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極私的Maison book girl ライブ選 --my best--③

 第3回は月見ル君想フでのライブ、リリイベ、その他の特別編からです。

After Partyより

*月見ル(定期含む)部門
 僕が定期公演に行き始めた頃、ここが拠点でした。なので思い入れもひとしおなんですが、月見ルでのライブで印象深いのは実は定期でなくフリーライブだったようです。それが2017年12月5日(火)のekoms presents free event「strange days(day.2)」ですね。9月の名古屋のライブで詳しく何があったかは知りませんが、こしょさんがmy cut封印宣言をツイッターでしたこともあって、それからかかることがなかったようなんですが、この日、my cutがかかったんですよね。それでフロア(の一部)も動揺/歓喜しながらイントロで2.5連mixを打ちはじめたんですが、Aメロに入っても誰も歌わないんですよ。4人が棒立ちで下を向いてたと思うんですが、そのまま曲が終わるまでたたずんでいました。どういう意図があったのか、僕ははじめから歌わない予定だったと思っていたんですが、ある人によるとそうではなく急遽歌わないことにしたみたいだそうで。そのあたり、直接聞いたわけではないですが、あの時の歓喜と不気味さは今も良く覚えています。

(その日のツイート。初グルショ。)

 次点は2017年9月25日(月)の夜明けの月と煙Vol.14@月見ル君想フでのこしょさんのプレ生誕(?)みたいになったライブですかね。生誕イベント自体は翌週だったか阿佐ヶ谷LOFT Aであったんですけど、ライブではこの日ということでkarmaの時にサイリウム焚いて、軽くモッシュが起こるという、ブクガで僕が経験した最初で最後のモッシュでしたw。16年くらいまではモッシュやリフトがある現場だったのが、僕が行き始めた頃(17年3月)にはほとんどなくて、mixも定期とかだと聞かれない感じだったんですけど、この日はどちらもあって楽しかったですねw。

*リリイベ部門
 リリイベは楽しいですよね。新曲は聴けるし無料()だし、気軽にいけますし。その中で通常のリリイベとちょっと毛色は違うのですが、選んだのは2019年8月2日(金)のSolitude BOX 2nd@WALL & WALLでのリリイベ、アウトストアイベントです。ライブハウスなのでVJなどの演出もでき、また楽曲の中では新シングルのカップリング曲であるシルエットの出来栄えが素晴らしかったんですよね。W&Wの内装は白基調なんですが、その中でシルエットが浮かび上がるような照明で本当に素敵でした。

*特別編
 特別編は文字通り特別なライブを選んでみました。これはベストというよりオンリーっていう感じでしょうかね。一つ目はSolitude HOTEL 5F翌日のAfter Party(2018年 6月 24日 (日))@月見ル君想フです。これは5Fが終了した直後に突然明日のチケット限定100枚で売りますっていうアナウンスが流れて、はじめはまあ100枚だと買えないよなあとおもって会場でたら目の前でチケット売る列が作られようとしてたのでいそいそと並んだら無事ゲットできたというw。リクエストでやってくれる曲を決めたり、アコースティックでやってくれたりと楽しいイベントでした。今、その時の楽しそうなメンバーやフロアの写真を見ると少し胸がいたくなりますね。

(その日のツイート。楽しそうですよね。)

 二つ目はMaison book girl - UK May Tourです。このツアーは5日間で4ステージをしたわけですが、僕は最後の2日間のライブとリリイベにいきました。ライブは2018年 5月19日 (土)の Boston Music Room @London 、リリイベは翌20日のBANQUET RECORDS INSTORE @London です。ロンドンは5年ぶりくらいにいったんですかね、久し振りだったのですが気候がいい時期にいけて良かったです。特に知り合いがいなかったので一人で行って一人で帰る感じでしたが、外国でのブクガに対する反応を見ることができて良い勉強になりました。

(その日のツイート。ライブハウスの外観。)

 5月1日の新宿LOFTの対バンの後、特典会でこしょさんに「ロンドン行くよ」って言ったらものすごくびっくりしてくれて、マネージャーさんに僕を指さしながら「ロンドン行くんだって!」って言うんですよw。僕は「だって時間が取れたら行くって言ったじゃん」っていったら、「行くって人誰もいないんだよ、はじめてだよ」って会話になって。喜んでくれたみたいでうれしかったですね。

 ということでmy bestを振り返ってきましたが、どれ一つとっても思い出深いですね。ここでは書きませんでしたが、配信ライブの出来も素晴らしくてここのベストに引けを取ることはありませんし、他のライブも素晴らしかったです。楽曲、ライブパフォーマンス、演者、全てに魅力があふれていたMaison book girlが、多分道半ばで活動終了せざるを得ない世界は間違っているわけですが、楽曲や映像は色あせぬまま残されます。それだけが今の所救いではないでしょうか。
 


 


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