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AWS_VPCの各機能について② #337日目

Amazon VPCのサービスに関するまとめの続きです。
前回の記事はこちらです↓


Network Firewalls】Firewalls

2021年12月にリリースされた新しいファイヤーウォールで、VPCを直接ファイヤーウォールできます。これまではセキュリティグループやWAF等のファイヤーウォールがありましたが、それらはVPCを直接守ってくれているものではありません。

セキュリティグループやネットワークACL:
プロトコルを制御したりIPアドレスを指定して拒否したり、シンプルなファイヤーウォール機能です。

WAF:
Web Application Firewallの略で、CloudFrontやRoute53と設定していくファイヤーウォールです。

Network Firewalls:
Amazon VPCに設定して、ファイヤーウォール機能として定義づけることが可能です。Firewall policiesFirewall rule groupsを組み合わせてフィルタリングルールを設定して、そのルールに基づいてVPCに対するネットワークの脅威を検出し、IPS(侵入防止システム)として機能します。


Vertial Private Network (VPN)

オンプレミスのデータセンター等とVPN接続する際に利用する設定を構成できます。

Customer gateways:
オンプレミス側にある、カスタマー側のゲートウェイの情報を取得するためのゲートウェイを作成できます。

Virtual private gateways:
Amazon VPC内に作成して接続を可能にする、VPC側の接続点となるものです。

Site-to-Site VPN connections:
VPNを実際に設定する場所で、上記のCustomer gatewayとVirtual private gatewayはここで使います。

Client VPN endpoints:
クライアント側へのVPNのエンドポイントを作成して、上記のSite-to-Site VPN connectionで使います。

AWS Cloud Wan

2021年12月に発表された新しいVPCサービスです。複数の事業所でオンプレミスからAWSに接続している場合、それらの情報を一元管理できる仕組みです。Network managerを使ってCloud Wanを利用できます。

Transit gateways

VPCを多数利用している時に、それらの関連付けと管理ができるサービスです。VPCからの多数の接続を管理するために利用する機能です。

Traffic Mirroring

VPC間のネットワークの異常検出やインサイトの抽出、トラブルシューティング用の分析機能です。複雑なネットワークを運用するために利用されます。ネットワークトラフィックを補足して検査をしてくれます。


VPCについては以上です!
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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