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癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ10

令和6年2月6日。
私は毎日仕事をしている。
かつて私が担当していた分野とは全く違った業務に就いている。
慣れないことだらけで、毎日ストレスが溜まり続けている。
とはいえ今のところ元気に過ごしている。

問題は・・・私自身のやる気のなさ😅
そして、息子の問題。
息子は発達障害を抱えている。
それゆえ人との関わりが少し苦手。
息子自身は人が好き。
決して内に籠るような性格ではない。
それゆえ最初は結構簡単に友達を作る。
ところが、人との距離感や感情を掴むのが苦手なところから、
だんだん疎まれたりすことが多くなる。

息子(上の子)は現在17歳。
多感な時を過ごす。
これまでも色々なしんどい思いを跳ね除けて生きてきた。
イジメにもなんとかめげないで生きてくれた。
高校生になった今でも、色々と問題に直面する毎日。
親の私からすると、なんでそんなことするの?
なんでもうちょっと賢く立ち回れないのか??といった思いを
抱くことが多々ある。

要するに・・・彼「も」、私と一緒で生きるのがあまり
上手く無いようだ。
そんな息子がとても愛しい。抱きしめてやりたい。
まあ高校生の思春期ゴリゴリの息子に抱きついていくのは、
息子からすると「勘弁願いたい・・」と思うので、
そんなことはしないけどね。
けど、無防備に眠っている息子の顔を見ていると、
なんとも言えない気持ちになってしまう。
可愛い。可愛い。そしてなんとか守ってやりたい。
そんな思いで彼の寝顔を見ているのである。

彼の感じる生きづらさを、どうやったら軽減できるのか???
そんなことを考える毎日。

私は私で、毎日を苦しく過ごす。
仕事も人間関係も、やっぱり楽ではない。
今、何もかも投げ捨ててしまえば、どんなに楽だろう・・
そんなふうにも考えてしまう。
まだまだ自分の健康にも気を遣わないといけない状態だし。

いろんな思いやストレスを抱えつつ過ごす毎日。
一度は生きることを諦めた自分が・・・今こうして苦しみつつも
生き続けている。
これにはきっと何か意味がある。
どんな意味かわからないけど、しかし生かされているのだと思う。
命を繋ぎ続けている今、私はそう思っている。
排便障害とともに生きている今を、私は慈しみながら生きていきたい。

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