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”医”の中の蛙、大海に出てみたら。

こんにちは!看護学生カメラマンのyumiです。

小学生の頃からずっと目指してきた看護師という進路に疑問を持ち、”医”の中の蛙、大海に出る作戦を始めてから1年以上が経ちました。

どんな時間だったのかを振り返り、作戦の結果をまとめてみたいと思います。

作戦の目的
①自分は本当に看護に向いていないのか
②どういうことなら「自分に合っている」と思えるのか
③医療以外にはどんな世界があるのか
の3つを知る、考える。

(目次)

①結論を先に言うと!
②こういう結論に至ったこの1年、何をしたのか
③今後の予定

今回のこのnoteは自分の記録も兼ねつつ、

進路の悩みをもつ人に、「独りじゃないよ」「私でよければ話を聞きます!」「一緒に頑張りましょ!楽しみましょ!」って伝えたい

実習が始まって鬱々としている人に、「実習生でも色々楽しめるよ!
この半年間は辛い事だけじゃないよ!」って伝えたい

今まで応援してくださった人生の先輩方・友人へのご報告とお礼の気持ちを伝えたい

そんな気持ちで書きました。
長くなりますが、もし読んでいただけたら嬉しいです、、、!

では早速!

①結論を先に言うと!

・「看護師」は夢ではない
・半径1.5mのひとの笑顔を守りたい
・どんな進路だって有り。選択肢に正解はなくて、選んだ方を”正解”にする


「看護師」という職業そのものは夢ではなく、夢や目標を叶える(達成する)ための手段の一つであるとやっっと理解しました。

看護の知識・スキルは病院以外でだってニーズがあるから、
「病院の看護師が向いてなさそうだから看護師になるのを諦める!」
看護師の資格あるのに病院で働かないのはもったいない!
ではなく、他の環境で活かすというのもありじゃないかなぁ。

あと、「A病院が向いてなくてもB病院ならうまく働ける」ということもありそう。複数の病院にお世話になって気づいた事だけど、同じような規模・特徴の病院の間でも、雰囲気の違いは結構、かなり、本当にある。びっくりした、、、!

では、
私は何に看護を生かすのか。
私はどう在りたい、生きていきたいのか。

私は、半径1.5mくらいの人の笑顔を守りたい
1.5mというのは、両手を伸ばして届くくらいと言う意味です。

この距離感については、「 自己犠牲してでも第三者を大切にしようとするあまり、ストレスが溜まって私にとって1番大切なはずの家族を大切にできなかった」という経験に由来します。

私の幸せ
・家族そろってご飯を美味しく食べること
・「ただいま、おかえり」「おはよう、おやすみ」を大好きなひとに言えること

平凡かもしれないけどそういう日常が幸せ。
自分の大切な人を大切にできるようにしたい、まず目の前の人を笑顔にして結果的に笑顔の輪が広がったらいいな、という考え方です。
その目標を達成するために、看護や写真などを手段として生かしたいです。

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②こういう結論に至ったこの1年、何をしたのか**
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ざっくりと、大きいものはこんな感じ。
(2-1)看護の領域別実習
(2-2)EVERYDENIMのインターンでカメラマン

**(2-3)TsukubaPlaceLabのスタッフ(継続中)
(2-4)メドキャリ
(2-5)StartupWeekendに参加、優勝
(2-6)Lovegraphでカメラマン(継続中)
(2-7)医療系IT企業でインターン
(2-8)筑波大学アスレチックデパートメントでカメラマン
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ここで全ての活動について詳しく述べると3連休が終わってしまいそうなので、簡単にだけご紹介。

紹介するものは私の興味が詰まっているので、
もし「自分もこのワード気になってる!」という方がいれば、ぜひご飯にでも誘ってください〜色々お話ししましょう(^ ^)

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2-1 看護の領域別実習
時期:大学3年生8月末〜3月
#  「実習いやだー」をいかに改善するか**

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気づきなど
実習はじめに最終レポートの課題に目を通し**、何をどんな風に書くか考えながら実習をすると良い。(最終レポートは先生たちが実習で学んで欲しいポイントを詰め込んでることが多い気がする)

・実習は自分なりのアンテナを張っていると楽しいし、より深く学ぶことができる。私で言うと「写真」「看護師の働き方」「病院のデザイン」が主要なアンテナだった。

・こんなに目の前の人ととことん向き合い、自分の人生のことも考えさせられるチャンスはなかなかないと思った。

・意外と時間はある、時間はつくるもの。実習と部活やアルバイトを両立させている人が多かった。優先順位のつけ方と時間のやりくりの仕方でどうにでもなる。「実習だから〜」でやりたいことを全部諦めるのは勿体無いかも。20代前半の「若くていいね!」っ言われるような時期を「辛かった」だけで終わらせない工夫を。

例えば私だったら、
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午前実習

昼休憩にPCで(スマホより早く打てるから)メッセを返す

午後実習

帰宅して記録を終わらせる

ミーティング3件に参加
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っていうようなスケジュールを組んだ日も、、、!
仮に実習(病棟に拘束されている時間)が7時間、睡眠が8時間だとしたら、1日9時間は自分で自由に使える!

