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一歩踏みだすハードルが低いわたし

ここ数ヶ月、エントリーすることがいくつかあって、少しずつ広がりが出てきました。
物怖じしない、というよりは一瞬のチャンスも逃したくない思いが強く、踏みだすときに大切にしている気持ちを伝えたいと思ったので、久しぶりの投稿です!

「出会い一瞬、出逢ったら一生」

10年ちょっと前、わたしはシンガーソングライターのAZUさんが好きで、AZUさんがよく言っていた言葉です。

もともと「一期一会」が好きでしたが、上回りました。
たった一瞬の出会いも、何かしらのアクションを起こせば一生繋がれるかもしれない・・・そう思うと一瞬が本当に大切なんですよね。
その出会いやチャンスは二度とないかもしれませんから。

取り繕った新社会人への就職活動

わたしの就職活動はちょうどリーマンショックのあとの就職氷河期でした。前年までは売り手市場と言われていた社会情勢が一変。
内定をもらうために「自分を知ってもらう」というよりは「いかに自分をよく見せるか」「それぞれの会社に合わせる」これらに集中していたと思います。

そして落選が続くと「自分はどこからも必要ないのではないだろうか」こんなことをよく思っていました。
内定をいただいた時は安心しましたが、これって自分がやりたかったこと?なぜこの仕事をしているのか聞かれたくない。。そんな想いが生まれどんどん自分に自信を無くしていきました。

大好きなあの場所で働けるかもしれない

気持ちがとても下がっていたとき、就活でダメだった企業の会社案内をよく見ていました。「ここで働いている人たちは幸せなんだろうな」ふと、その中の1つの企業のサイトで求人欄を見たら、わたしが専攻していた学科を卒業した人という募集要項を見つけました。

「どうしよう…ここで働きたい。でもアルバイトだし生活できるだろうか」しかしその企業は9割が準社員(アルバイト)。少しだけ迷いましたが「いいや、なんとかなるだろう!受かったら考えよう」考えることをやめました(笑)

自分がこうしたいと思っていても、相手ありきだと考えてもどうにもならないことのほうが多いので、考えるより行動することにしました。

その一歩をきっかけにもらった言葉たち

無事合格したことをきっかけに、次に待っていたのは退職報告。まずは職場。とても怖いおばさまがいたのでドキドキしましたが、とても素敵な言葉をくれました。

「辞めたら迷惑をかけるとか考えなくていい。人ひとりいなくなってまわらなくなるような会社なんてダメなんだから。変わりはいくらだっている」
この言葉をきっかけに辞めることへの抵抗は全くなくなりました(笑)

当時実家にいたわたしは家族にも報告。特に父は緊張しました。
父が「苦労するかもしれないけれど、自分が決めたなら行ってきなさい。お父さんもやりたかったことができなくてずっと後悔していることがある。後悔はするな」と言って当時諦めたことなどを詳しく話してくれました。

ちなみにわたしは後悔する人間です。昔ドラマで「後悔する人は何を選んだって後悔する」と言ってました。その通りだと思います!!(笑)
なのでどうせ後悔するならやらない後悔よりやって後悔。失敗して当たり前、成功したら超ラッキー!です(^^)

しかしこれでかなり後悔はなくなりました。だってやらなくてよかったことも勉強や気付きになるから、やって後悔はほぼないんですよね!

わたし今こんなに楽しい!

転職してからは自分に自信が持てるようになりました。自分が決めた道、好きな場所で知識を活かして働くことができる、毎日楽しかったです♪
結婚を機に辞めることにはなるのですが、あの日々があったからこそ、わたしのなかで働くうえで大切なことは何かがわかったし、働くことへの妥協もしなくなりました。

条件を持っているからこそ決まったときの働きやすさ

結婚してからは妊活や出産、さまざまなタイミングで退職しましたが、いずれも受けるときには「子どもが欲しいと思っている」と伝えた上での採用でした。

長く続けられないと受からないと思っていましたがそんなことはなく、むしろ融通が利いたり働きやすく、辞める時も辞めやすかったです。勝手にこちらからダメかもしれないと諦めるのではなく、言ってみるというのは大切ですね。

募集側の立場になってみた

子どもを産んでから親子サークルの運営に携わっていたので、そこで仲間を募集することに!
‥‥集まりませんでした!(笑)これは結構悲しかったです。

「ちょっと興味はあるんだけど毎回参加できるかわからない」子どもの体調や気分もあるため、ママだったらあるあるですよね。結構同じように思っていたママが多く、言ってくれたことが嬉しかったです。そのため一人一人の負担がないよう人数を増やすことで対応しました。

全く集まらないよりは、条件があったとしても来てくれるだけで嬉しい。その後のイベントなども常に「人集まるかな?興味持ってくれているかな」と不安に感じることはあったので、連絡してくれるだけで嬉しい気持ちになりました。

きっと募集している人は、完全条件一致していなくても興味を持ってくれただけで嬉しいと思います。小さな組織であればあるほど。

また、きちんと言ってもらえるとこちらも対応を考えることができるので、「言葉にする」「自分の想いをきちんと言う」ことは大切だと思います。合わせて無理してしまう人より、信頼もできますよね(^^)
だから新卒の就活ダメだったのか?と今になっては思います(笑)

一歩踏みだすのは意外に簡単

すこし考えて大きなリスクがなければ興味を持った時点で、これも何かの縁!と連絡してみるようにしています。特に選考があるものは次募集があるかもわからないですし、そもそも入れるかがわからないものを諦めるのはもったいない!

どうしてもタイミングが合わなかったものは縁がなかった。
これで終わりです(笑)捨てる神あれば拾う神あり!なのできっと大丈夫!!

小さなアクションを起こしていれば、そのとき大きな変化はなくてもその後のチャンスになったりしますね。今まさに種まきが成功して入りたかったコミュニティに入れたり、嬉しいつながりを得ることができました。

「わたしなんか」と思わずにどんどん踏みだしてみてください。あちこち種まいてみましょ。きっと自分でも思っていなかった場所に出会えると思います。