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リョクシャ化計画2023-2024@城ホ

「緑黄色社会(リョクシャカ)」のアリーナライブ「リョクシャ化計画」。横浜アリーナ、日本ガイシホール(名古屋)大阪城ホール(城ホ)の3ヶ所で開かれた。僕はこのうちの大阪城ホールの2日目に行ってきた。

短距離で新幹線

京都駅から新大阪駅までは新幹線を使った。なぜかと言えば、リョクシャカとのコラボしたグッズ。

リョクシャカ×鉄道

グッズがもらえる条件というのが、新幹線予約アプリ「スマートEX」の利用。自由席、指定席、グリーン車といった座席種別、交通系ICやきっぷ発券の利用手段、発駅も問わない。

会場最寄り駅「新大阪(大阪城ホール)」「名古屋(日本ガイシホール)」「新横浜(横浜アリーナ)」でライブ当日下車した証明を各々会場の専用ブースで見せると引き換えてもらえる。

これを聞きつけた僕も新幹線で課金し、京都から新大阪まで乗った。乗車券より新幹線特急券の値が張るし、もらえる確証はない。それでも覚悟の上だ。

N700S

ちなみに乗った車両は最新鋭の「N700S」。

コワーキング指定席「S work」
乗ってる人はほぼビジネス客。

7号車にコワーキング指定席「S work」を設定している。リモート会議や仕事に集中できる特別な車両でネット限定で発売している。7号車には喫煙ルームがあったが、「S work」の旅客用の個室ワークスペースに改造された。

別の日に見てみると多くはビジネス客。ゆったり仕事ができるし、電話や会議しても問題ない。一方で愛煙家には肩身が狭いかも。

キーホルダーゲット!!

会場に着き、まっすぐ「JR東海」の専用ブースへ。無事にもらうことができた。

「JR東海×緑黄色社会」駅名標キーホルダー
国鉄風墨書きフォントまではこだわらなかったか。

デザインは東海道新幹線の駅名標がベース。真ん中にバンド名、次の駅のスペースにリョクシャカのメンバー4人の名前が書かれている。裏側にはライブのロゴとさっき乗った「N700S」があしらわれている。

裏側には「N700S」

鉄道オタクでもあるとどうしてももらわないわけにはいかない。不安もあったが、ゲットできてホッとした。コラボ相手はバンドの地元愛知県が管轄内。滋賀育ちの僕にも深いゆかりある鉄道会社だ。こんなに嬉しいコラボはなかなかない。

ぬいぐるみ、ライブトラックのミニカーなど。
ガチャ回して缶バッジもろた。

日中から入場

この空で入場すんの初めてかも。

15時前にはすでに入場が始まっていた。スタートも16時。日が暮れる前だ。日曜日だからとて、この時間からのライブは珍しい。

アリーナ

『薬屋のひとりごと』の作者からも花。
翌日に電車揺られてたら読んでる人おったなぁ。

僕の席はステージ右側のアリーナ席。僕の視力でははっきり姿は見づらい。

スタート!

16時を少し過ぎてスタート。光と音の豪華な演出とともに暗がりから「リョクシャカ」メンバーが入場。peppeペッペさんのピアノとともに『これからのこと、それからのこと』からスタート。

リョクシャカを知った最初

2曲目は『アウトサイダー』。リョクシャカがインディーズだった初期の頃の曲だ。
僕がリョクシャカを知った最初で、このときからボーカル長屋晴子さんの美声に魅了されていた。

今でもたまに聴くが、今の長屋さんの声で聴くとかなりブラッシュアップされている感覚がある。
自分の感性が多くの人に共感して、ここまで売れると感慨深い。

どデカい光景と4年前

演奏はリョクシャカの4人、サポートのドラマー、バイオリン2人、チェロ、ビオラ、トランペット、トロンボーン、サックスの12名編成。ストリングスや管楽器の楽曲も多いし、この編成は迫力がある。映像や光の演出も非常多かった。大ホールに相応しいどデカさ。

一番最初に800人ぐらいのキャパシティのライブハウスで見てた頃には今日の景色が待ってることは考えつかなかった。オーディエンスも10倍の1万人ぐらい。圧巻だった。

アコースティックで箸休め

後半に差し掛かったところでリョクシャカ4人がステージを離れて客席へ。間近でふれあいながら後ろに向かって移動し、やってきたのは小さなアコースティックステージ。このステージは肉眼でもはっきり見える近さだ。

ピアノ、アコースティックギター、ウッドベースという最低限の編成で『Re』『時のいたずら』を披露。ウッドベースとアコースティックギターの温かみある音が一味違う。『時のいたずら』は大合唱も魅力的だ。

ブロッコリー

中央に「ブロッコリー」

『Don!!』という曲からは真ん中に緑のワンちゃんが出現!リョクシャカ公式キャラクター「ブロッコリー」だ。

これにちなんで、ファンの愛称が「ブロッ子」と呼ばれる。我が家では「ブロッコリー」を栽培していて、僕は大好物でもあった。自分の好きなの同士がこんな形でくっつくこともあるもんだ。すっごい余談だが。

22曲、2時間半

『花になって』『Mela!』『サマータイムシンデレラ』2023年紅白で披露した『キャラクター』など計22曲、あっという間な2時間半。今まで見たリョクシャカの中で一番かもしれない。

帰り道

関空・紀州路快速はあえてスルー。
めっちゃ混んでて駅員さんが若干キレ気味やった。
リョクシャカ色の方向幕「大和路快速」

帰り道の電車も少しリョクシャカ。「大和路線直通」を意味する緑色の方向幕の環状線に乗り込んだ。

行き先がレア度高め。
寝過ごすと奈良の山奥まで飛ばされる。

オタク的には「五条(奈良県五條市)」という夜にしかない激レア行き先にも興奮する。ただ、前後で行き先が異なる上、寝過ごしてしまうと大変なことになる。

奈良方面や和歌山方面の快速には最終列車を兼ねるものがある。「遠心力」に例えられる大阪環状線の最たる恐怖の1つがこの列車だ。

大阪駅で下車。
晩ご飯は阪神のスナックパークへ。
味噌ラーメンと鶏めし
ごはんの後は新快速で北上。

もちろん帰りの列車で余韻に浸る。新快速の爽快感とリョクシャカの夜ソングで楽しみまくった。

好きになって5年。インディーズ、最初のCDの頃には考えつかなかった景色を見れた気がする。ツアーファイナルが首都圏ではなく、僕が住んでる関西でやってくれたというのも非常に嬉しい。多分ファイナル限定だろう演出も多かったろうし。
何より、僕の感性だけで好きになったバンドがこんなに大きくなったのは自分の感覚に自信を持てる。4人のこれからに期待したい。

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