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オンラインで使えるアイスブレイク10選

自粛期間が続き、いろいろなイベントがオンラインで開催されるようになっています。そんな中、「オンラインでアイスブレイクするのが難しい…」と感じたことはありませんか?
リアルとは違って、できることに制限のあるオンラインで、どうすれば場の雰囲気をあたため、参加意識をもってもらえるか。
お悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで、オンラインイベントでできる効果的なアイスブレイクを、みんなでおしゃべりしながら探る会が開催されました。今回は、その会で提案された、オンラインならではのアイスブレイク10個をまとめます。

【初級編】初対面の人が多いときに使える、自己紹介系アイスブレイク

1.ボール投げ自己紹介

①1人目が自己紹介をする。
②自己紹介が終わったら、次の人を指名する。
③カメラに向かってボールを投げるジェスチャーをする。
④指名された人は1人目の人の動きに合わせてボールをキャッチするジェスチャーをする。
⑤ボールが上手く受け取れたように見せられたら自己紹介を続ける。

ボールを投げるジェスチャーの他にも、パンチをするジェスチャーや、投げキッスをするジェスチャーでも面白いかもしれません。コツはパスするときに最後までカメラを隠し、次の人はそのタイミングに合わせたジェスチャーをすることです。すると上手くキャッチできたように見えます。

2.色合わせ

①リーダーを1人決める。
②リーダーは好きな色を指定し、5秒数える。
③参加者は5秒の間に、指定された色の物を持ってくる。
④持ってきた色の物が、指定された色に合っているかどうか講評をする。
または、「〇〇色の××を持ってきた、おかゆです。」と自己紹介をする。

自宅から繋げるオンラインイベントならではのアイスブレイクです。
ちょっとしたお部屋紹介になるのも楽しいです。
カメラの具合によって、実際に見えている色と指定された色が違うこともあるので、どんな色に見ているのか話合ってみてください。

【中級編】準備物なしでOK!オンラインならではのアイスブレイク

3.ミュートでしりとり

①順番を決める。
②1番目の人は音声をミュートにして、「り」から始まる言葉を口パクやジェスチャーで2番目の人に伝える。
②答えが分かったら2番目の人は音声をミュートにして、続きの言葉を表現する。
③①と②を繰り返して全員順番が回ったら答え合わせをする。

2番目の人がミュートにしたら1番目の人はミュートを解除して構いません。
おすすめの順番の決め方は最後にある【おまけ】参照です:)

4.ビデオオフでポーズ当て

①全員ビデオをオフにする。
②1人リーダーを決め、リーダーは好きなポーズをする。
③リーダーは自分がどんなポーズをしているのか説明をする。
④他の人は説明に従って、リーダーがしているポーズを真似する。
⑤全員が同じポーズになったと思ったらビデオをオンにして講評する。

リーダーはカメラに映る上半身だけを使った特徴的なポーズをするのがおすすめです。表情や指の動きまで似せるのはなかなか難しいので、チャレンジしてみてください。

5.物しりとり

①基本は普通のしりとり。ただし、答えるときには実際にその「物」を持ってこないといけない。

制限時間は5分程度がちょうどだと思います。
家を走り回って物を探すのが楽しく、軽い運動にもなります。
会ではわたしは玄関にまで走っていって靴を取ってきました:)

ちなみに、Zoomを使っている場合は、ブレイクアウトルームに分かれて5分以内に何人しりとりを回せたのか競い合うのも楽しいと思います。

【中級編】準備物は紙とペン!オンラインならではのアイスブレイク

6.何を描いてるのか当てよう!

①1人リーダーを決める。
②リーダーは他の人には見せずに手元で好きな絵を描く。
③描けた絵を、何を描いたかは言わずに他の人も同じ絵が描けるように説明をする。
④他の人はリーダーの説明に従って絵を描いていく。
⑤全員が同じ絵を描けたと思ったら描いた絵をビデオで見せ合う。

牛を描いたわたしの説明を聞いて他の人が描いた絵がこちら↓

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絵を描いて真似してもらう他にも、いらすとやさんの絵や、有名な絵など、ファシリテーターがお題を用意しておいて、説明する人と真似する人に分かれて描いていくのも楽しいです。

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7.スクショでお絵かき

①1人リーダーを決める。
②リーダーは自分から見た画面で、☆マークが中心に描けるよう他の人に指示する。
③他の人はリーダーの指示に従って、全員でひとつの☆マークを作る。
④リーダーは全員の絵が合わさったらスクリーンショットを撮る。
⑤画面共有やファイル送信を使って、リーダーからはどんな風に見えていたか答え合わせをする。

オンラインビデオツールのほとんどは、ビデオが写っている位置が人それぞれなので、まず最初にリーダーは自分から見て誰がどの位置に写っているのか、全員と共有するのがヒントです。
☆マークの他にも♡マークでも面白いかもしれません。
5人以上参加者がいる場合は図形を完成させるのが難しいので、ブレイクアウトルームに分かれてスクショを撮った後、メインセッションに戻って見せ合うのがいいと思います。

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【上級編】Zoomの機能を使ってアイスブレイク!

8.アハ体験

①参加者全員が全員の画面に写っているものを覚える。
②ブレイクアウトルームに分かれる。
③その間に参加者は画面のどこかを変化させる。
④メインセッションに戻ったらブレイクアウトルームに分かれていたチームごとに他のチームの人の画面のどこが変わったかを当てていく。

Zoomのブレイクアウトルーム機能を使ったアイスブレイクです。できるだけ少人数のチームに分かれるのがおすすめです。
例えば耳にボールペンをかけてみたり、背景のドアを開けてみたりして、メインセッションに戻ったときアハ体験ができるようにしてみてください。

9.ホワイトボードで絵しりとり

Zoomはホストがホワイトボード機能をルームに追加すると、全員でホワイトボードを使うことができます。参加者がホワイトボードに書き込みたいときは、メニューの「オプションを表示」から「コメントを付ける」で使うことができます。
スマホからでもホワイトボード機能は使うことができるので、スマホの人がいても大丈夫です。1人30秒の制限時間を設けてもいいかもしれません。

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10.ワード人狼

①ホストは1人を除いて全員に同じ言葉をプライベートチャットをする。
②残りの1人には違う言葉をプライベートチャットをする。
③全員がチャットを受け取ったら、違うお題を受け取った人に、他の全員の受け取っているお題がバレないよう、違うお題を受け取った人を見つける。
④ホストは頃合いを見計らって、参加者に誰が1人だけ違うお題を受け取ったのか聞く。
⑤他の人が受け取ったお題を当てられたら1人の勝ち。当てられずに違うお題を受け取っていたことが他の人にバレたら他の全員の勝ち。

例えば、1人に「卓球」、他の全員に「テニス」というお題を出題した場合、参加者は「それはスポーツですか?」「それは球技ですか?」「それは何色のボールを使いますか?」というように質問をし合って、誰が嘘をついて話を合わせているのか、または、全員が受け取っているお題は何なのか探り合います。
Zoomのプライベートチャット機能を使えば、カードやアプリを用意する必要もありません。

【おまけ】順番を決めるときにおすすめのやり方

全員ビデオをオンにして、カメラに向かって誕生日月を指で表現します。誕生日が早い人から順番…というように決めるのも、ビデオ通話ならではの決め方かもしれません。


いかがでしたでしょうか?
みなさんもアイスブレイクを効果的に使って、オンラインイベントを成功させてくださいね!

(オンラインでアイスブレイクを考える会 主催)
Torch Guide ふるふる

(一緒に考えた人)
おかさん、せんちゃん、よしお、なおみちゃん

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