スーパーB'zブラザーズ
こないだこんなラジオを聴いてみた。「B'z」結成35周年を記念し、「『B'z』大好き」を公言しているアナウンサーが「B'z」だけで1時間40分語り尽くすというもの。
MBSの金山泉アナ
TBSの南波雅俊アナ
という東西の「B'z」好きアナウンサーがダブルMC。内容は「オタク要素」が強いが、知識が無くても面白い。
金山泉アナ
金山アナは関西ローカルのラジオ中継において、
甲子園球場で試合
阪神が勝利
という条件で、「B'z」が「西武ドーム(ベルーナドーム)」におけるライブのMCをアレンジした一言を叫ぶ。
皆さんここで深呼吸しましょう…
(深呼吸)
西武ドームの空気、サイコーーー!!!
この後半を
甲子園球場の空気、サイコーーー!!!
と叫んで中継を締める。この恒例行事から「サイコー金山」というニックネームもある。
南波雅俊アナ
南波アナは『Nスタ』『SASUKE』野球などのスポーツ実況の傍ら、『ラヴィット』『お笑いターンテーブル』などバラエティで稲葉さんのモノマネを披露。2020年に「NHK」から転職してきたそうだが、そうとは思えないはっちゃけたキャラが度々話題になっている。
ちなみに、この前職の初任地が、稲葉さんの故郷に近い「岡山放送局」。南波アナの好きが高じての希望が叶った形とのこと。ただ、スポーツ志望で甲子園がある兵庫の隣だからという理由もあるそうで、これで希望を伝えたとのこと。
モノマネで開幕
オープニングは金山、南波両アナがモノマネで『ウルトラソウル』を歌って“開幕宣言”。乗っけからクセの強いスタートでいきなりラジオを点けた人は「何が始まったん!?」と驚くことだろう。
オープニングトークと衣装
初っ端から、2人の出会いや「B'z」にまつわるエピソードがバンバン出てくる。ファンにしか伝わらないようなワードも飛び出てくる。詳しくない僕だがそういうワードでゲラゲラ笑ってた。
ちなみに衣装は「赤いチェック柄のシャツ」に「ホットパンツ」という出立ち。モノマネしてるのを見ると大抵がこの出立ちだが、好きからすると「90年代の稲葉さん」とのこと。
仕事の話も
ただ、それだけでなく、共通点が「スポーツ担当」ということで仕事の話もしてた。特に南波アナは「WBC」第一ラウンドで実況していて、大谷翔平投手の「WBC」初戦を目の当たりにして感銘を受けていた。
B'z愛だけでなく、仕事愛も確かやなぁ
と感じた。
若狭アナ参戦
さらに、リモートゲストとして、東海3県のTBS系列局「CBCテレビ」の若狭敬一アナも登場。『THE TIME,』における珍プレーが有名だが、まさか「B'z」大好きとは思わなかった。担当したラジオでも「B'z」をかけまくるほどという「コテコテ」なのだとか。ちなみに、若狭アナも2人と同様の衣装で登場した。
中盤はこの3人とともに思い出の曲やあるあるネタを挙げ、愛が炸裂。仕事や伝説のライブに絡めている思い出の選曲は聴いててジーンと来る。
最後には「B'z」好きリスナーのメッセージを紹介し、エンディングでは再びモノマネで締めくくった。
「鉄道好き」に似てる?
「B'z」に関してはほぼ無知に等しい僕だが、聴いていて面白かった。金山、南波両アナに関しては元々テレビやラジオを通じてファンであることは知ってたし、話すときの熱い喋りは「鉄道好きアナorタレント」にもよく似てる。
イメージが変わった
若狭アナは好きのイメージがなかったが、しゃべってる感じを聴いていると好きなのは本物で伝説級のライブを目撃しているのは相当なもの。
加えて、稲葉さんと同郷である若狭アナ。地元が生んだスーパースターを愛する心も伝わる。『THE TIME,』であの衣装で登場してくれたりしないものかと微かに期待してしまう。
好きだけでない大活躍
とはいえ、3人とも好きだけではない。金山アナは「タイガース」戦の中継で頻繁に実況し、南波アナはスポーツ、報道共に活躍。若狭アナも『THE TIME,』の他、野球中継「ドラゴンズ」関連番組のMCなど、地元局らしい熱き「ドラゴンズ愛」を発信。各々好きが原動力になってるのがうなづける。
そんなこのラジオ、何も知らない僕でも聴いてて「サイコーーー!!!」だった。またやってほしいなぁ。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。