予算

もう1年前だが、小売の店舗に長らく立っていて、「予算」というのがずっとしっくりこなかった。お客様のこと、チームのことばかり考えていた、訳でもないが「予算」が心底モチベーションになったことはなかった。何故なら、「予算」の「裏側」を伝えられてこなかったし、知ろうとしなかったから。文字通り、「裏側」だった。近頃、経営にも携わりやっとわかるようになったことは、「予算」は自社のミッションを達成するため、それに関わる人たちへの適正な分配のためにはじき出した数字であること。
店舗に立つ側は「予算」を知らなければいけないし、会社はそれを現場に伝えなければいけない。しかし、現状多くの職業において、現場の賃金が安いことは(とくに専門技術を必要とする)、なにかがおかしいのではないだろうか。

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