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M1 MacBook Airとドッキングステーションがリモートワークの新定番

リモートワークが一般的になって約2年。今までのオフィスライフよりもデスク環境はそれぞれの個性や好みが顕著にでるようになったのではないかと思います。
私は、視覚障害を持つ30代中盤のビジネスマンです。サラリーマンとして働く傍ら副業で会社を持っています。そんな私のデスク環境でのこだわりは、マルチタスクに向いた環境である事と、(視野が狭いため)必要なものがすぐに手に届くところに整理されている事です。
そんな私が考え抜いてたどり着いた境地は、シンプルな配線と静かな環境を実現する事。それを私は、M1 MacBook AirCalDigit TS3 Plusというドッキングステーションで実現しています。

考える事が主体の仕事

視覚障害があり、細かく手を動かす作業が苦手な私の仕事は、事業の戦略などを考えて、それを実現させていく事。ゼロイチでのビジネスの立ち上げにもいくつも関わってきています。
私は、モノを考える時、自分の考えを紙などに書き起こしてロジックツリーを組み立てるようにしています。なので、L字型のデスクを使っていて、片方はパソコン作業、もう片方は、紙に考えを書く場所として使っています
そして、モノを考える時に私が一番大事にしているのは、雑念を捨てて、目の前のことに集中できる環境を作ること。音楽を聴くことはあっても、雑音が多く入る環境やケーブルが入り乱れでいるデスク環境は集中力を妨げるので避けたいと考えています。

ドッキングステーションを活用するメリットとは?

ドッキングステーションのメリットは、多くのケーブルを1つにまとめることができることだと考えます。
在宅で仕事をしていても、外付けのマウス、外部ディスプレイ、キーボード、ウェブカメラやマイク、イヤホン、SDカード等接続が想定される機器は非常に多いです。もちろん、ACアダプターへの接続も必要。そしてそれらをノートパソコンに繋ごうとすると、ケーブルの本数が非常に増えてしまいます。つなぐのも面倒ですし、パソコンの向きを少し変えたくてもケーブルがたくさんつながっていて向きを変えるのも難しいなんて事も起こり得ます。

33,000円も安いと感じる高コスパのドッキングステーションを使用中

私の使っているCal Digit TS3 Plusは、1本のケーブルで上記の全てを接続し、さらに電源まで供給してくれます。電源供給も87Wまで対応しているので、相当なパフォーマンス性能のあるパソコン以外は問題なく充電もできます
この商品、ほとんどセールになる事はなく、33,000円となかなか強気な価格設定がされています。メルカリなどに出品されてる新古品のようなものもかなり高価格で安定している人気の商品です。
確かに、33,000円という価格は相対的には高いですが、私自身価格以上の価値があると考えています。
それは、最近周辺機器が高性能化するに伴いその価格が上昇しているからです。
例えば、充電器。信頼できるメーカー(Anker)の65WのUSB-C対応の充電器は、amazonで約4,000円。もちろん、USB-Cケーブルは別売。Ankerの100W対応のUSB-Cケーブルは、amazonで約2,000円。電源周りだけで約6,000円の投資になります。ちなみに、これがCal Digit TS3 PlusのようにThunderbolt対応になると、ケーブルは約3,300円になります。特に、最新のパソコンは基本的にUSB-C中心で、まだまだUSB-C対応の周辺機器が決して安いわけではない事も影響していると思います。
つまり、在宅用にもう一台ACアダプターを用意して等と対応するよりも、しっかりしたドッキングステーションを1台所有する方がコスト面でも有利になる可能性が高いという事になります。

私が使っているCalDigit TS3 Plusは、
スペースグレイのMacとも色がパーフェクトにマッチします。

ドッキングステーションの価格帯は様々

CalDigit TS3 Plusは確かに高価格ですが、もっと安い価格帯でも信頼のできるメーカーから魅力的な商品が出ています。
その代表例が、AnkerのPowerExpand 13-in-1。こちらは、ジャスト2万円の価格帯で購入できます。私も一度購入しました。非常にコスパに優れた商品でしたが、M1 Macとの相性の問題で手放してしまいましたが、とても良いドッキングステーションだったと記憶しています。同じAnkerからはさらに安い13,000円前後の価格帯で、PowerExpand 12-in-1も出ています。これらは全てほぼ全ての必要な機能がついた据え置き型のドッキングステーションです。ただ、そもそも全ての機能やマルチポートが不要であれば、同じAnkerから6,000円未満の価格で、7ポートの商品も出ています。また、同じ信頼のおけるメーカーからだと、Belkinから同じく7ポートの商品が6,000円未満の価格帯で販売されています。

スタイリッシュなブランドも

上記のように、Apple向けを中心に高品質なアクセサリーを作るAnkerやBelkinといったメーカー以外にもスタイリッシュさではAppleと同等レベルを実現しているSatachiのようなブランドも選択できます。
Satachiのドッキングステーションは、1万円弱の価格で販売されております。また、スリムという商品は7,000円台で売られていてデザイン性を考えると非常に魅力的な商品に仕上がっています。

