まつげの橋にかかるまつげ

久しぶりのぽかぽかとした冬の日差しがうれしくて、掃除機や夕ご飯の支度(豚汁)をしてから、ようしと外へ出る。いつもより一段階薄いコートを自分も娘もまとって。娘は庭の砂や草を触るのがうれしそうで一時間も庭にいた。
途中でメール便が届き、なにも注文した覚えはないなあと思って見てみると、使っている浄水器のアンケートハガキに希望した抽選プレゼントが当たっていた。コウケンテツさんのこどもをテーマにした本だ。嬉しい。家族に報告すると父から「得意技」とコメントがつく。
そう、わたしは昔から懸賞だのアンケートだのでプレゼント当選することが多い。じゃがいも三キロとか、レトルトカレーとか、こまごましたもの。そんなに必死に懸賞を追い求めているのではまったくなくて、単にあの、ハガキに指定された事項や意見を書いて送るのが好きなのである。空いたスペースにそのテーマに沿った絵を描いたり、当たりますようにと願掛けしながら郵便ポストにスコンと投函するのが、ただただ、楽しい。なので巻末アンケートなどが目につくと、いそいそと色鉛筆とハガキをもちだして(書き損じの年賀はがきを官製はがきに替えてあるので、常にストックがある)書き始めてしまうのだ。

話は戻って、庭で遊びつくした娘といつもよりかなり遅めのお昼ご飯になった。(昨日、ゆるりとやろうと決意した成果)
昨日の鰯の梅煮の残り、その梅干しをのせたごはん、春菊とネギの焼き納豆、きんぴらごぼう、みかん(午前中に娘が指をさしてぐちゃっとなったから早めに食べるため)。娘は鰯が好きだから、お茶の用意をする私がくるのを待てずに青光りする皮をツンツンして催促していた。

娘がお昼寝した顔を見たら、片目の、びっしり生えているながいながいまつげの真ん中に、垂直に一本のまつげが乗っかっていた。器用なこともあるものだ。
眠りだしてからすぐは多少の物音でも起きないから、急いでトイレ掃除、豚汁の仕上げとサラダの用意、半端にあったバナナでスコーンを焼く。NHKのヨーロッパの皇室が愛したチョコレートが次々出てくる番組の録画を微音量で流しながら休憩。そういえば今日はバレンタインデーか!

【追記】
バナナスコーンが思いの外おいしく仕上がった。オリーブオイルと全粒粉がよかったのかもしれない。さくっとしてオリーブオイルの香りが良い。

a 完熟バナナ 1/2本(70gくらい)
a オリーブオイル 30g
a きび砂糖 10g
b 薄力粉+全粒粉 あわせて150g
b ベーキングパウダー 3g
作り方…袋をはかりにのせてaをどんどんはかり入れて揉んでバナナをつぶし、bをいれて(ふるわない)ひとまとめにする。袋の上からめん棒でのばしては二つ折りにたたむ、またのばして二つ折りに…を数回繰り返し、2センチ厚さににしたら袋を開いて型抜きし、180度のオーブンで20分。今回は薄力粉が110だった。いいバランス。


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山田桃栗

バターとナイフ

日々の他愛ない甘い暮らしのことを
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