感想文

行動展示を初めて読んだ時、背筋がぞわっとして面白いと感じました。そして宗教を連想しました。存在を認識できない他者からの支配・影響を受けている、という点においてそのような感想を抱いたのだと思います。

私の背筋をぞわっとさせたものは一体何だったのか、この文章を書くにあたり初めて考えてみました。恐らくそれは他者を見る自己の目を突きつけられるような感覚を覚えたからでしょう。

自分の存在を知り得ない他者の行動に、支配や影響をもたらす立場に置かれたとき、どんな感情を抱きどんな行動を取るのか。そこには個々人の性格というか価値観というかが反映されるような気がします。自分に対して自身の行動展示をしているみたいです。

自分でも気づいていなかった、他者を見る目を突き付けられるのは、自己の内面を見せつけられているようでドキッともしますが、新たな発見でもあり興味深いものでした。

この企画に参加する機会を頂けたことに感謝しながら、これから公開される記事もこれまで通り楽しく拝読したいと思います。