このようにドッキングステーションは信頼性の高いブランドからデザイン性の高いブランドまで、幅広く揃っていて、いずれも魅力的な商品が展開されていて、あなたのデスクの整理に役立ちます。

静粛性を実現するM1 MacBook Air

次に静粛性について。Zoomのミーティングのとても大事な場面で、パソコンのファンがうるさく回って会議に集中できないやそもそも声が聞き取れなかったなんて状況に遭遇された事ないでしょうか?多くの方はそういった状況に遭遇されているかと思います。
M1 MacBook Airの凄さは、ファンレス構造であること。ファンがないので、大事な場面でファンが回って・・・という状況に陥るリスクがありません。これがM1チップが実現したイノベーションです。なぜ、ファンレスが実現できたのかという話は、技術的な話になってしまうので避けますが、ファンレスが実現出来るほど熱を持たない、つまり、エネルギーを使わずに演算を処理することができるのがM1チップの素晴らしさです。実は、この素晴らしさは、ファンレス構造だけでなく、脅威のバッテリー持ちを実現しています。この記事を執筆している日、私は、朝の10時からMacBook Airで仕事を初めて、現在夜中の3時。途中Zoomミーティングに入ることもあれば、子供の世話をしていた時間もありましたが、フル充電から使い始めて、累計10〜11時間ほど使用して、現在、37%の残り。脅威のバッテリーの持ちです(既に1年間毎日使用しているので、ある程度バッテリーも消耗しているはずです)。とても薄い本体のMacBook Airの限られた本体サイズに収まるバッテリーでこれだけのパフォーマンスが出せている事は毎日驚かされています。モバイルでも、家でしっかり使っても嬉しい、それがM1 MacBook Airの本質です。

ダブルワークを実現する27インチモニターの存在を忘れてはいけない

既に記事の中では書きましたが、私は目の病気があって、とても視野が狭いです。カフェで迎えあって座った人の顔が70〜80%くらい見えるくらいの視野の大きさです。そんな視野の私は、可能な限り1つの画面で仕事を完結したいと思っています。複数のディスプレイをまたがるとマウスを見失うなど色々な問題が起きるからです。そんな私の救世主になってくれたのがDellの27インチのモニター「S2721QS」。私は4Kで使用し、画面を4つに分割して使っています。画面の左側を副業、右側を本業にして、上下でメールやエクセルなど必要なウィンドウを開いています。27インチだと1/4の大きさそれぞれが13.5インチ相当の大きさになるので、普通のノートパソコンと同じ画面サイズが確保されます。
明確に作業スペースを分けても必要なウィンドウスペースが確保できるので、1つ1つの作業に集中しながら、必要に応じて、異なるタスクに取り掛かる事ができます。

Qi充電器もデスク整理には有効!

上記に加え、デスクをきれいにする上で欠かせないのがスマホのQi充電器。Qi充電とは、ワイヤレス充電器のこと。iPhoneであれば、xもしくは、8以降の機種に対応しています。iPhoneを充電器に置くだけで充電ができるので、無駄なケーブルが増えず、デスクもきれいに保てます。私の場合は、急速充電を必要とする事も多いので、ライトニングケーブルも準備していますが、基本的にはQi充電器を活用しています。
Qi充電器の個人的なおすすめは、Belkinのスタンド型の充電器。こちらであれば、通知を受け取った時に、Face IDでのロック解除もできますし、YouTubeで何かを試聴しながらの仕事にもとても便利に使えます。
Qiを使っていて不便なのは、急速充電が必要になった時ですが、最近のiPhoneには急速充電に対応したUSB-Cのライトニングケーブルが付属しているので、アダプターさえ購入すれば、何かの時の急速充電も簡単に用意する事ができます。AnkerのPowerPort IIIであれば、1,800円程度で急速充電に対応しているアダプターを購入することができます。

まとめ

USB-Cが普及した事で、色々な機器や電源までを1つのケーブルに集約できるドッキングステーションが急激に普及したと思います。
そして、ドッキングステーションは、リモートワークでの環境構築に大きく貢献をしています。
私が小さかった頃、SCSIを筆頭に本当に多くのケーブルが存在をしていました。ノートパソコンには両サイドや背面に目一杯色々なスロットが付いていて、そこにない規格のケーブルは、PCカードを使って、拡張そんな事をやっていました。それから20年強。今私が愛用しているMacBook Airには、USB-Cのポートが2つあるのみ。それでも、不自由に感じた事はほぼありません。(不自由に感じるのは、HDMIの変換アダプターを忘れて外出した時くらいでしょうか?)
不自由に感じる事が少ない大きな要因は、ドッキングステーションの存在です。確かに、パソコン本体に加えて、商品によっては3万円を超えるドッキングステーションは金額的には大きな投資です。一方で、その投資で、リモートワークの効率化が図られるのであれば。。。私は、有意義な投資だと考えます。

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