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関わる場と人に共感できる、そんな自分を好きでいる。│#自分らしさを見つける時間 Vol.1

「ひとりひとりが、自分らしい想いを持てて、いきいきとできる社会」をめざしている人が、いろんな人と話をして、その人の軸を発見→表現していくインタビュー企画『自分らしさを見つける時間』第1回目です。

今回は、わたしの大学時代の後輩が、先日たまたま誕生日だったので、お祝いメッセージを送ったことから、インタビューを受けてもらえることになり、お時間いただきました。

大学時代から、賢くて、周りから一目置かれる存在だった「かえでっち」。彼女が現在どんなことを考えていて、今どんなことを大事に生きているのか、聞いてみました。

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-いきなりぼんやりした質問なんやけど、かえでっちって今なにをやっている人なん?

「株式会社I.S.コンサルティングで働いています。
業務内容は、大きく分けて2つあって、1つ目は『合宿免許の教習所紹介』。2つ目は『通信制高校のサポート校で先生のようなこと』をやっています。
あと、会社の中で、『みんなで楽しく働いていくにはどうしたら?』を考えるチームがあって、そこに所属しています。経営企画みたいな。」

-通信制高校のサポート校って、なに?

「通信制高校に通う生徒のための、塾みたいな場所です。
通信制高校に通う生徒は、自分でレポート課題とスクーリング(登校)をしていますが、それをサポートする場所、ですね。」

-業務内容だけを見ると、バラバラのことをしている印象だよね?

「根底にあるのは同じで、『ひとりひとりに向き合う』ということです。
例えば、合宿免許の教習所紹介の業務では、電話やメールで相談にのりますが、『この人が求めているのはなんだろう』を、ひとりひとりに合わせて考えます。
同じ時期に、同じ年代の方から届いた相談でも、単に安さなのか、合宿所のごはんのおいしさなのか…求められているものは異なります。それを探って、それに合わせた提案をします。
サポート校の方なら、生徒ひとりひとりは当たり前ですが全く違うので、この生徒にとって役立つことはなんだろうと、常に考えながら接しています。
どうやったら目の前にいる人、関わる人のお役に立てるのか、ということを、うちの会社では大事にしています。」

-今の会社・仕事を選んでいる理由って、なんなん?

「社長の人柄と、会社の理念に共感していること。これに限ります。
わたしが人生の選択をするときに大事にしている価値観が、この2つだということは、大学時代に気が付きました。
大学時代に所属していたボランティアサークルも、『どんな想いを大事にしているのか』と『一緒にやる人はどんな人か』に共感していたから、続けられていたんだと思います。」

-学生時代の話がでたけれど、大学時代にはどんなことをしていたの?

「大学1年の頃から、『ハッピーアースデイ大阪』というイベントの事務局に関わっていました。それと、『はちのじ』という学生団体にも所属していました。
卒論では、『大学生活ではやれることがたくさんあるのに、お金にもならない、ボランティア活動を続けている人がいるのはなぜ?』について研究しました。」

-大学生活でしていたことが、今の生活に繋がっているなと感じることは、なに?

「やっぱり、さっきの『理念と人に共感できているかどうか』ですね。
アースデイをやっていたのは、アースデイでやっていることに共感していたし、アースデイに関わる人に共感していたから。
その2つは、就活でも大事にしていましたし、今の職場を選んだ理由であり、今の仕事を続けている理由でもあります。」

-じゃあ、かえでっちの軸は、『関わる場と人に共感できるかどうか』にあるんだね。ちなみに、かえでっちの共感ポイントは?

「『がんばる人を応援する』っていうのが、ポイントかもしれません。
大学時代にしていたことも、今の仕事も、『誰かの応援をしたい』に繋がっているからです。
人で言えば、結構感覚的なんですが…(笑)『人間的に尊敬できるかどうか』です。尊敬できる人の共通点でいえば、『軸を持っていて、芯があるけれど、とげとげしくない、やわらかい雰囲気を持っている』があるかなぁと思います。わたしもそうなりたいなぁって。」

-このインタビュー企画は、『その人の軸を探る』というのが題になっていて、わたしとお話ししてもらうことで、その人が自分の軸を発見できたらいいなぁ、そのお手伝いができたらいいなぁと思っていたんやけど、かえでっちの場合は、すでに軸の発見も表現もできていて…もうすでに締めっぽいんやけど(笑)、なにか言い残したことはある?

