見出し画像

4-2 前置詞は構(文)と体(名詞)をむすんで表現を立体化する(立解)

立解(前置詞)の前の部分をまるごとひとつの体(名詞)とみて、これをN1 (Nは noun - 名詞 -の頭文字)と呼び、立解の後ろの体をN2 と呼ぶと、

<N1 ー 立解 ー N2>

と書ける。

立解は、N1とN2の関係を概念づけ、構(文)を多彩に立体化する。

立解は、現実世界の物の物理的な関係を基盤にして、英語話者たちが共同で作り上げた概念である。現実ではなく概念だから、物理的な関係も心理的な関係も表すことができる。

out of,  in front of のような複合型の立解(前置詞句)までいれると、立解の数は数百にのぼるが、N1とN2が互いに影響しあいながらも自立する on, in, at が、もっとも基本になる立解である。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?