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ロッキン中止なんでやねん!

今日の午後に発表された悲しく、痛い知らせ。日本最大のロックフェス通称「ロッキン」が中止を決めてしまった。その理由は主催者である県域ラジオ局「茨城放送」に茨城県医師会が中止or延期の要望書を提出しに出向いたのだ。

運営公式アカウントのツイートによれば、

・今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討すること
・仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと

というのが要望書で述べられていたという。

大型連休にあった1万人キャパでのフェス成功例や茨城県と開催地ひたちなか市のお墨付きを頂くまでに対策はキッチリ講じていたはず。だから、こないだの『見放題』はできた。『京都大作戦』はすでに折り返しから今週末を迎える(大雨予想だからその点ではできるか分からんが。)

確かに、現に東京は感染が拡大しているし、「もし、クラスター出たらどうすんだ!!」みたいなことも主催側にとって不安に感じるでしょう。でも、それでも、「アカンのですか?何が不都合なんですか?」と思ってしまう。そして、どこか100%を求められているように感じる。規模が大きく、絶対数も増える。たくさんの注目の的になる。メディアに悪いところを切り取られるかも。
それらを踏まえても、やっぱり納得いかんし、「なんでやねん!」と怒りたくなる。しかも、開催1ヶ月前にいきなり押しかけるみたいにやってきて、無理難題まで要求し、「何様のつもりや」と思うほどのことに思うし、そして、「今までの努力と大金をドブに捨てるんか想像がないんか」とも思う。

思い返すと、サッカーヨーロッパ選手権では、ノーマスクで声援を送り、飛沫を飛ばしまくった人たちが次々感染していったというニュース。これを見ていて、ノーマスクと声出しが如何に感染リスクを大幅に上げるのかが腑に落ちてしまった。
なのに、声出し禁止で、マスク着用絶対のロックフェスがあんな仕打ちを受けなければならないのか。大阪のライブハウスでの一件以来そんなことは一切確認されてないし、みんながみんな大切な場所を守ろうと努力している。
さらに、「ロッキン」会場最寄りの勝田駅を擁するJR東日本も臨時電車を走らせて、密回避に努めてようとしていた。

それらの努力を全て水の泡、粉々にするような要請による「ロッキン中止」。日本中の音楽を愛する人、音楽に携わる人、アーティストが悲しみを上げ、怒りを露わにしている。
クラウドファンディング、配信ライブなど多様な楽しみ方があるが、ライブの楽しさを見てしまった、知ってしまったからにはもう戻れない。僕自身もそこが一番の涙活スポットであるし、一体となることであらゆることを大きく超えるぐらい楽しいもんだったりするし、気持ちいいもんだ。

音楽を止めるな、フェスを止めるな

本当にそうだし、これがないと生きている意味を失う人もたくさんいる。絶やしてはならん。そして、その楽しさが分からない人々はガン無視し、楽しみたい人々のために尽くしてほしい。こんなこと2度とあっちゃいかん。

そんな今日は震えた怒りをぶちまけさせてもらいました。どこまで伝わるか分かりませんが、ただ悲しい、腹が立つ。行き場のないこれらの感情を少し吐かせて少しでもスッキリさせられるぐらいはできたかと思います。

同じく怒りに震える方も多いと思います。その点で怒りをこの記事のコメントにぶっちゃけて大歓迎です。はけ口にどうぞ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。