.e-ヘルスネット.“たんぱく質”. “腸内細菌と健康”
【在宅対策】
1.2.8 首相官邸ホームページ
3.4.5.6.9.10. 厚生労働省ホームページ
7.11.中国疾病預防控制中心

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

最後に

すべての内容を #さよならコロナ にも発表したので、ぜひご確認お願いします。

新型コロナウイルスの最新感染者数と世界感染状況をチェックできるサイトも作りましたので、ぜひ使ってください。


参加メンバーたちを紹介します!!!
・内容の整理と翻訳 @Weijie @XiaoJing
・校閲 @KouKou
・デザイン @Yogi


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?