「最近考えていたことなんですけど、『どんな自分も、大切にしたい』んですよね。
今まで、やるならなんでも楽しくやりたいと思ってきたんです。これをやるのは嫌だなぁ悲しいなぁつらいなぁとは思いたくない。だって、マイナスな気持ちを持ちながらやることって損だと思うから。マイナスな気持ちでなにかをやりたくはないって思ってたんです。
でも、そう感じる自分のことも、そんな素直な感情も、自分はいったん認めてあげたいって、最近そう思うんです。
素直な感情を無視するのではなく、認めてあげることは、次の一歩が前向きになると思うから。」

-社会人になると、大学時代にはきらきらしたことを話していた人も、忙しくてそんな発言が減ってしまう…ってことは多くあると思うんやけど、かえでっちはすごい…安直な感想やけど、素敵なことを言うね。

「今の会社にいるからかもしれません。
今の会社って、『自分自身と向き合うこと』を大事にしているんです。今の会社を選んでなかったら、考えてなかったようなことも、考えさせられます。
思考停止しない環境にいられているから、だと思います。」

-その考えていることって、なに?

「さっきも話した、『どんな自分も、大切にしたい』ってことですね。
わたしって、頭の中で勝手に先を見越してしまって、これをやったら損、とか、得、とか判断してしまうんです。そういう自分を見つけるたびに、そんな風に考えたくないって思います。

でも、大学4年のとき人から言われたことで、心に残っている言葉があります。『角を曲がっても正解、曲がらなくても正解』という言葉です。
これから先の人生、いろんなことがあって、選択と決断の連続だろうけど、何を選んでも間違いではなくて、最後は自分次第で、どんな選択をした自分も大切にしたいって思います。」

-かえでっちって、ほんとに自分の考えていることを、すぐに表現できるよね。なにかコツがあるの?

「言語化が癖になってますね。なにかモヤモヤしたことがあったら、長い通勤時間の電車の中で、今日はなににモヤモヤしてるんだろうって考えます。それで、電車を降りて、家まで歩いて帰っているときに大抵、あ、そっか!って思いつくんです。
思いついたことは、その時によって、noteに書いたり、上司に相談したり、自分の中で完結したり、発散の方法は違うんですけれど、なにかにつけて言葉にしていますね(笑)」

-なにかにつけて言葉にする、っていうのはわたしも同じかも(笑)

「さっきの『どんな自分も、大切にしたい』っていうのは、『祈り』なんです。
社会人3年目になって、今が迷う時期だと思います。このインタビューを受ける1週間前にも、謎のモヤモヤがあって。でも、今日の話の中で、『大事にしたいことを大事にできる自分を好きでいたい』っていう祈りのことを、改めて感じられました。
焦って結論だすこともないな~自分の人生やしな~って思います。」

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小副川 楓さんの「らしさ」
関わる場と人に共感できる、そんな自分を好きでいる。

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インタビュアー
岡田 有加(Okada Yuka)
1994年生まれ。兵庫県出身、大阪府在住。
有名人に加わる人。本名を略してお粥と呼ばれます。

「ひとりひとりが、自分らしさを持てて、いきいきとできる社会」をめざして、「らしさ」を探るインタビュー企画を始める。
誰に話を聞きたいとか、誰に読んでもらいたいとか、まだ考えてないけど、とりあえず100人に話を聞いて、100本記事を書こうとしています。

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▼インタビュイーを募集しています!
「自分のことを、人に聞いてもらいたい!」
「自分が大切にしていること、なにか知りたい」
「自分らしさを言葉に表現したい」

どんな方でも大歓迎。オンラインで1~2時間ほどお話しましょう。
あなたが大切にしていることを探って、言葉にします。
noteに掲載させていただければうれしいですが、非公開でも大丈夫です。

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