平日お昼のワイドショー『ゴゴスマ』MC石井亮次さんとTBS安住アナと親交が深いことで知られる福島暢啓のぶひろアナによる『フダンギダンギ。』この日のゲストでは“ラジオ界のレジェンド”浜村淳さんが登場し、爆笑トークを繰り広げた。

そんな中で福島さんか石井さんどちらかが浜村さんが長くラジオを続けるコツを聞いたとき、「楽しんでやること」を挙げ、「楽しくなかったらここまでやれてない」と語った。出演当日も浜村さんはラジオの前にはいつも通り４時半起き、８時から10時まで生放送、ネタ集めの新聞熟読、映画レビューなどで放送を楽しくする為のルーティンをしていた。この生活を40数年、87歳の今でも現役なのがすごい。さらに京都訛りの喋りも淀みがないし、ユーモアには余裕も感じられる。

「ドン」と呼ばれる大御所レベルの人の中にはギスギスした雰囲気で「老害」などと呼ばれることがあったりもするがそんなかけらも感じさせないのが浜村さん。個人的にはバイト先のベテランのおっちゃんが仕事はちゃんとしつつ笑いの絶えない姿とも重なる。

浜村さんのラジオの宣伝で

人生は楽しい！

と締めている。それにラジオの反省は「翌日に持ち越さない」とクヨクヨしないんだそう。クヨクヨしない技術が発展途上の僕だが、寂聴さんもそんな人でたくさんの人に愛されていたんだから愛される人はそんな技術と楽しさを合わせ持っているからなのだと思う。

以前に比べ人生をそれなりに楽しめるようにはなってきた僕。それでも、ミスったときは未だギスギスすることやパニックになったりする。心の底から「人生楽しい！」と言える日が来るとええよなぁ。