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2023メキシコ旅行5

5日目。たまたまメキシコに同じタイミングで来ていた友人、池尻tacosshopのシェフさんらと待ち合わせして憧れのバルバッコアの名店に。
数年前にNETFLIXの『タコスの全て』でこの料理を観て、憧れが過ぎて秩父の山奥でタコスショップ界隈の人たちが竈門の穴を掘るところから再現した会にも行ったのでその答え合わせとなる。ちなみに『タコスの全て』でも紹介されていたお店。

メンバーご実家の庭で一晩かけて作った竈門によるチチブッコア

バルバッコアとは、マゲイの葉で巻いた羊や豚の肉塊を、土を掘って竈門をつくり数時間蒸し焼きにする。その際に滴り落ちる肉汁は竈門の下の甕に集められスープになる。
今回は6人もいたので、羊肉500gと内臓肉500gでオーダー。マゲイの葉の香りに包まれ、ほろほろになったお肉はとてつもなく美味い!特に内臓肉の濃厚な旨みが痺れた。そして、秩父の会はかなりの再現度だと分かった。
スープも滋味深い。同じマゲイの葉で作られた濁り酒プルケもとろんと滑りのある舌触り、独特だけど意外と飲みやすい。折角なので羊のチョリソーもオーダー。油分が多いのかクリスピーに揚がっていてこれも美味しい。お腹ぱんぱん。人数多く無いと頼めないメニューを旅先で食べれて良かった。

手前が羊肉、奥がその内臓肉を叩いてまぜたもの
濃厚肉汁スープ
とろとろぬるぬるでマッコリみたいな乳酸味のあるプルケ
油分が多いのか勝手に揚がってるクリスピーな腸詰

解散してローマ地区の週末アンティークマーケットに。コレクター的な骨董品というより、なんでこんなものが?みたいなガラクタが山のようにある。いらないけど欲しいものが幾つもあって葛藤した。

ガラクタレベル高い好き
オールドカメラもたくさん売ってた

昨日のアートブックフェアで出店していて目をつけておいたリソグラフのスタジオに足をのばしてみる。若いアーティストが運営しているらしくセンスいい。ZINEをここでも購入。数年前に美術作家の大河原健太郎氏のBEAMSでの個展のときに、エディション付きでコラボした作品集も売っていた。

若手作家のZINEやアートブック、リソのポスターなど売っていた
クリエイティブの脱力具合かわいい

連日の伝統的なタコス食べ歩きで、そろそろメキシコ味じゃないもの食べないと無理な気持ち。
お世話になっているメキシコ在住の友達が経営しているアジア料理のお店が夜からかき揚げうどんを出すイベントをやるというので渡りに船と食べに行くことに。アラメダ公園を臨む一等地の古いビルがホテルに改装され、ロビー部分が尖ったブティックやバーなどかなりユースカルチャーに寄せたスポットの中にその店はあった。出汁味うまい…。

セルベサもアサヒ
かき揚げも分厚い

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