(※大学のカリキュラム・先生によって実習の差がありそうだから、あくまでも個人の経験談として参考程度に。)

・1番のポイントは、「実習いやだー」の原因を言語化する事。言語化できるくらいまで整理ができたら、あとはその原因にどのように対処するかを考えて行動するだけ!私はなんとなく実習いやだーと言ってる期間が辛い時期だったと思います。「嫌だ」って愚痴って何もしないで、周りまでネガティブな空気にしかねない自分が嫌いでした。嫌なら「変える」か「逃げる」か。どちらにせよ勇気が要るけれど、行動して乗り越えられるようになってきたのがこの1年での大きな変化でもあると思います。

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2-2 EVERYDENIMのインターンでカメラマン
時期:大学3年生4月〜12月(10ヶ月)
#  「好き」を仕事にすること
#  エシカルファッション
#  異業種のインターン**

気づきなど
・「誰かのために何かをする=自分より他人を大切にする、自己犠牲もする」の構図が頭にあったけど、自分が笑顔でいることで、周りの人の笑顔のきっかけになれるかもしれない。

・直接就活に役立ったりはしないかもしれないけれど、異業種のインターンをすることで視野を広げられる。自分の常識・得意が通用しないところに行くことで、新しい自分のバリューの出し方を嫌でも考えさせられる→最初は辛いけどちょっと強くなれる

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2-3 TsukubaPlaceLabのスタッフ
時期:大学3年生8月〜継続中
#  挑戦し続けること
#  前提を共有すること
#  コミュニケーションの総量**

気づきなど
・類は友を呼ぶ。魅力的な人と出会いたければ、自分がそういう人に見合う魅力的な人になる必要がある

・人との繋がりにおいて、コミュニケーションはめっちゃ大事。仕事でも家族・友達・恋人、全部そう。総量が減るほどすれ違うリスクが高まる。コミュニケーションの基礎でもある「言葉の選び方・使い方」「自分が伝えたい事だけでなく、相手が必要としている情報は何かを考えて伝える」を大事にする。

・「できるできない」、ではなく、「やりたいか、やりたくないか」で選択した方が楽しい。「出来るけど、やりたくないこと」をいかに自分の行動から減らしていくか。時間・お金・エネルギーは限られているから、本当にやりたいことにそれらを使う。

・スピードが大事。何か行動を思いついたら、「いつ?」「何が必要?」を整理してすぐ行動する。チャンスの神様は前髪しかないんだって。


**2-4 メドキャリ

時期:大学3年生9月〜2月
#   **医学看護学生向けの臨床以外のキャリアを考えるセミナー企画運営(10月@上野・2月@渋谷 開催)
#  キャリア
#  SNS発信

気づきなど
・学校ではマイノリティでも、枠を広げたら同じような悩みを持っている同年代の人、同じような悩みを持っていた先輩がいるから独りじゃない

SNSで発信することは怖さもあるけど、その発信をきっかけに手を差し伸べてくれる人や、仲間が見つかったりもする

・ 「こういうの自分が欲しかった」を形にしていくことで、誰か後輩の役に立てることもある。


**2-5 StartupWeekendに参加、優勝

時期:大学3年生12月
#  初めてのビジコン参加
#  スタートアップ**

気づきなど
・狭くでも深い知識・スキルがあるといいなって思った

・あったら良いな、をカタチにしていく難しさと面白さ

・「出来ることだから」でやるより、「やりたいことだから」「〇〇さんと何かしたい」とかそういうモチベーションの方が強い。スタートアップはキラキラした世界に見えて、すごく泥臭い一歩の積み重ねってことが一部実感できた。本当にやりたいこと、でないとやりきれない。

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2-6 Lovegraph
時期:大学3年生12月に研修を受け年末に採用決定→年始からJoin
#  プロカメラマンでありつつ「幸せのプロ集団」の一人
#  結婚式用写真/お宮参り/卒業記念/誕生日記念/カップルフォトなど**

