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台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台中3日め その2>


この日は月曜日。台湾の博物館等の展示施設は月曜日は休みのところが多く、個人的には「魔の月曜日」と呼んでいます。本当に月曜日休みのところが多いです。さらにこの日の台中は台風接近のため「停課停班」というお振れが出され、学校は休みになるわ、博物館も含めた公共施設が休みになるわ、バスも一部間引きや運休になるなど、旅行者にとっては最悪の日。唯一月曜日営業の観光施設も休みになるなど、結局行くところななくなる。ちょうど台中駅南側にも来ていたので、最近開店したLaLaportに行く。

Mitsui Shopping Park LaLaport Taichung

台湾には多くの日本企業が進出していますし、ユニクロも無印もそれほどめずらしくはないですが、日系ショッピングモールとして、どんなテナントが入っているのかは興味深いところです。

空間的にも吹き抜けを介して、エスカレータをちょっとずらして、歩かせる工夫はある。このような吹き抜けは、2−3箇所あり、視認性をもたせ目的の店以外にも建物全体を歩かせるようにしている。

建物は2棟あり、それぞれにフードコートあり。北館最上階のフードコートは日本食中心。南館はユニクロ等、大型店舗が入り、フードコートはノンジャンルで1階にあり。

北館最上階の日本食系フードコート

南館吹き抜け ユニクロ等大型店舗

南館1階フードコート。こちらは割りと空いている。やはりららぽーとだけに、日本食系は人気。

南館1階にカルディー。品揃えは日本と変わらず。
月曜日なのに子連れファミリーが多いと思いましたが、ひょっとしたら「停課停班」で、会社も学校も休みのため、車で乗り付けた家族が多かったかもしれません。まあ店も数多くありますし、家族で来て、駐車場に入れてしまえば、一日時間が潰せる施設です。その点日本と変わりませんね。

越南法国面包工芸 Lò Bánh Mì Pasteur

台中でも有名なバインミー屋。とにかくパンが無味のベトナムで食べたようなフランスパン。

このようなフランスパンは日本では焼くのが難しいとのこと。日本に輸入される小麦は質が良すぎるという話らしい。ここのパンは店内で焼く。本格的なバインミー。

第二市場

近くの第二市場。市場内に飲食店が集まる区画があった。魯肉飯とか有名な店もあったようだ。やはり台風で活気がない。


潮返書店

ホテル近くの書店を発見。人文系や台湾再発見系の書籍が多い。小さいながらも割りと充実した品揃え。カフェとしても利用可能。ネコもいる。

勤美 誠品緑園道

名称にある通り、勤美グループと誠品グループとが運営している商業施設。勤美グループは、金属関係の企業で不動産も業務範囲に入っているようだが、誠品の色が濃い。

商業部分3階の最上階にはもちろん誠品書店あり。

書籍、雑誌、お土産物、音楽コーナーもある。他の店舗と同じく、総合的な品揃え。

茉莉二手書店台中店

誠品書店の近くの茉莉二手書店に寄るが、残念ながら台風のため臨時休業。

綠光計畫范特喜文創聚落

中興街を南下。前回も来た「緑光計画範特喜文創聚落」 台中のリノベ商業施設の先駆けとも言うべき施設。やはり緑の繁茂は年々増すばかり。

兆兆茶苑 Zhao Zhao Tea Lounge

https://maps.app.goo.gl/hfyFMu9TEndVesMA8

中興街をさらに南下。「勤美 誠品緑園道」から「台湾美術館」までのエリアは、東京でいうと代官山的なエリア。小綺麗で個性的な店が多く集まるエリアだと思います。
兆兆茶苑は茶館。台中の茶藝館は、食事も取れるような店が多いですが、こちらはじっくり台湾茶が楽しめるお店です。

丸太ぶち抜きのテーブル。内装もかなり凝っています。

審計新村

ここはもともと政府機関の宿舎だったところをリノベーションした施設。前回来た時は、まだ完成したばかり。台風と雨で残念ですが、土日に来るとかなり賑わいがありそうな施設。

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