見出し画像

集団免疫が全て

Dr. Geert Vanden Bossche2024年4月19日の投稿(Voice For Science and Solidarity)
All you need is herd immunity
の翻訳です。
Substackには2024年4月19日にAll you need is.....herd immunity!のタイトルで投稿されています。
原文を参照の上ご利用ください。

必要なものは…集団免疫!

免疫逃避パンデミックで狂ってしまった、感染性病原体と、集団レベルの免疫の間の平衡/バランスを、自然がいかに洗練されたやり方で取り戻すのかを真に理解するまでに、数年におよぶ、数えきれない眠れぬ夜と、様々な科学分野に渡る深い洞察が必要だった。これを学ぶことは困難な道のりであったが、その臨界点で、自然の法則が一つの次元に収束することで形作られた、この戦略の複雑な性格は、恐ろしく強力な、しかし明快な教訓を示してくれた。すなわち、集団免疫の確立なしにパンデミックを終わらせることはできない、ということである!  残念ながら、この基本原則を理解している公衆衛生当局はないようだ。それどころか、彼らは、彼らの役立たずの対策や決定に従わない国民に責任を負わせている。COVID-19パンデミックの急性期には、公衆衛生当局は、集団ワクチン接種が成功しなかったのは非接種者のせいであると非難した。進行中の免疫逃避パンデミックが慢性期に移行した今、彼らは、今度はCOVID-19ワクチン接種率の高い集団でウイルスの感染力と伝播性を持続させているのは免疫低下者であると非難している。この免疫逃避パンデミックが超急性期に移行することが不可避となった時に、彼らは誰に責任をなすりつけるのであろうか。その時には、彼らは更新型ワクチンの追加接種を拒否した接種者に責任を負わせるよりほかにないだろう。

しかし、この、一般市民を悪者にするやり方が、無謀な集団ワクチン接種事業を立案した者たちの「逃避」戦略に過ぎないということに人々が気付くのも時間の問題である。ウイルスには様々な隠れ場所があるが、彼らはどこに逃げ込むつもりなのだろうか。

いただいたサポートは一般社団法人ワクチン問題研究会に寄付されます。