気づきなど
・写真って楽しい!写真をきっかけに誰かと繋がる、目の前の人の笑顔のきっかけになれるのが嬉しい、やりがい。

・ひとの写真に関しては、ご両親が撮った子どもの写真、恋人が撮った彼氏彼女の写真、と同じものは撮れない。それは写真には相手との関係性も写るあるから。親にしか見せない顔、恋人だから見せれる顔がある。スマホで気軽に撮れる時代だからこそ、みんながインスタ映えしないものでも撮って、かけがえのない一瞬一瞬の幸せに気づいて大事にしてもらえたらなぁと思ったりも。病院で、患者さんに「若いっていいわね」「病気になってから、食べられること・家族と暮らせることの幸せに気づいた」「いつ何が起こるかわからないから、今を大事にしてね」と言われる事がよくあるからこそ、何かを失う前にその大切さに気づいてもらえれば、、、

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2-7 医療系IT企業でのインターン(新規事業開拓)
時期:大学4年生5月〜8月
#  医療系ビジネス
#  休むことも仕事
#  職住接近、丁寧な暮らし

気づきなど
・同じ医療系と言っても、病院で見る医療と、会社で見る医療では見え方が違う気がした。

・仕事でいいパフォーマンスをするためには休みの使い方も大事。勉強する、睡眠をとる、体力をつけるなど。

・満員電車は心身ともにエネルギーを奪われる気がした。ストレスフル。片道2時間、往復で4時間、6日出勤したら1日分の時間を通勤に使うことになってしまう、、、!上司(元リクルートのエース)は一時期、電車の代わりにタクシーで出勤していたって聞いた。限られた時間の使い方を工夫しなくては、、、。職住接近にできると◎

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2-8 **筑波大学アスレチックデパートメントでカメラマン
時期:大学3年生11月〜継続中
#  大学スポーツ
#  キャリア
#  結局ひとが好き

気づきなど
・もっと早く、AD・大学スポーツを知りたかった。それくらいADは魅力的な取り組みをやっているし、大学スポーツってかっこいい。同じ大学の人たちなのに知らなかったのはもったいなかった。今まで縁がなかった「大学スポーツ」に関わるようになったのは写真がきっかけ。写真でひとと繋がって、新しい世界を知れることの楽しさを再度実感。今度は私が大学スポーツの魅力を伝える側になりたい。

・1つのスポーツに集中して長く続けてきた人たちのキャリアの悩みは、ずっと看護師を目指して大学まで来て悩んでいるのと共通してる点があった。専門性が高すぎる、他の世界を知らない・他の世界の人と関わる機会が少ない、とか。

・いきなり大きな大会の撮影(全国大会など)に行っても、その大会に出場できる事の凄さとか、その試合に参加する人の気持ちが想像つかなくて正直ピンとこなかった。でも、練習やリーグ戦を通して部のことを知ったり、部員と知り合いになって一人一人の想いを知るにつれて、尊敬・好きな気持ちができて、心から応援できるようになった。もはや、自分はカメラマンより、”写真が得意なファン”という感じかも笑 応援する相手だからこそ、自分のできること(写真)で少しでも力になりたいと強く思うようになった。

・スポーツの種目にかかわらず、共通して好きな瞬間(写真が)ある。結局、みんなが生き生きしているところ、笑顔のところが好き。

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こんな感じの1年でした!書き出してみたら、意外と多くて驚き。
ここまで読んでくれたあなたはすごい、、、!
ありがとうございます!嬉しいです。

次で、最後の項目です。

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(3)今後の予定**

今後の予定はズバリ、
幸せになるために手持ちのカードを磨く&カードを増やす!
(例えば、写真と看護の知識を増やす&経験を積む)

もうちょっと具体的な、直近の予定は、
・看護の探求(研究の簡易版。最後の単位!)をする(テーマは医療×写真)
・写真の展示をする
・国家試験に合格する→看護師資格を取得
・卒業旅行で大学生活の振り返りとまとめをする。更にいろんな世界を見る!

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この1年、とにかく行動を起こしてみて、”医”の中の蛙は、空の青さももっと知りたいと思うようになりました。大海にでることも恐れず挑み続けながら、空の青さも楽しめるようになりたいです。

今まで、ご飯に誘って話を聞いたりアドバイスをしてくれたりした方、素敵なひと・イベントを紹介してくれた方、気分転換に連れ出してくれた方、noteをtwitterで投稿した時に暖かいコメントをくださった方、最後までこれを読んでくださった方、ありがとうございました。

皆様のおかげで、実習を乗り越え、新しい世界も知りつつ前進する事ができました。

これからも、応援してくれる方々に良い報告ができるように、これから頑張る後輩たちに希望を与えるような背中を見せられるように、そして楽しい人生を送れるように!行動し続けたいと思います。


記事を読んでくださり、ありがとうございます! いただいたサポートは、勉強や機材など活動の費用に使わせていただきます。 これからも頑張りますので、応援していただけると嬉しいです!